いつもにまして、お寒さ厳しい大寒となりました。
名古屋のこの寒さに悲鳴をあげている私達。
東北地方、北海道にお住まいのみなさんがどんなお暮らしをされていらっしゃるか、想像もつきません。
心より寒中お見舞い申し上げます。
先週末、少し作品の掛け替えをさせていただきましたので、ご紹介致します。
ショーウィンドウは
酒井三良作品を。
降り頻る雪の中にも、人の息づかい、肌の温かみを感じられる作品です。
今回の掛け替えのテーマは「雪❄️」です。
小窓の上も「雪☃️」
小絲源太郎のミニと福井良之助の鉛筆デッサンです。
ギャラリー内にも雪の絵を。
冨田渓仙の「うじはるゆきず」は京都宇治の風景を描いた作品です。
渓仙は紙の白地を使って積もった雪の明るさ、温かさを見事に表現しています。
蓬莱山ならその神々しさとめでたさを。
動物ならその生命感と生きる楽しさを。
渓仙の魅力は「臨場感」にあると私は思っています。
その画面の中に画家と一緒にいて、その風景を共に楽しむことのできる幸せ。
その風景が人の心にどんな美を感じさせるのか?渓仙はよくわかっていた、つまり「人」という
存在をよくわかっていたと思うのですね。
西郷孤月もまた雪中の鷺を描いた縁起物の作品です。
次の記事に続きます。
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