異端児人生を志願するのもいいものだ！

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【贈る言葉】

入る前は本当にいい会社だったが入ってみたらとんでもない会社だった。

　　　　　　　　　　～川田達男～

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【本文】

■異端児人生を志願するのもいいものだ！■

川田達男氏は福井県のセーレンという今ときめいている会社の社長だ。

「皆が私のことを異端児というが、周りの人たちのほうが異端児だ」という持論を持つ。

川田氏がセーレンに入社するとき学卒が５００人応募し、たった三人採用された。

新入社員が半年の現場研修を終えたとき感想を書けと言われ、「手だけあって頭のない会社」、「最終製品を作らなければこの会社の将来はない」などと書いた。

当時は繊維メーカー全盛の時代で、セーレンは福井では有力企業として君臨していて、昭和天皇が何度か訪れたほどだった。

とんでもない異端児が入ってきたものだと幹部の逆鱗に触れ、現場に配属された。

当時学卒は最初からキャリア扱いで出張時、電車はグリーン車という厚遇だったから現場に配属ということはサラリーマン人生の終わりを意味した。

営業、営業開発などに左遷されたが将来をにらみ、車のシートを開発し売り込みに成功して業績に貢献したこともあり、４７歳の若さで社長に抜擢された。

今、安定志向を求める学生が多いが、あえて異端児人生を志願するのもいいのではないか。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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会社を大きくしてくれたのはお客様！

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【贈る言葉】

どうやって会社を大きくしたのかと聞かれることがありますが、お客様に大きくしてもらったと答えています。

　　　　　　　　　　～小嶋　勇～

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【本文】

■会社を大きくしてくれたのはお客様！■

円高、デフレでものの売れない時代に百貨店も大手スーパーも売り上げ前年割れに苦しんでいる。

銀座の象徴だった西部百貨店も遂に閉店してしまった。

そんな中、努力の甲斐あって、繁盛しているお店もある。

宮崎県の地場ホームセンター「ハンズマン」は朝からお客で満員だ。

世界一探しやすいディスプレーと陳列、日本一の接客を追い求めているから一日いても飽きない楽しさを提供している。

東京の食品スーパー「オーケー」もリピーターのお客と新規のお客が増え続けて、既存店でも売り上げが前年比１０％以上も伸びている。

「お客様に損をさせない」がコンセプトで、正直経営に徹している。

オネストカードにはお店にとって不利な情報も全て開示し、お客の信頼を勝ち得ている。

どちらもお客様に大きくしてもらって繁盛しているのだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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