魔夜峰央作品と言えば、ワタクシ的には「パタリロ(1巻~3巻あたり)」とその時代に発表されていた一連の怪談物とか好きでした。
それらはどれも"隠微なくらい緻密精密に描かれていた時代"の作品群。当時の魔夜峰央は、今では信じられないくらいの"精密絵師"だったんです。
その後年月は流れ、パタリロは等身割合も変化し、100巻にもなり、なんとミュージカルにまでなっちゃった! ということを知りびっくりしたのがつい1年ほど前でしょうか。 「魔夜峰央作品→実写」というイメージが全然入ってこないワタクシでした。
が、「ボヘミアン・ラプソディ」でこの作品の予告を観て、直感的に「これ、面白いかも」と思っちゃったわけです(^_^;)
同じようなキモチになっちゃったヒト、いたんじゃないでしょうか。(失礼ながら)興行成績が良いのは、正直この影響もあると思います。クイーン好きの層にみごとにはまった「予告編」の大成功例だと個人的には感じてます。
で、観てきましたわよ。「翔んで埼玉」 いや~、面白かった!
二階堂ふみさん「西郷どん」に出てましたよね。ぶっ飛びました。なにをどうしても"信じられないくらいの可愛さ"で。GACKT氏はもとより"まんま"麻実麗だし。その他の出演者もみごとなハマり方で、ビジュアル的には申し分なし。。
作品的には「首都圏限定」の面白さかもしれないけれど、脚本もしっかりしていて、とにかく最後の最後、エンドロールが終わるまで笑えます。
会場が爆笑する映画なんて初めての体験でした。
泣ける作品もいいけれど、みんなが笑える作品ていいなぁ~、と思えた「翔んで埼玉」でござました(^^)/
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