rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

2022年11月18日 しし座流星群

2022-11-19 23:11:19 | 空・雲・星・太陽たち
2022年11月18日の昨夜、23時30分から24時までしし座流星群の観測をした。
夕方に雲が空を覆い、流れ星を見られるか危ぶまれたけれど、21時過ぎたころには雲がすっかり消えていた。
放射点が視界に入る23時30分、ダウンのコートを着込んで外へ出た。
風もなく穏やかに、満天の星を頂いた夜空が広がっている。
できることなら家から少し離れた視界の開けるところに移動したいところだが、近年増え続けているイノシシが出没した痕跡があるので、家のそばで星を眺める。
虫の音もまったくなく、遠くで鳴り響くバイクの唸る音と、時々なにやら獣が移動するときにこすれる草木の音だけ。
後は、航空機が点滅しながら空を渡るときの音も聞こえた。
空を見上げ始めて15分位した時に、南の空に東から西に流れる星が一つあった。
それから10分ほどして、北東の高い位置から南にかけて長い軌跡を描きながらまた一つ星が流れた。
極大期を過ぎてのこの収穫は、かなり良いといえるだろう。
満足して、今年のしし座流星群を見納めすることができた。
次は、12月14日が極大期のふたご座流星群を楽しみに待とうか。

紅葉ブルーベリー

2022-11-12 21:58:23 | ベリー類の栽培




ブルーベリーの木が、見事に紅葉した。
ジャングル化していたブルーベリーの畑を、家人が一年かけて手入れ管理した成果がここにある。
これから、痛んだり古くなった枝を剪定して、来年に向けての作業が始まる。
私も及ばずながら、草刈機ではどうにもならない木の根元の雑草をとった。
そうしながらブルーベリーの木に話しかけ、今年の頑張りをねぎらい、健康に育って欲しいと願いをかけた。

ドングリ・クヌギの実・イノシシ

2022-11-09 22:35:49 | 創作活動


今月の課題、11月を感じさせるもの。
それが、ドングリ、クヌギの実、イノシシのどこに?
「ベリー候のいとも華麗なる時祷書」の11月に、農民がイノシシにたっぷりのドングリを食べさせる場面が描かれてあることから引いてきた。
冬になる前に栄養豊富なドングリをイノシシにたくさん食べさせ太らせて・・・、無事に冬を越すために、人も必至だったのだろう。
こと動物は、他の生命の上に自分の命が成り立っている。
だから、なるべく必要分だけの命を頂くよう注意を払い、自分の糧となってくれた命に敬意を払う気持ちをなくしてはならないと思うのだ。

2022年11月8日 皆既月蝕と天王星蝕

2022-11-08 23:00:32 | 空・雲・星・太陽たち
今日は、442年ぶりの皆既月蝕と天王星蝕が、ほぼ同時に起こった稀な日だった。
天王星を肉眼で確認できなかったけれど、ネットには見事に天王星が月に隠れる瞬間を捉えた画像が上がっていた。
自分でもスマホで月蝕を撮る試みはしたけれど、手持ちで写せるほど甘くはない。
だから、ここに画像は載せられなかった。
月蝕のタイムスケジュールは、18:09から欠け始め、19:16より皆既月蝕の始まり、19:59皆既月蝕が最大に、20:42皆既月蝕の終わり、21:49終了だ。
夕食を早々に済ませて、18:50ごろに防寒をして外へ出る。
月は徐々にその光を細めて、ついには明るめの赤銅色となり、次第にその色を暗くしていく。
月の光が失われるに従い、周りの星たちは、その存在感を増してきた。
19:40くらいだったか、木星の南東あたりを流れ星が1つあった。
風も雲もなく、観察には絶好のコンディションで、結局1時間以上も星空を眺めた。
さすがに終わりまで見ている体力と時間に余裕はないので、20:20に切り上げることにした。
次に日本で皆既月蝕が起こるのは、3年後の2025年9月8日らしい。
季節的に天候が危ぶまれるので、赤褐色の月にお目見えできるかは、運がよければということになるだろうか。

コキアにコスモス・・・その2

2022-11-06 22:32:54 | ドライブ&写真






パンパグラスが、青空に浮かぶ雲に命いっぱい手を伸ばしている。
あたかも、雲になりたいかのように。
人の手が入っている自然は、適度に統制され荒々しさがなく、人に安心感を与える。
本当に成熟した文明とは、自然とバランスをとりながらその恵みを受けつつ、人が生を謳歌できることではないだろうか。
その一つとして、手なずけられた自然である公園というのは、生活環境に必要なものだと思う。
どの市町村にも必ず一定面積以上の広さを持った公園があったとしたら、それはもう理想郷といえなくもない。