昨日、なりゆき任せの家人と元小さい人でドライブに出かけた。
家人の気まぐれで、涸沼の北側の道を行くことになり、どこか湖岸に出られる公園を探した。
ちょうどよく、親沢公園というところが見つかって、車を止めて湖畔へと歩いていく。
そこは、涸沼に少し突き出した地形となっていて、芝生の手入れも行き届き、有料キャンプ場でもあった。
晴れていたなら、とても気持ちのよさそうなところだ。
写真を撮っておきたいと思っても、あいにくとカメラの持ち合わせがない。
残念だが、また来ればいいとあきらめて、帰ろうと駐車場に向かいだしてふと周りを見たときだ、大きな木の枝の上に、ポコンポコンと卵形の白っぽいものが垂直方向にのっている。
気になり近づいてみると、松ぼっくりのようなものだった。
その姿がとてもかわいらしくて、自分ひとり大騒ぎしては喜んでる。
この松ぼっくりが成長したら、さぞかし見事で楽しいだろうと、それだけでもこの場所を再訪したくなった。
このときは、木の種類がはっきりわからなかったけれど、調べるとヒマラヤスギと判明して、その松ぼっくりのかさが開くとシダーローズというのだそうだ。
そういえば、木の下には、花弁のような茶色いものがたくさん散らばっていた。
見た目がバラのようでかわいらしいところから、クラフトの素材にもなっているらしい。
ああ、秋が楽しみだ。