rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

気温34度に阻まれる 筑波山

2020-09-04 22:56:19 | 山歩き




せっかくの4連休だもの予想気温が高くても行かねばと、筑波山へ向かった。
でも、出足からはっきり煮え切らないところで、今日の成り行きを暗示していたのだ。
そもそも、山へ登るならば、早い時間から行動するのが大切のはずが、目が覚めたのは朝の9時。
確かに、このところ暑さの疲れと心の疲れがかなり蓄積されていた。
けれども、山に登ることで心身のリフレッシュ効果にすがりたかった。
かたや家人はまったく気が進まなく、仕方なしに付き合ってドライブで、私の気持ちを収めようと考えたのだろう。
筑波山の麓の11時半近くの気温は、電光掲示板に34度とあった。
筑波神社付近には、これから山を登ろうかというような装備の人たちがぱらぱらと見られたが、自分たちはつつじヶ丘まで車で行く。
途中の道では、自転車で上る人の姿も見られたけれど、その強さにただただ感心するばかり。
さて、つつじヶ丘は、さすがに標高500mを超えるとちょっと涼しく感じるけれど、それは34度と比べてで、強い日差しを浴びながら30度の中を活動できるのかとなると、家人の判断が正しいのはよく理解できる。
筋肉オタクの元中くらいの人にも、この条件で山を登ろうなんて無謀だと、あとで諭されたけれども、自分の気持ちはやるせない不満でどうにも収まらず、この写真を撮っていたときには、実に情けない状態だった。
山は逃げない、いつだってでんと構えて迎え入れてくれる。
もう少し、気温が下がって活動しやすくなったら、また行けばいい。
自分の足で登って無事に降りてくるのが、山へ対しての礼儀であって、そうでなければ心身のデトックスなんて望めないのである。
そう遠くない日に、再チャレンジだ。