最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

白内障

2005-06-21 17:54:12 | 医療と健康
今日は義父が白内障の手術のために入院した。

我が家の目の前には浴風園という老人施設がある。
この浴風園は大正12年(1923年)9月1日関東地方一円を襲った関東大震災等のために
自活能力がなく、扶養者を失った高齢者の救護にあたるため、
御下賜金及び一般義捐金を設立資金として、大正14年(1925年)設立された施設で
現在は広大な敷地内に特別養護施設3園、養護施設1園、軽費施設1園、
ケアハウス1園の各種老人ホームと浴風会病院を擁し、
約1,500名の高齢者が生活している。
またその他にも在宅福祉サービス施設(デイサービス等)の施設もある。

近所の開業医の眼科にかかっていた時は、
「まだ手術はしなくてよい」
といわれていたが、浴風会病院にかかったら
「すぐに手術をしましょう。90才なんてまだ若いですよ」
といわれたそうだ。

白内障は眼の中の水晶体という部分が濁って、視力が低下する病気だ。
この白内障は視力低下を来たす病気のうちで最も多いものだが、
手術によってほぼもとどおりに治すことができる病気だそうだ。

濁った水晶体を取り除いて、眼内レンズという小さなレンズを眼の中に埋め込むと、
正常とまったく変わらない見え方になると書いてある。

眼内レンズ挿入が行われるようになって、
白内障手術の治療効果が従来よりいっそうあがるようになり、
小さい傷口から超音波装置によって水晶体が元にあった位置に
眼内レンズを固定する方法ー超音波白内障手術ーが行われている。

1992年4月より眼内レンズが保険適応になったということだ。
案外新しいんだぁ…

日帰り手術も可能だそうだが、
義父は90才なので手術前後4日間の入院となった。

さすが、老人病院だけあって、医師も看護士も事務の方も
ゆっくり話を聞いてくれてとても親切。
手術を不安に思っていた義父も、とても安心した様子。
明日の手術、無事終わりますように!

コメント (2)
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