大相撲の元横綱で日本相撲協会理事長の北の湖親方が、
20日午後6時55分に直腸がんによる多臓器不全の為、
福岡市の病院でお亡くなりになられました。
享年62歳。
まだまだお若いです。
お亡くなりになる前日の19日も、
いつも通り観戦されていたそうです。
当時の最年少記録を次々と塗り替え、
21歳2カ月での横綱昇進の最年少記録は、
未だ破られておりません。
当時のライバルは、横綱の輪島で、
輪島との熱戦時代は「輪湖(りんこ)時代」と言われていました。
17日の大相撲九州場所で、
横綱・白鵬が、関脇・栃煌山相手に「猫だましを」しました。
しかも、2回も「猫だまし」をしました。
館内は歓声も起きず、シーンとした微妙な空気が流れました。
その際に、
「横綱としてやるべきじゃない。
稽古場でやるにはいいが、前代未聞じゃないの」
と、辛辣なご意見を仰ったのが、北の湖理事長でした。
それを聞いた私は、スカッとしました。
勝つ為には何をしても良いという事ではなく、
横綱なら横綱らしい誇りある技で勝負しなさい!という思いで、
発言されたのだと思います。
史上最多の35勝の優勝を誇る横綱がする技ではありませんね。
「輪湖時代」の頃の相撲が戻ってくる事を願ってやまない、
いち相撲ファンの事務長でございます。
北の湖理事長のご冥福を心からお祈り申し上げます。
ー参照ー
「猫だまし」とは、相撲で立ち合いの奇襲戦法の1つ。
立ったと同時に、相手の目の前に両手を突き出し、
手のひらをパンッと叩く事。
相手の目をつぶらせ、ひるませることが狙い。
格上の相手や、体格で自分より大きい相手などに対してとることが多い。
ーby事務長ー
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