成果を上げる要素は能力よりも意欲！

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【贈る言葉】

会社は個人の能力を見て登用や異動を考えがちだが、成果を上げる重要な要素は能力よりも意欲。

　　　　　　　　　～大久保尚武～

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【本文】

◆成果を上げる要素は能力よりも意欲！◆

女子プロゴルフの宮里藍選手は「明日は今日よりもモチベーションをアップして試合に臨みます」とよく言う。

日本電産の永守社長は「能力差はせいぜい２～３倍、だがやる気は人によった１００倍も差がある」と言っておられる。

私がいつも感じているのは能力が高いのに成果に貢献しない人が多いという事実だ。

能力には「保有能力」と「発揮する能力」がある。

だから「保有能力」が高くとも「発揮する能力」が低ければ成果に貢献できないわけだ。

「発揮する能力」の源泉は「行動力」であり行動に駆り立てるものは「モチベーション」、つまり「強烈な達成意欲」ということになる。

お金も確かに動機付けにはなる。

しかしそれだけでは長続きしない。

仕事に対して“やりがい”がもてればいつもモチベーションを高く維持できる。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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変革は経営者の決断から！

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【贈る言葉】

経営者が決心したら変革はできるんです。会社の運命というのは経営者で全部決まりますよね。経営者が自分に出来ないと思うんだったら経営者をすべきじゃない。

　　　　　　　　　～柳井　正～

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【本文】

■変革は経営者の決断から！■

企業の変革ほど難しいものはない。

企業不祥事が起こるたびに企業の体質改善遅れや企業風土が問題になる。

官僚的な老舗企業では経営者はところてん式に順送りだ。

在任中大過なく過ごせることがもっとも重要だ。

だから波風の立つような改革には手をつけず先送りする。

同族経営の企業では同族主体の経営で、権限の座に君臨して同族の利益をむさぼる。

だが官僚的だった老舗企業をものの見事に革新的な企業に生まれ変わらせる経営者もいる。

同族企業にあってもいつもみずみずしさを失わず、改革を繰り返して進化し続ける企業もある。

改革は経営者の決断次第だ。

次々改革を断行しているファーストリテーリングの柳井会長の言葉だけに重みがある。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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