皆様、こんにちは。
私が医療の道を志したのは中学生の頃で、
ある医療ドラマを見たことがきっかけでした。
医師という職業がとても格好良くて憧れを持ちました。
しかし、
医師以外にも医療を支えている職業はたくさんある事を知り、
私は他方面から医療に携わろうと決めました。
現在、
とくおかレディースクリニックで働き始めましたが、
医療の現場は、想像以上に厳しい世界だという事を痛感しています。
私は「どんな医療人になりたいか?」ともし質問されたら、
「患者さんの身体と心の両方の痛みが解り、それを癒せる人になりたい」と答えます。
それを実現させるためには、専門知識はもちろんのこと、
なにより人を思いやる心が不可欠であると思います。
「思いやる心」はどのようにしたら育まれるのかと考えてみたら、
「感謝すること」から生まれるのではないかと思いました。
「ありがとう」と心から言えた時、心はあったかくなりますし、
言われた人もあったかい気持ちになると思います。
「当たり前」という捉え方をしていては、
その感謝の機会を阻害してしまいます。
例えば、
「○○してくれて当たり前」「○○するのが当然」などです。
ついついありがたみを忘れがちです。
実際に私も高校卒業後に、東京で一人暮らしを始めるまでは、
親が居てくれることのありがたみに気付きませんでした。
高校生までは、
「毎日お弁当を作ってもらえるのは当たり前」
「朝寝坊しないように親が起こすのは当然」など、、、
一人暮らしを始めて、やっとそのありがたみに気付きました。
それから私は色んな事に気付き、感謝することが多くなりました。
そして、
今、私が最も感謝しているのは、職場の先輩の方々です。
何をやっても全然できない私に、本当にたくさんの事を教えてくださいます。
「先輩が後輩に仕事を教えるのは当然だ」と感じる人も居るかもしれませんが、
私は決してそんな事は思いません。
ご自分の仕事が忙しい中でも、
いろいろと教えて下さることを、本当にありがたいことだと感じています。
教えて頂いたことが思うようにできなくて、申し訳ない思いがありますが、
それ以上に感謝の気持ちの方が大きくあります。
このように、日々感謝することを忘れずに、
思いやりの心を持って患者さんにも接していきたいと考えています。
患者さんが困っていること、求めていることがすぐに判り、
患者さん本位に立った医療を提供できるような人になりたいです。
まだ入職してから数日と日が浅いですが、
目の前のことに全力で取り組んで一生懸命頑張っていきたいと思います。
< HN : ツバキより >
お仕事に慣れるまではなかなか大変だと思いますが、
患者さんのお役にたてる立派な医療人を目指して、
日々、精進していかれて欲しいと願っております。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック