寅にマスク
丑にマスク
10月なのに、真夏の暑さ。
虚空蔵尊には、早めの七五三参りの人がちらほら。
隣接する村松大神宮から、海岸へ行く道が伸びている。
そこは、東海村原子力研究所施設の狭間にある道でもある。
たっぷりの白っぽい砂の道を挟むように、松が立ち並ぶ。
はるか向こうには青い空が広がって、どこに居るのか分からなくなる錯覚をするのだ。
砂地は進む足を捕らえて、前進を阻む。
ちょっと非現実的な感覚を味わえて、なぜか心沸き立っていた。
まさにトリップという言葉を網羅していたのではないだろうか。
海岸への入り口
砂地
無国籍な風景
どことなくアメリカ