皆さん、ご無沙汰いたしました。
EDELの一人当番、無事終えました。
これが、できるようになったんだなあ。
なるもんなんだなあ、と乾杯しました。
さてさて、こちらでは、
ベリー摘みが始まりました。
ベリー摘みが始まりました。
一番早いのは、molte(モルテ)。
でも、私はまだ沢山のmolteを
摘んだことがなかったんです。
やっとmolte tur(モルテトゥール:モルテ摘み)に
やっとmolte tur(モルテトゥール:モルテ摘み)に
行ってきました。
● molte とは?
molteは、北欧北部地方にたくさん生えます。
形も色も葉の形も、
他のベリーとは違うでしょう。
ビタミンCがたっぷりで、
ビタミン不足になりがちな
ビタミン不足になりがちな
寒冷地域の大切な恵み。
冷凍保存して、生で食べます。
冷凍保存して、生で食べます。
●molte の謎
molteの花は、
雌花、雄花が、別々に生えます。
雌花、雄花しか生えない所もあるのです。
不思議なことに、
突然ある年に、一斉に、
雌花が雄花に一転したり、
雄花が雌花に一転することがあるそうです。
一面が雄花だけ。
実は、まったくつかない。
そんな現象が起こるわけです。
その逆もあるでしょう。
どうやって?
どうして?
それは未解明のままだそうです。
●少年のトラウマ物語
私がmolte摘みに行けなかった理由の一つ、
相方さんのトラウマのお話です。
毎年、両親は、moltetur に
幼い子供たちを連れて行った。
molteは、湿地を好むため、
molteは、湿地を好むため、
道からは遠く、
見つかるまで1、2時間は歩くもの。
見つかるまで1、2時間は歩くもの。
摘んでは、また別の場所を探して歩く。
これが2日も3日も続く。
それは、湿原が広いからだ。
しかも、湿地は、
ぐじゅぐじゅと柔らかい。
歩きにくく、疲れやすい。
また、モルテの実は、
ふわふわと柔らかい。
摘んでバケツに入れるが、
重みで沈む。
摘んでも摘んでも、
摘んでも摘んでも、
増えた感が乏しい。
ある年、疲れ果てた少年はつまずき、
バケツのmolteは、
周りに飛び散った。
彼は、叫んだ。
それは、妹たちの代弁でもあった。
「molteturなんて、大っ嫌いだ!
2度と行くものか!」
●トラウマを解き放った!
あの少年が結婚し、
「molte 摘みに行きたい」と、
毎年、妻に言われる。
molte自体は、
実は、彼の大好物。
近場でも見かけるが、
いつもタイミングが合わない。
molteをたくさん摘んでいる友人に
場所を聞いても、内緒だって。
しかし、
「今年は、豊作。
そこらじゅうで摘める」
という朗報。
という朗報。
ついに彼は、
トラウマを解き放つべく
Molteturに出た。
ブルーベリーはあっても、molteはない。
それにしても...
ブルーベリーの葉がもう赤いとは...
おー、間違いなく湿地地帯!
しかし、
すでに摘まれている・・・。
別方向にしばらく行くと、
「ほっ、ほーー!」
わおお、こんなに沢山。
初めて見た!
赤く固い状態は、
まだ摘んではいけません。
がくを摘んでしまうと、
数年、実がつかないのです。
実が熟すと、ポロッと採れます。
そこまで待たねばなりません。
これ、鉄則!
ブルーベリーも 今年はもう熟している!
ここで、休憩!
楽しいうちに帰る。
これが、今回のポイント!
ブルベリーなどは、隠れてる?という実の付き方。
でも、モルテは
「ここだよー!って」輝いてる。
800gもありました!
(3時間くらいのmolteturでした)
でも、実は、これ熟しすぎ。
今年が、暖かすぎたからでしょう。
クリームに 少しお砂糖をかけるだけ。
これが、相方さんの好物。
「来年は、もっと早く行こう!」
ですって。
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