rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

実の生るものは楽しいかな

2020-09-22 21:45:54 | ベリー類の栽培
家人と実の生る苗木を買ってきた。
西洋梨を2本、無花果を2本、ブルーベリーを6本、アーモンドを1本、そしてポポーを1本。
ほかに、ミカンやサクランボ、枇杷も欲しかったけれど、一度に注意を払いきれないかもしれないと、来年の楽しみに取っておく。
幸い、植える場所には事欠かないから。
そうね、どれにしても2~3年後に楽しめればいいかと、気長に育てるつもり。

さて、ポポーとは何ぞや?
北アメリカ原産で、明治あたりに日本に輸入され栽培されたらしいけれど、いつの間にか忘れられちゃった気の毒なやつ。
チョコレート色の花を5~6月ごろに咲かせ、10月あたりに実が生るという。
「アケビガキ」という名のとおり、アケビに似たぬるんとしたフォルムで、真ん中に大きな種が数個あり、味はマンゴーとバナナとパイナップルを均等に混ぜたようなものらしい。
調べると、どうやら2品種以上を混植して、2年ほど生育は緩慢、しかし3年目からはぐんぐん伸び始め、10mあたりまで高くなるともあり、先が楽しみな果樹のようだ。

生きるためのちょっとした楽しみに、果樹栽培はなかなかいい。
野菜類とは明らかに違う、余裕の産物のせいなのだろうか。
収穫に手間がかかるけれど、それすら楽しみながら、口に運びながらだが、細かくいろんなことを感じながら行う時間は、心を豊かにしてくれると感じている。