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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【はじめに】
経営者の経営力が試されるのは低成長のときだ。
低成長のときでも新商品を市場に投入し、売上に貢献する。
例えば伊那食品工業の「年輪経営」が参考になると思う。
~顧客維持&開拓力<その25>~
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【本文】
■経営力が試されるのは低成長のときです!■
時代の波にのり、急成長する会社がある。
マスコミは経営者を褒めちぎり、テレビや週刊誌などに引っ張りだこだ。
だが冷たい風が吹き始めると業績は急激に悪化し、破綻企業の仲間入りとなる。
経営者の力ではなく、たまたま追い風が吹いただけだった。
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急成長は急凋落の原因を作ってしまうことに経営者は気づきにくい。
例えば、寒天の伊那食品工業は「年輪経営」を標榜している。
木の年輪が毎年一つずつ増えるように、どんなときでもゆっくり成長していくのである。
新商品のネタはたくさんあるが、決して一気に世に出すことをせず、来年、再来年へととっておき、低成長のときでも計画的に新商品を投入できるから「年輪経営」を維持できる。
経営者の力が試されるのは正に低成長のときなのである。
=コンピテンシー宣教師=
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