とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

北の湖理事長のご冥福をお祈り申し上げます。

2015年11月21日 | Weblog


大相撲の元横綱で日本相撲協会理事長の北の湖親方が、
20日午後6時55分に直腸がんによる多臓器不全の為、
福岡市の病院でお亡くなりになられました。
享年62歳。
まだまだお若いです。

お亡くなりになる前日の19日も、
いつも通り観戦されていたそうです。

当時の最年少記録を次々と塗り替え、
21歳2カ月での横綱昇進の最年少記録は、
未だ破られておりません。
当時のライバルは、横綱の輪島で、
輪島との熱戦時代は「輪湖(りんこ)時代」と言われていました。

17日の大相撲九州場所で、
横綱・白鵬が、関脇・栃煌山相手に「猫だましを」しました。
しかも、2回も「猫だまし」をしました。
館内は歓声も起きず、シーンとした微妙な空気が流れました。

その際に、
「横綱としてやるべきじゃない。
 稽古場でやるにはいいが、前代未聞じゃないの」
と、辛辣なご意見を仰ったのが、北の湖理事長でした。

それを聞いた私は、スカッとしました。

勝つ為には何をしても良いという事ではなく、
横綱なら横綱らしい誇りある技で勝負しなさい!という思いで、
発言されたのだと思います。

史上最多の35勝の優勝を誇る横綱がする技ではありませんね。

「輪湖時代」の頃の相撲が戻ってくる事を願ってやまない、
いち相撲ファンの事務長でございます。

北の湖理事長のご冥福を心からお祈り申し上げます。


ー参照ー 

「猫だまし」とは、相撲で立ち合いの奇襲戦法の1つ。
立ったと同時に、相手の目の前に両手を突き出し、
手のひらをパンッと叩く事。
相手の目をつぶらせ、ひるませることが狙い。
格上の相手や、体格で自分より大きい相手などに対してとることが多い。



ーby事務長ー


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