とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

事務長の独り言・・・

2008年11月26日 | Weblog
とある医療雑誌にこのような内容が書いてありました。

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開業医の先輩から「夫が開業したら、妻は悪役になれ」という言葉をよく聞いたものでした。
それはやはり正しいな、と思っています。
良いことは夫(院長)の御蔭で、悪いことは妻(事務長)のせいに。
影の黒幕になる、とでも言いましょうか。

事務長の守備範囲は多岐にわたります。
日常の窓口業務から始まり、事務作業、業者や薬局とのやりとり、合間を見つけての経理、人事採用&職員教育など、医院におけるあらゆることを行います。
行わないのは、医療行為だけといっても過言ではないでしょう。ーーー

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という文章がありました。
まさにそうだ!!と実感です。
それに加え、物品や薬品の発注・確認、業者や卸しさんや検査会社など取引先(月によってバラつきがありますが35~50件ほど)への入金作業、その日いらして下さった全患者さんのカルテ内容確認=検査内容にあった病名管理やコスト確認、明日御予約頂いている患者さんのカルテ内容記載と確認、毎月のレセプト出し・レセプト綴じ・レセプト内容確認、毎月のスタッフの給与計算と給与入金、ただ今は目黒区がん検診中ですので子宮がん検診の管理など、、、あれこれと、、、。
時には、医療行為だけしか行っていない夫の方がずっと楽だわよ!と思うときすらあります。

顧問税理士の先生にも「あなたが嫌われ者になってこそ!貴クリニックの発展につながるんだから、とことん嫌われ者になれ。」と言われたこともあります。
ちなみに、嫌われ者になれ=意地悪な人間になれ、、、ということではありません。
院長やスタッフが「NO!」と言えないことでも、無理なものは無理・ダメなものはダメという「NO!」を伝えないと秩序が保てなくなるということです。
また、スタッフに対して、常に目をひからせている人間がいないといけないということです。
仕方ありません、、、。
「何でもいいよ、いいよ、、、」でやっていては、いつかどこかで大雪崩になります。
雪崩がおきないように、適度に杭をうっていかなくてはなりません。

それをご理解下さる患者さんもいらっしゃれば、なかなかうまく伝わらない患者さんもいらっしゃいます。
それを理解してくれるスタッフもいれば、理解出来ないスタッフもいました(←これはほぼ過去形)。

組織を運営していくということはなかなか大変です。
出来ることならば、皆様にご理解頂けるように、より良い運営をしていけるように頑張りたいと考えております。

「事務長って何してるんですか?」とメールでのご質問があったりもしましたので、追々書いてみたいと存じます。

目黒区の子宮がん検診で、残りの金曜日・土曜日は混みますが、12月からは診察にも余裕が出てくることと存じます。
宜しくお願い申し上げます。
ーby事務長ー
コメント
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