大阪府立真田山学院高校演劇部公式ブログ・Vol・32
『職会の決定と演劇部の見解と』
☆職員会議の決定
演劇部が(いわゆる明文化されていない)内規に反して夏休みに合宿=自衛隊体験入隊を認めた校長先生が改めて陳謝。しかし職会は収まらず、部顧問(淀先生)の始末書とあたしら演劇部の反省文を要求してきました。
職会としては演劇部ブログの反響や、部長会議全体の演劇部支援決議に脅威を感じ早期の収束を図ろうとしての「歩み寄り」のつもりのようです。
☆演劇部の見解
この「歩み寄り」は、あくまで演劇部に非があり、それを認めさせた上での「穏便な解決」を図ったものであると思てます。職会は何も理解していません。たとえいかなる「穏便」であろうと、あたしら演劇部が非を認める形での解決は断固容認できません。
18:30分まで職会は続きました。結論を聞くために、各クラブ代表、生徒会執行部、一部有志の生徒が40名ほど残ってくれました。そして、あたしら演劇部の見解を視聴覚教室で全面的に支持してくれました。そして、全クラブと生徒会、有志生徒のみんなで「演劇部闘争支援委員会」の発足が議決されました。
これは、50年近い昔、あたしらの先輩がとった共闘の形式を踏襲しています。あたしらは、首部(こうべ)を挙げて勝利を勝ち取るまで戦います。生徒会長は執行部と演劇部闘争支援委員会の名前で、待機していた生徒会顧問を通じ職会議長に手渡しました。制度上の責任者は学校長ですけど、実質は職会で、演劇部の自衛隊への体験入隊を良しとしない先生たちです。
あたしらは、明日の回答を要求しましたが、明日は時間的にも臨時職員会議を開く余裕が無く連休明けまで回答を延ばして欲しいといわれましたが、三日もスパンを置くと、個別のクラブや個人の切り崩しにかかられる恐れが高いので断固明日の回答を要求です。実際運動部では顧問による切り崩しが始まっています。演劇部闘争支援委員会では、個々の説得や切り崩しには乗らないように決議はしましたが、三日のスパンは大きく危険です。ここまで共闘してくれる生徒のみなさんに心から「ありがとうございます」です。
☆当面の活動
明日、登校時に正門と通用門でビラ配りをやります。スマホやラインでのアオリは絶対やりません。アナログこそが力やと思てます。一限終了後の休み時間までに臨時職員会議開催の告知がない場合は4限の「総合学習」の時間をボイコット、緊急生徒総会を開きます。正直、今夜が心配です。心配の内容を書くと、弱点を見つけられそうなんで書きません。
生徒総会が成立することを願ってます(登校している生徒の半数以上の出席で成立します)総会の議決は直ちに学校側に伝えられます。それでも臨時職員会議が開催されない場合は、真田山学院48年ぶりの全学ストに突入します。
☆大学からの支援申し込み
二つの大学の組織から支援の申し込みがありましたが、断りました。中には本気でシンパシーを持ってくれてはる学生さんもいるんでしょうけど、あたしらは、あくまでも学内で解決していきます。
☆演劇部闘争支援委員会の歌
会議の最後に提起されました。連帯を確認し紐帯を確かなものにするために、折に触れて歌う歌を軽音が提案してくれました。
「翼をください」
古い歌ですけど、エヴァンゲリオンでも使われた曲でもあり、意外と知ってる者も多いので決まりました。今日も最後に、みんなで歌いました。涙が止まりませんでした。今も泣きながらキーを打ってます。
いま わたしの願い事が叶うならば……。 かなわへんかもしれんこど、でも、そやけど頑張ります。
文責 大阪府立真田山学院高校演劇部部長 三好清海(みよしはるみ)
※ これは小説です
『職会の決定と演劇部の見解と』
☆職員会議の決定
演劇部が(いわゆる明文化されていない)内規に反して夏休みに合宿=自衛隊体験入隊を認めた校長先生が改めて陳謝。しかし職会は収まらず、部顧問(淀先生)の始末書とあたしら演劇部の反省文を要求してきました。
職会としては演劇部ブログの反響や、部長会議全体の演劇部支援決議に脅威を感じ早期の収束を図ろうとしての「歩み寄り」のつもりのようです。
☆演劇部の見解
この「歩み寄り」は、あくまで演劇部に非があり、それを認めさせた上での「穏便な解決」を図ったものであると思てます。職会は何も理解していません。たとえいかなる「穏便」であろうと、あたしら演劇部が非を認める形での解決は断固容認できません。
18:30分まで職会は続きました。結論を聞くために、各クラブ代表、生徒会執行部、一部有志の生徒が40名ほど残ってくれました。そして、あたしら演劇部の見解を視聴覚教室で全面的に支持してくれました。そして、全クラブと生徒会、有志生徒のみんなで「演劇部闘争支援委員会」の発足が議決されました。
これは、50年近い昔、あたしらの先輩がとった共闘の形式を踏襲しています。あたしらは、首部(こうべ)を挙げて勝利を勝ち取るまで戦います。生徒会長は執行部と演劇部闘争支援委員会の名前で、待機していた生徒会顧問を通じ職会議長に手渡しました。制度上の責任者は学校長ですけど、実質は職会で、演劇部の自衛隊への体験入隊を良しとしない先生たちです。
あたしらは、明日の回答を要求しましたが、明日は時間的にも臨時職員会議を開く余裕が無く連休明けまで回答を延ばして欲しいといわれましたが、三日もスパンを置くと、個別のクラブや個人の切り崩しにかかられる恐れが高いので断固明日の回答を要求です。実際運動部では顧問による切り崩しが始まっています。演劇部闘争支援委員会では、個々の説得や切り崩しには乗らないように決議はしましたが、三日のスパンは大きく危険です。ここまで共闘してくれる生徒のみなさんに心から「ありがとうございます」です。
☆当面の活動
明日、登校時に正門と通用門でビラ配りをやります。スマホやラインでのアオリは絶対やりません。アナログこそが力やと思てます。一限終了後の休み時間までに臨時職員会議開催の告知がない場合は4限の「総合学習」の時間をボイコット、緊急生徒総会を開きます。正直、今夜が心配です。心配の内容を書くと、弱点を見つけられそうなんで書きません。
生徒総会が成立することを願ってます(登校している生徒の半数以上の出席で成立します)総会の議決は直ちに学校側に伝えられます。それでも臨時職員会議が開催されない場合は、真田山学院48年ぶりの全学ストに突入します。
☆大学からの支援申し込み
二つの大学の組織から支援の申し込みがありましたが、断りました。中には本気でシンパシーを持ってくれてはる学生さんもいるんでしょうけど、あたしらは、あくまでも学内で解決していきます。
☆演劇部闘争支援委員会の歌
会議の最後に提起されました。連帯を確認し紐帯を確かなものにするために、折に触れて歌う歌を軽音が提案してくれました。
「翼をください」
古い歌ですけど、エヴァンゲリオンでも使われた曲でもあり、意外と知ってる者も多いので決まりました。今日も最後に、みんなで歌いました。涙が止まりませんでした。今も泣きながらキーを打ってます。
いま わたしの願い事が叶うならば……。 かなわへんかもしれんこど、でも、そやけど頑張ります。
文責 大阪府立真田山学院高校演劇部部長 三好清海(みよしはるみ)
※ これは小説です