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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【はじめに】
残念なことだが、大きな品質問題を起こしても真摯に対応しない企業が時々ある。
そのような企業からは顧客が離反してしまう。
お客様をなめてはいけない。
例えばシンドラーエレベーターの名前は聞かれなくなった。
~顧客維持&開拓力<その22>~
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【本文】
■品質不良に真摯に向き合わないと退場が待っている!■
シンドラーオレベーターは製造・販売、保守、管理を行っていた日本の会社だった。
マンションでの高校生圧迫死亡事故のとき、シンドラーは記者会見で居直って見せた。
結局、製品展開は2016年までに終了し、以降は事件の捜査・訴訟に対応する企業として存続した後、2021年に解散した。
既存エレベーターの保守・点検は「日本オースチン・エレベーター」に移行している。
「品質問題での居直りは、企業の退場を意味する」ことを心に刻んでおくべきだ。
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一方、「ペヤングソースやきそば」はゴキブリ混入事件発覚以降半年間生産を止めて抜本的に対策を講じ、やっと工場を再稼動させた。
待ちかねていたフアンが多く、生産再開は好意的に受け止められ、爆発的な売れ行きを示したことは皆様ご承知のとおりである。
日野自動車がシンドラーエレベーターの二の舞にならないことを祈りたい。
=コンピテンシー宣教師=
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