とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

6月の診療部便り その1

2018年06月05日 | 看護部・検査部便り


6月の診療部便り その1


皆様こんにちは!

梅雨の季節になりましたね。

ついつい、憂鬱な気分になってしまいがちな雨の日には、
可愛らしい傘や長靴で気分転換を図ってみてはいかがですか?

雨の日にしか楽しめないお洒落で、梅雨を満喫しちゃいましょう!


今月は『卵子の老化』についてお話致します。

私たち人間が生きていくうえで逃れることのできない老化。
この老化の原因のひとつとされているのが、活性酸素です。
私たちが呼吸をして取り入れた酸素のうち2~3%が活性酸素となります。
活性酸素には健康を維持する働きもあります。
体内に侵入した細菌から、強い酸化作用で体を守ってくれたり、酵素の働きを促してくれるのです。
しかし、量が増えすぎてしまうと、酸化力が強すぎて細胞にダメージを与えてしまいます。

活性酸素により細胞が酸化する(=サビる)ことが老化です。

卵子は身体の中で最も大きな細胞であり、活性酸素の影響を受けやすい環境にあります。

卵子を活性酸素から保護するため、
卵胞内には活性酸素を消去する消去酵素や抗酸化物質が存在していますが、
バランスが崩れ活性酸素が過剰になってしまうと卵子は酸化ストレスによりダメージを受け、
質が低下し成熟障害や受精障害が引き起こされてしまいます。
これが、卵子の老化のひとつです。

次回は、卵子の老化を守るためのお話をさせて頂きますね。


とくおかLC診療部スタッフより


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