ずいぶん前の事ですが(おそらく7月中旬辺り)、
朝日新聞の「オトナになった女子たちへ」というコーナーに、
太田光代さんの文章が掲載されておりました。
太田光代さんといえば、
皆様ご存じの、爆笑問題の太田光さんの奥様であり、
芸能事務所「株式会社タイタン」の代表取締役社長さんです。
48歳の今現在でも、ARTに臨まれておられる事を公表されておられます。
まず、30代半ばで、最初の不妊治療を経験されておられます。
途中ブランクがあって、今現在、再開されたという事です。
不妊治療の末に、子宝を手にされるというのは理想ですが、
不妊治療をしたけれど、子宝を諦めていかれるカップルもいらっしゃいます。
もう少し早い年齢で始めていたら何とかなったのに・・・というカップルが多いです。
そのような方々にとって、
太田光代さんのポジティブで前向きで、明るく強い生き方は指標になると思われます。
「オトナになった女子たちへ」太田光代さんの文章の抜粋を掲載させて頂きます。
下記です。
子供の頃は、一人っ子であることが良いと思えた時期もあったが、
結婚した相手も一人っ子だったから、何やら不安を感じていた。
そして最近、ついに不安の正体が解明されてきた。
私には子供がいない。
もちろん夫にもいない。はずだ。
~略~
順番を考えたら、いずれ身内が夫婦2人だけになる日がくるのだ。
どちらかが中途半端に先に逝くと、残された方は、
浦島太郎の状態になってしまう。
三十代の前半と、四十代になってから不妊治療の経験をしているが、
残念ながら子宝には恵まれていない。
夫は子供がいなくてもいいと言ってくれたし、
私もそれは仕方がないことだと思っていた。
だが、今になってみると先行きが不安になってきた。
最近は60歳を過ぎての年の差婚が目立つが、
あれはほとんど男性側の話だ。
70歳を目前にした私が年下男性と結婚とはいかないだろう。
たぶん年上もない。
私が先に逝った場合、
羽を伸ばした夫に、そんな素敵な出会いがあるかと思うと、
どうにもムカつくから、絶対に先に死ぬわけにはいかない。
意地でも夫を看取ってからと思っている。
夫からの感謝の気持ちも聞いてみたい。
そんな予定が現実になった場合、私が浦島太郎になる。
身内がいない独りぼっちの老後とは、どんなものなのか。
毎日せっせと夫のお墓へ通うのだろうか。
掃除をしてお花を手向け、お昼ごはんのお弁当を少しお供えし、
あたかも一緒に食事をしているかのように楽しんで、半日が終わるとして・・・・。
そのあとはどうしたらいいのか。
年を取ると色々なことがおっくうになるという。
あっちもこっちも痛いところだらけになるという。
考えているだけでブルーな気分になってくるから、
夫を看取ったらすぐに、迎えに来て欲しい願望を、
今から夫に伝えておくことにする。
以上です。
これは、子供がいるいないの話ではなく、
今の時代、子供がいても、子供には頼りきれない時代かもしれません。
ですので、
年を取ったら孤独に強くなり、自立心を忘れずに生きる事を目標とし、
強く前向きに明るく頑張るしかありません、自分のお迎えが来るまで。
不妊治療の末に子宝を諦めた方々のご意見ご感想も、様々な雑誌に載っています。
そのような方から励ましを頂く事も多々ありますから、
どのような状況になっても、
太田光代さんのように、前を向いて明るく生き抜いていく力強いパワーが大切ですね。
ーby事務長ー
朝日新聞の「オトナになった女子たちへ」というコーナーに、
太田光代さんの文章が掲載されておりました。
太田光代さんといえば、
皆様ご存じの、爆笑問題の太田光さんの奥様であり、
芸能事務所「株式会社タイタン」の代表取締役社長さんです。
48歳の今現在でも、ARTに臨まれておられる事を公表されておられます。
まず、30代半ばで、最初の不妊治療を経験されておられます。
途中ブランクがあって、今現在、再開されたという事です。
不妊治療の末に、子宝を手にされるというのは理想ですが、
不妊治療をしたけれど、子宝を諦めていかれるカップルもいらっしゃいます。
もう少し早い年齢で始めていたら何とかなったのに・・・というカップルが多いです。
そのような方々にとって、
太田光代さんのポジティブで前向きで、明るく強い生き方は指標になると思われます。
「オトナになった女子たちへ」太田光代さんの文章の抜粋を掲載させて頂きます。
下記です。
子供の頃は、一人っ子であることが良いと思えた時期もあったが、
結婚した相手も一人っ子だったから、何やら不安を感じていた。
そして最近、ついに不安の正体が解明されてきた。
私には子供がいない。
もちろん夫にもいない。はずだ。
~略~
順番を考えたら、いずれ身内が夫婦2人だけになる日がくるのだ。
どちらかが中途半端に先に逝くと、残された方は、
浦島太郎の状態になってしまう。
三十代の前半と、四十代になってから不妊治療の経験をしているが、
残念ながら子宝には恵まれていない。
夫は子供がいなくてもいいと言ってくれたし、
私もそれは仕方がないことだと思っていた。
だが、今になってみると先行きが不安になってきた。
最近は60歳を過ぎての年の差婚が目立つが、
あれはほとんど男性側の話だ。
70歳を目前にした私が年下男性と結婚とはいかないだろう。
たぶん年上もない。
私が先に逝った場合、
羽を伸ばした夫に、そんな素敵な出会いがあるかと思うと、
どうにもムカつくから、絶対に先に死ぬわけにはいかない。
意地でも夫を看取ってからと思っている。
夫からの感謝の気持ちも聞いてみたい。
そんな予定が現実になった場合、私が浦島太郎になる。
身内がいない独りぼっちの老後とは、どんなものなのか。
毎日せっせと夫のお墓へ通うのだろうか。
掃除をしてお花を手向け、お昼ごはんのお弁当を少しお供えし、
あたかも一緒に食事をしているかのように楽しんで、半日が終わるとして・・・・。
そのあとはどうしたらいいのか。
年を取ると色々なことがおっくうになるという。
あっちもこっちも痛いところだらけになるという。
考えているだけでブルーな気分になってくるから、
夫を看取ったらすぐに、迎えに来て欲しい願望を、
今から夫に伝えておくことにする。
以上です。
これは、子供がいるいないの話ではなく、
今の時代、子供がいても、子供には頼りきれない時代かもしれません。
ですので、
年を取ったら孤独に強くなり、自立心を忘れずに生きる事を目標とし、
強く前向きに明るく頑張るしかありません、自分のお迎えが来るまで。
不妊治療の末に子宝を諦めた方々のご意見ご感想も、様々な雑誌に載っています。
そのような方から励ましを頂く事も多々ありますから、
どのような状況になっても、
太田光代さんのように、前を向いて明るく生き抜いていく力強いパワーが大切ですね。
ーby事務長ー