合同同窓会を賑やかにするために、幹事諸君がボランティア楽団を呼んでくれていた。
アーチストっていうのかな、楽器を持つ人たちはわれわれと同じじじばばばっかり。
残念乍ら華はなく、枯れ木も山の賑わいですな。
キーボード・ウクレレ・フルート・篠笛・ドラム・ピアノ・ベース・ボーカル各1、ギター2で計9人。
しかし聞こえたのはドラムとキーボードだけ。
特にドラム氏が頑張っちゃって喧しいのなんの。
同窓生同士の会話なんか全くできない騒々しさになりました。
幹事が手作りした歌詞ノートを手に、合唱が始まった。
だけど「同期の桜」とか「青い山脈」など。
森生の家の近くに住んでた八洲秀章さんの「あざみの歌」もあった。
少し新しくても「川の流れのように」。どれもうら寂しいメロディだね。
ま、みんな善意のカタマリでやってることだ。
ここで文句を言うのもヤボなんで、森生も小声で唱和しましたよ。
だが、会場近くを流れる粕尾川の河口にある江の島沖の悲劇「真白き富士の嶺」に少し似ている「琵琶湖周航の歌」は大声で歌った。
2時間半も歌いに歌った締め括りの歌は「今日の日はさようなら」だった。
これ、今まで気が付かなかったけれど、なかなかの名曲だねぇ。
同窓会のお開きにじじばばが歌うにはぴったり。
まさに今日の日しかないことを考え、胸にこみ上げてくるものがありました。
明日の夢も、空を飛ぶことも、なぁんにもないのが現実。
だけどせめていつまでも友達でいたい。
さぁ、ご同輩もご一緒に。
汚れちまったこころを、歌の力で洗いましょ。
今日の日は さようなら
.......作詞・作曲 金子 昭一
いつまでも絶えることなく・友達でいよう・明日の日を夢見て・希望の道を
空を飛ぶ鳥のように・自由に生きる・今日の日はさようなら・またあう日まで
信じあうよろこびを・大切にしよう・今日の日はさようなら・またあう日まで
またあう日まで
実はこの歌でお終いではなかった。
同窓生である会場のオーナーくんのご厚意で、5時までカラオケ大会になるのだった。
11時に始まり6時間だぜ。森生はすっかり草臥れた。
千葉県に帰るマーちゃんと一緒に、湘南ライナーに飛び乗りました。
151120
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