織田廣喜 8号 油彩 パリ風景
今年3月のブログでも織田廣喜作品を少しご紹介いたしましたが、
その後の5月末、織田先生は98歳で亡くなられました。
このパリ風景も今から40から50年ほど前の作品ですが、女性らしき人物が階段を上っていく小さな姿などに、織田作品独特の詩情が感じられます。
織田廣喜は1961年の渡欧後、パリやスペインの郊外に漂う華やかさや哀愁、また街角の群像の中にひそむ女たちの妖しい香りを見事に表現する作品を発表し、織田芸術を開花させました。
当店10月の常設展では織田廣喜作品を数点ギャラリーに展示しています。
ミニ織田廣喜展 ともいいましょうか?
よろしければ、是非お立ち寄りくださいませ。
※ パリ風景は納品の為画像を削除させていただきました。