とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

TBS日曜劇場『とんび』雑感

2013年02月13日 | 映画・ドラマ
昨晩、寝る前に、
録画していた三話分(第三話~第五話)の録画を観ました。
泣けます、温かい涙が溢れ出てきます。
そして、
毎回、何かしらの深く温かい言葉が胸に残ります。

第一話・第二話も、胸に残る言葉が多々ございました。
心にじんわり入り込んでくる温かい台詞が沢山散りばめられています。

あさがおの双葉の話・・・

「これが本葉、これが双葉(←既に枯れきっている双葉)。
 双葉は、一番はじめに出る葉っぱだけど、花が咲くのを見る事が出来ずに、
 すぐに枯れちゃうの。
 一番はじめに苦労をして芽を出したのに、成長の全部を見る事が出来ないの。
 それが双葉の宿命なの。
 世話になったことなんて振り返りもせず、
 感謝されるわけもなく、
 花はぐーっと伸びていく。
 親子ってそんなものかもしれないね。」←完全な台詞ではありません。

確かに親子はそうなのかもしれません。
一生懸命に愛情を注いで育てる・・・、
決して見返りを求めない・・・、それが親というものなのでしょうね。
「子供は三歳までに一生分の親孝行をする」という諺があります。
幼い子供の可愛い笑顔、寝顔、かたこと言葉、よちよち歩き、、、
何といってもパパママ大好き、、、etc、、、
親としてもとても幸せな数年間を享受出来たと思いますから、
あの諺の意味は本当だと実感します。


嫁ぎ先に娘を置いて出て来ざるを得なかった事情ありの小料理屋女将さんの話・・・

「お姑さんには、嫁にもらいたい子がいたのよ。
 それなのに、息子が私を連れてきたもんだから、
 ま、最初から気に入らなかったのよね。
 それがそもそもの始まりで、、、」←完全な台詞ではありません。

「商売続けるコツっていうのは、忘れることだと思わない?
 今日が一番大事、その次に大事なのは明日。
 昨日や一昨日は、もうどうでもいい。
 そうやっていかないと、何も長続きしないわよね。
 一番良くないことは、恨みを溜める事よね。
 結局、何もうまくいかなくなるし、恨んだらダメよね。
 恨みは時間の無駄、、、」←完全な台詞ではありません。

どの役者さんも良い味を出しているなぁと感心して拝見していますが、
第三話・第四話では、小料理屋の女将さん役の麻生裕未さんの味わいが良かったです。

人生いろいろですね。
過ぎた事をくよくよしていても仕方ないので、
明るく前を向いて前進あるのみ!!ですね。

第5話にて、メイン登場人物の和尚さんが他界されてしまいましたが、
それも、
人生をどのように生き、どのように人生の幕を引くか・・・
しみじみと考えさせられました。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック
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2月のラボ便り

2013年02月12日 | ラボ便り
2月のラボ便り


皆様、こんにちは。

2月のラボ便りは、
精液の調整についてです。

人工授精や体外受精を行う際には、
精液の調整を行います。

なぜ、精液の調整が必要なのでしょうか。

採取したままの精液には、
既に死んでしまっている精子や雑菌、
白血球などが混ざっています。
これらを取り除き、
良い精子(運動性の高い精子、形の良い精子)を選別するために、
精液の調整を行います。

人工授精では、
試験管に入れた特殊な調整液の上に精液を重ね、
遠心分離(超高速で試験管を回転)を行います。
すると、良い精子は試験管の下に集まり、
死んでしまっている精子や雑菌などは試験管の上に集まります。
この試験管の下に集まった良い精子を回収して、人工授精に用います。

体外受精では、
更にもう一段階調整を行います。
まず、人工授精の調整と同様に遠心分離で良い精子を集めます。
次に、集めた精子の上に培養液を重ねます。
そのまましばらくおくと、
運動性の高い精子は上部の培養液の層まで泳いできます。
この培養液の層まで泳いできた精子のみを回収して、体外受精に用います。
この方法で、より運動性の高い精子を集めることができます。

