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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【はじめに】
「顧客価値を高めなさい」とよく言われる。
例えば、掃除機は成熟商品だが、サイクロン式の掃除機は少々高額にもかかわらず近年最大のヒット商品になった。
顧客価値の研究対象として申し分ない事例である。
~顧客維持&開拓力<その8>~
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【本文】
■新しい顧客価値を付加すればヒット商品が生まれる!■
顧客価値を考える場合、三つの切り口があるように思う。
「普遍的価値」は、誰もが求める価値で、価格、性能、品質、入手の容易性などだ。
「既存の価値」は、弊社がこれまで提供して来た顧客価値を列挙してみればいい。
「新たな価値」は、これから提供すべきまったく新しい顧客価値と言うことになる。
シンガポールに本拠を置くイギリスのダイソンは、羽根のない扇風機を開発して話題になったが、羽根がないから安全で、電気代も安いからヒット商品になった。
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同メーカーは、サイクロン式の掃除機も開発してヒット商品になった。
これまで吸い取れなかったミクロン単位のチリ、ホコリをものの見事に吸い取り、圧縮して収納し、数日分のゴミを、手を汚さずにポンと捨てられる優れものだ。
顧客価値が高ければ、成熟商品でもヒットさせることが可能であることを証明してみせた。
=コンピテンシー宣教師=