もう1週間ほど前のことになってしまいましたが、愛知県内の稲沢市荻須記念美術館さんへ伺って参りました。
先にこちらを訪問されたお客様が「ソーシャルディスタンスが守られていましたよ」とお伝えくださいましたが、
確かに混雑はなく、ゆっくりと作品を鑑賞させていただくことができました。
この展覧会には、東京の府中市美術館さんの所蔵品が展示されています。
展覧会自体の規模はそれほど大きくはありませんが、牛島の初期作品から晩年の作品までを鑑賞することができ、
今まで牛島作品をご覧になられていらっしゃらない方にも楽しんでいただける展覧会だと思えました。
牛島の作品の魅力は、静かに穏やかな作風にあるということは間違いありませんが、
やはりこの画家にはかなりの意思がある!
どの作品にも、きちんと画家がずっしりと佇んでいる!ということを強く感じました。
だからこそ、この上の画像の作品の島の形、またそこにちょこんと立つ一本の木のユーモラス。。
など「生きることの喜び、不思議」がきちんと鑑賞者に伝わってくるのではないかと思っています。
佐橋がドライブついでに銀杏の名産地である祖父江に立ち寄ってくれました。銀杏の紅葉をみえるかと楽しみにしていたのですが、どうやら1週間ほど早かったようで、葉はまだ色付いていませんでした。が、銀杏の実はたわわで、木の根元には広くネットが張られていました。
美術館は公園の中にあり、散策もできましたし、紅葉には少し早すぎましたが、綺麗な空にぽっかり浮かぶ雲を眺めながらの
短いドライブは「牛島展の帰り」にはピッタリのおまけでした。
感染状況をみながら、これからもこの地方の美術館さんを中心にプチ鑑賞旅行をさせていただこうと思っています。