とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

予防医学

2010年12月11日 | 一般医療
「予防医学」とは、
病気にならないように未然に防ぐ医学の事をいいます。
食生活、運動、生活習慣などを正して、病気にならない身体をつくっていく事をいいます。

病気になったら治すというのが「治療医学」です。
それに対して、病気にならないように予防するのが「予防医学」です。

「予防医学」には当てはまらないかもしれませんが、

つい先月まで行っておりました”目黒区の子宮がん検診”・・・
毎年そうなのですが、11月は駆け込みラッシュで、すさまじい外来となりました。
受診票が送られて来た方々が無料で受診出来るものです。
「私は’子宮がん’にならないから大丈夫」などと思いこまれずに、
しっかりと受診して欲しいと存じます。
今年度は、結構な数の方が「要再検査」と出ておりました。
そして、それを上回るはるかに多くの方々に「炎症性細胞像あり」というコメントがありました。

子宮がん検診は、子宮頚部の組織しか診ませんから、
卵巣の状態や子宮の状態までは分かりません。
卵巣の状態や子宮の状態も一緒に検査をして安心を得ておこうという方もいらっしゃいます。
そのような方々は、子宮がん検診と共に超音波検査をお受けになられて、
定期的にチェックを入れて安心を得ていらっしゃいます。

何事も『予防』が大切です。

今の時期は、インフルエンザの予防=インフルエンザワクチン接種をお勧めしております。
こちらも、同じ・・・『予防』が大切だからです。
私は、必須だと思っているくらいです。
インフルエンザワクチンは、流行株が一致していれば、
約70~90%の確率で発症阻止あるいは軽症化に貢献すると考えられています。

インフルエンザは、高熱など全身症状が強く、肺炎や脳炎などの重い病態に進展します。
『予防すべき対象となる感染症』の一つに位置付けられていますので、
毎年ワクチン接種をお受けになられる事をお勧め致します。

当院でも残り少なくなりましたので、
ご希望の方はお早目に接種を済まされて下さい。
何事も『予防』しておくに越した事はありません。

ーby事務長ー
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