8.自由が丘の秋と武蔵小杉の撤収-旅の終わり
帰りは武蔵小杉から横須賀線に乗り込む予定のため、
大井町から大井町線で自由が丘まで行く。
ここで東横線に乗り換えるのだが、折角なので下車して見る。

自由が丘は何回か来たことがあるが、
テレビで特集されていた自由が丘デパートを歩いてみた。
そのあと街中を彷徨する。

自由が丘の街中は他とは違うステータス感が漂う。
もしかしたら田舎者の単なる偏見なのかもしれないけれど・・・。
駅前の木々も紅葉していた。

ここから東横線に乗り換え、武蔵小杉まで行く。
東急電鉄武蔵小杉駅は島式2面4線の、
高架ホームを有する東横線の駅である。
また田園調布から日吉まで目黒線も乗り入れている。
方面別のホームになっており、
1番線は東横線下り横浜方面、2番線は目黒線下り日吉方面、
3番線は目黒線目黒方面、4番線は東横線渋谷方面が使用する。
またJR南武線武蔵小杉駅も隣接するが、
改札は別となっており、ホームも連番とはなっていない。
横須賀線上にも2010年3月13日にホームが設置されたが、
南武線との間には綱島街道と東海道新幹線が走っており、
これらをアンダーパスして連絡している。
東京横浜電鉄(現・東急東横線)が1926年2月14日に、
丸子多摩川(現・多摩川)から神奈川(現・廃止)までの区間を敷設したが、
この時には武蔵小杉付近に駅は設置されなかった。
翌年、南武鉄道(現・JR南武線)が川崎から登戸まで敷設されたが、
開業時の1927年3月9日には駅は設置されず、
同年11月1日になって武蔵小杉停留場が設置された。
しかし現在の武蔵小杉駅付近に出来たのはグランド前停留場で、
戦時中の1944年4月1日に南武鉄道が国有化され、
南武線となった時に武蔵小杉停留場が廃止、
グランド前停留場が武蔵小杉駅に昇格した。
東京急行電鉄は1945年6月16日に、
南武線と東急東横線との交差部に東急の臨時駅を設置した。
戦後の1947年1月1日から東急東横線の武蔵小杉が、
一般旅客駅に格上げとなった。
2000年8月6日に東急目黒線が開業、
複々線化され東急のホームが1面2線から2面4線になった。
改札を出て辺りを彷徨する。

ここで夕食を喰うことにしていたが、場所は決めておらず、
駅前をぐるっと散策して偶然見つけた「ラーメン町田商店」に入り、
味玉ラーメン820円を喰った。
家系ではないものの、横浜ラーメンの系統だった。
これで東急ワンデーパスの旅は終わりで、
JR南武線の改札をSuicaで入場し、
ホームを突っ切って通路を移動、
横須賀線のホームに上がり、
ちょうど入線してきた総武快速線直通の千葉行きに乗り込み帰宅する。
今回の旅で目標としていた車両のうち、
東京メトロ
日比谷線13000系
半蔵門線08系
東急電鉄
田園都市線2020系
池上線・東急多摩川線1000系1500番台
この4本を取材することが出来た。
今回未取材だったのは東京メトロ南北線9000系5次車だけで、
これは次の東京フリーきっぷの旅で狙うことにしよう。