寒い日々が続きますので、体調管理にお気を付け下さい。


とくおかLCラボスタッフより



とくおかレディースクリニック




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2月の受付・医療事務便り

2013年02月08日 | 受付便り
2月の受付・医療事務便り


皆さん、こんにちは。
今年も早いもので2月ですね。
雪が降ったり暖かくなったりで気温の変化が激しいですので、
皆さん、お身体を冷やされず風邪をひかないようにご自愛下さい。

受付では、
「不妊治療費助成制度」の期日も近くなり、
お問い合わせが増えて参りました。

助成金の書類については、今までも何度かお伝えしておりますが、
「東京都特定不妊治療費助成」でのご質問をお答え致します。

(1)治療の対象
高度生殖医療(体外受精)をされた方。
タイミング療法・人工授精は対象外です。
品川区にお住まいの方は、申請する事が可能です。

(2)申請期間・申請年度について
【平成24年4月1日~平成24年12月31日までに治療が終了した分の申請期限は、平成25年3月31日】
【平成25年1月1日~平成25年3月31日までに治療が終了した分について、平成24年度分としての申請期限は、平成25年3月31日】
【平成25年1月1日~平成25年3月31日までに治療が終了した分については、平成25年4月1日~平成25年6月30日までの期間も申請が可能です。ただ、この場合は、平成25年度分の助成対象となります。】

(3)書類のお預かりについて
当院記入分の書類のお預かりは、通常妊娠判定日以降とさせて頂いております。
また、お預かりからお渡しまで1週間ほどお日にちを頂いておりますのでご了承ください。
申請期日に余裕を持ってお声掛けて下さると助かります。
書類はダウンロードなどしてお持ちいただいても構いませんし、
当院にも東京都の書類をご用意してございます。

(4)領収書について
申請には領収書が必要になります。コピーでの提出をお勧め致します。
なお領収書の再発行は出来かねますので大切に保管なさって下さい。

詳しい申請に関しては東京都福祉保健局のホームページをご覧下さい。
また、受付に、制度の概要についてのご案内も置いてございますので、
ぜひお気軽にお声かけくださいね。


とくおかLC受付・医療事務スタッフより


とくおかレディースクリニック




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子宝メッセージ その88

2013年02月06日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。

Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?

   ゴールが見えないこと。
   ゴールがあるのかどうかわからないこと。   

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   クリニックに通えるということに感謝(お金・時間)して過ごしました。
   心を平らにして、日々過ごしていました。
   (その環境をつくってくれた旦那様にも感謝して)   

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
   
   ・身体をあたためる(食事やお風呂にゆっくり入るなど)
   ・断捨離という本に影響を受けて、洋服など身の回りのもの、必要のない物は手放しました。
    そうすることで、新しい物(事)が入ってくるということで。
       

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   通院の帰りにお茶をすること、楽しみなひとときでした。   
   
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   先生やスタッフの方々の適度な距離感が良かったです。
   あまり仲良くなりすぎると、私の場合、結果が出ないと申し訳なくてプレッシャーになってしまう為。
   帰りに受付の方が「気を付けてお帰り下さい」と笑顔で言ってくれるところに、癒されていました。   

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   授かりものという言葉こそぴったりで、
   頑張ったから結果が出るということではないんだなと思いました。
   赤ちゃんに会えるのを楽しみにして、リラックスして過ごすのがいいのかな・・・。   
            
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します

   やっと会えた赤ちゃんなので、毎日幸せです(旦那様も)。
   まだ産まれて一ヶ月半ですが、これからも最初の気持ちを忘れずにいたいと思います。
   無事に産まれた瞬間は、私の人生、今までで一番感激でした。      
          

励ましメッセージ、まことに有難うございました

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック

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第12代目市川團十郎さん

2013年02月05日 | よもやま話
江戸歌舞伎を代表する名門のお家、
第12代目市川團十郎さんが、他界されました。
66歳。
8年前に急性前骨髄球性白血病が判明し、
大変な闘病生活後復帰され、
再発後に実妹さんから骨髄移植を受けて克服され、
経過観察されながら舞台に立ち続けておられました。
穏やかで大らかで忍耐強い努力の方だそうです。

昨年、中村勘三郎さんが他界されたばかりで、
今年4月の新歌舞伎座こけら落しを迎える矢先に、
お二人の歌舞伎界重鎮が去られました。
惜しい事です。
とても残念な思いでいっぱいです。
ご冥福を、心からお祈り致します。

私達は、普段、生きている事が当たり前のようになっていますが、
朝、目が覚めて、
いつものように普段通りの生活が始まる事に、感謝しないといけませんね。

当たり前のように呼吸が出来る、
身体が自由に動く、
ごはんが食べられる、
仕事がある、
安心して眠れる場所がある、
話を聞いてくれる人がいる、
心を合わせてくれる人がいる、、、etc、、、
全てに感謝をしていかないといけないな・・・と思います。

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック


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早いもので、もう2月!

