10月の診療部便り
皆様、こんにちは。
金木犀の良い香りがする季節となりましたね!
この香りを嗅ぐと、
秋が来たんだなぁとしみじみ思います。
体外受精を何度か行っている方から、
「受精卵を何回も移植しても妊娠しないのは、着床障害ではないのか??」
とご質問をたびたび頂きます。
今回は「着床障害」についてお話致しますね。
🌹「着床障害」の原因
・子宮(粘膜下筋腫 、子宮内膜ポリープ 、子宮腺筋症 、子宮奇形、子宮内の癒着)
・ホルモン(黄体機能不全など)
・卵管水腫
などがあげられます。
🌹「着床障害」の検査
当院では、まず超音波検査や子宮卵管造影検査、ホルモン検査を行います。
その結果、上記の原因となりうるものが見られた場合、MRIや子宮鏡検査を行い、
手術の必要性の有無をご説明致します。
受精卵を何回も移植しても妊娠しないの原因を、
子宮内膜に原因があるのではと考える方もいますが、
実はほとんどの場合はそうではありません。
原因の多くは卵子の質にあります。
受精卵が染色体異常をもっているのかどうかは、
見た目で分かるものではありません。
そのため、
見た目の良い胚を移植しても妊娠に至らないことがあるのです。
また、何か気になることがございましたら、
いつでもスタッフまでお声かけくださいね。
とくおかLC診療部スタッフより
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