頑固爺の言いたい放題

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慰安婦像は芸術か?

2019-08-12 11:18:09 | メモ帳

「あいちトリエンナーレ2019」が中止になった。なんとも後味が悪い幕切れである。その経緯につては、マスコミが色々な視点から論評したので、今さらその可否を論じるつもりはない。しかし、私がおかしいと思っていたことについては、マスコミは触れていないので、その点に絞って論じたい。

この少女像が韓国の慰安婦像の模倣であることには、誰しも異論はないと思う。したがって、パクリを芸術作品として展示したわけだ。ことによって、この少女像は韓国から借りてきたのかと思ったが、日本に製作者がいるらしい。原作者からクレームがくることはないだろうが(笑)、だからといってパクリ作品を公的な芸術展に展示しようと考える神経も、またその展示を許可する神経も理解できない。

または、この展示会は“なんでもあり”だったのかと思って、「あいちトリエンナーレ2019」をネットで調べてみると、ちゃんと“国際芸術祭”と銘打っている。ということは、少女像は“芸術”だということになるが、“表現の自由” を論じる前の段階で、この少女像はアウトなのでないか。

ところが、少女像をパクリだと非難したマスコミはなかった。頑固爺の価値観が狂っているのか、それともマスコミの価値観が狂っているのか。不可解である。