2013年02月04日 | よもやま話
二月は、
如月・・・きさらぎ・・・キレイな響きですね。

寒さで着物を更に重ねて着る事から、
「着更着(きさらぎ)」という説が有力だそうです。
他には、
気候が陽気になる季節で、
「気更来(きさらぎ)」「息更来(きさらぎ)」という説もあります。
草木が生え始める季節なので、
「生更木(きさらぎ)」という説もあります。

三月になると、どんどん暖かくなって参りますから、
今のうちに、この寒さを楽しんでおきたいものですね。



生きるとは行動することである。
ただ、呼吸をすることではない。
       -平塚らいてうー

どこにいたって、
愛がありゃあ、
天国なんじゃないの?
そういうもんだよ。
       -車 寅次郎ー

たまには
猫になろうか。
       -養老猛司ー


たまには猫になって、炬燵で丸くなるのも、
この寒い2月しか出来ないかも・・・ですね。
私も、
たまには猫になりたいかも・・・
居心地の良い暖かい場所で、
安心しきってお昼寝したいなぁ・・・とふと思う今日この頃です。

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック


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2月の看護部・検査部便り

2013年02月01日 | 看護部・検査部便り
2月の看護部・検査部便り

こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますね。
電車などでマスクをされている方をよくお見かけいたします。
皆さんも、どうかお風邪など召されませんよう、
体調管理をしっかりなさってくださいね。

今回は採血・注射の時の痛みについてお話したいと思います。
人は何故痛みを感じるのでしょうか?

人の体には痛みを感じる「痛点」というポイントがあります。
痛点は皮膚や粘膜に分布する感覚点の一つで、
外からいろいろな強さの刺激を加えたときに痛いと感じるポイントのことです。
全身の皮膚以外にも、口の中、喉、鼻などの粘膜にも散在し、
その数は200万~400万に達するそうです。
また、
皮膚の表面には、痛点以外にも、温点、冷点、触点、圧点があり、
それぞれの点が別々に、熱さや冷たさなどを感じています。
それぞれが人の感覚センサーなのです。
その中の「痛み」を感じるセンサーが痛点です。

注射や採血をして、今日はいつもよりも痛かったな、
もしくは、
今日はそんなに痛くなかったなとお感じになったことはありませんか?
注射の種類によって痛みが異なることは皆さんもご存知だと思います。
しかし、
同じ種類の注射でも痛みが違うこともありますよね?何故でしょうか?
それには、この痛点が関わっています。
同じ注射であっても、痛点のない場所に刺されば「痛い」とは感じないのです。
そこが圧点であれば、「ズーンと重たくなっていく」と感じるでしょう。
そこが冷点であれば「ひんやり冷たい」と薬剤が入ってくるのを感じるでしょう。

それなら、「この痛点を避けて注射や採血をしてよ」と、思われますよね?
しかし、残念ながら見ためでは痛点がどこにあるか見分けることはできません。
痛点は指先に行くにつれ多く存在していると言われています。
ですので、日頃、注射や採血は比較的痛点の少ないところに行っています。

しかし、
無数に存在する痛点を毎回完璧に避けることは難しく、
注射や採血のたびに痛みを感じてしまうことも多いと存じますが、
この注射や採血は、
より良い卵を育てるためや妊娠をしやすい環境を維持するためには必要不可欠です。

注射=「痛くて嫌だ」と決め付けるのでなく、
今日は痛点に当たらないといいな(痛くないといいな!)というくらい、
ドンと構えて注射や採血に臨んでいただきたいと思います。

皆さんの一日でも早い妊娠をスタッフ一同願っております。
何かご不明な点があれば、スタッフにお声かけください。


とくおかLC看護部・検査部スタッフより


とくおかレディースクリニック



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