部下に恥をかかせてはならないのです！

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「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

管理職は部下がまずい行為をしたときにそれを正さなければならない。しかし、決して恥をかかせてはならない。腹が立っても怒りの感情をコントロールしなければならないからある意味辛い。

　　　　　　　　　～マネジメント＜その２１＞～

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【本文】

■部下に恥をかかせてはならないのです！■

課長になりたての頃、部下がしでかしたことで取引先の社長にクレームを付けられたことがあった。

怒鳴り込まれたこともあった。

事実関係を確かめ、部下を叱り飛ばした。

恥をかかされた部下は、かなり落ち込んだ様子だった。

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部下のまずい行為を正すべきなのに、つい感情のコントロールができなくなるものだ。

部長時代の晩年には、さすがに少しばかり大人になることができた。

もう怒鳴ったりはせず、静かな口調で諭すようになった。

腹が立っても感情をコントロールできるようになれば、自己成長した証しだ。

若手管理職のときになぜ感情のコントロールができなかったのかと悔やんでももう遅い。


　　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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自分の頭で考えて行動する人になってほしい！

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【贈る言葉】

言われないとやらない人がいる。やるときも自分の頭で考えない人がいる。人財となるためには、言われる前に、しかも自分で考えてやる癖をつけることだ。

　　　　　　　　　～人財の条件＜その２１＞～

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【本文】

■自分の頭で考えて行動する人になってほしい！■

「鳴かぬなら鳴くまで待とう、ほととぎす」。

徳川家康の心境なのだろうか。

会社にはたくさんの社員がいるからいろいろなタイプの人がいるだろう。

目の前に直ぐやるべき「コト」がぶら下がっているのに、言われるまでやらない人は多い。

中には言われてもやらない人がいるから、少しはましかとも考えてみる。

言われてもやらない人は会社にいてもらう価値が全くないことだけは確かだ。

進んで手を挙げ、「これは私がやります」と宣言してやったらいい。

やるときも自分の頭でよく考えてやることだ。

周りの人は「おせっかい」などと陰口を叩くかもしれないが、気にする必要はない。

言われる前に志願して、しかも自分で考えてやることに意義がある。

いつかきっと大きな成果に貢献できる“やり手”になれる器だ。


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