小雨模様で気温も低めの今日、5月7日(土)、さいたま市大宮区にある埼玉県立歴史と
民俗の博物館で開催中の、特別展「皇女和宮と中山道展」を観覧に出かけました。
中山道といえば、2002年から2009年にかけて毎年実施された中山道ウオークに、私
は2008年を除いて一部区間ずつでしたが、毎回参加して歩いており、結果的にほ東京
~京都をほぼ1往復しました。
その中山道ウオークの沿道でも、あちこちで皇女和宮ゆかりの史跡などを見ていたことも
あり、この展覧会を参観することにしたのです。
会場の埼玉県立歴史と民俗の博物館は、大宮公園内にあるので、JR大宮駅から歩いて
向かいました。
賑やかな商店街を抜けて、2㎞近く真っ直ぐに伸びる参道の中ほど、二の鳥居のところか
ら参道に入ります。

参道の両側には、りっぱなケヤキ並木が続いています。最後の三の鳥居が見えてきました。

鳥居をくぐり、玉砂利を踏んで進み、池の間の朱塗りの橋を渡ります。

色鮮やかな山門を入り、武蔵一宮の氷川神社神域へ。

博物館に向かう前に、正面の本殿に参拝しました。

山門と本殿の間の建物。舞楽を奉納する神楽殿でしょうか。

左手に出て、大宮公園の中ほどを北に、博物館に向かいました。

桜の頃は花見客で賑わう、ソメイヨシノがいっぱいのところも、今日は通過する人もわずか
です。

博物館の入口付近に立つ、特別展ののぼり。

今日は、南側のこの入口から入館しました。

今まで入っていた、北側の入口の表示です。

構内にある、復元した縄文時代住居。

さて、「皇女和宮と中山道展」は、幕末の緊張した幕府との融和を図るために、仁孝天皇の
第8皇女の和宮が、第14代将軍徳川家茂(いえもち)の御台所(みだいどころ=妻)となるた
めに中山道を下ってから、今年が150年になるのを記念して開催されたものです。

古代東山道以来、中山道は、官道として日本の歴史に大きな役割を果たし、江戸時代には、
日光例幣使(れいへいし)、朝鮮通信使、琉球使節なども通行しました。
また、京の宮家の姫君たちも将軍に嫁するために通行するなど、京と江戸を結ぶロイヤル・
ロードともいうべき街道でもありました。
この展覧会では、こういった歴史、交通政策や庶民の旅などを含め、歴史的・文化的役割を
見直そうと企画されたとのことで、幅広く興味ある展示の数々を見ることができました。
特別展を観覧後、埼玉の歴史を知る常設展も一巡、遅い昼食をして館を出ました。
博物館の南側のボート池は、1月から水質浄化のために、かい堀して水を抜いたようですが、
「泥の乾きが遅いので、まだしばらく続ける」との看板が出ていました。


サクラの並ぶ一角に戻り、氷川神社との間にあった日本庭園に入ってみました。

新緑はいっぱいですが、ツツジは数株だけで、彩りはわずかです。

その中で色鮮やかだったのはこれ、レンゲツツジでしょうか?

でも、珍しい花も咲いていました。

ハンカチの木でした。

氷川神社の横に戻り、往路に渡った橋を眺めながら参道に向かい、大宮駅から帰路につきました。

ちなみに、この特別展は、5月8日(日)で終了です。
(天気 小雨、距離 5㎞、地図(1/2.5万) 浦和、歩行地 さいたま市大宮区)

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民俗の博物館で開催中の、特別展「皇女和宮と中山道展」を観覧に出かけました。
中山道といえば、2002年から2009年にかけて毎年実施された中山道ウオークに、私
は2008年を除いて一部区間ずつでしたが、毎回参加して歩いており、結果的にほ東京
~京都をほぼ1往復しました。
その中山道ウオークの沿道でも、あちこちで皇女和宮ゆかりの史跡などを見ていたことも
あり、この展覧会を参観することにしたのです。
会場の埼玉県立歴史と民俗の博物館は、大宮公園内にあるので、JR大宮駅から歩いて
向かいました。
賑やかな商店街を抜けて、2㎞近く真っ直ぐに伸びる参道の中ほど、二の鳥居のところか
ら参道に入ります。

参道の両側には、りっぱなケヤキ並木が続いています。最後の三の鳥居が見えてきました。

鳥居をくぐり、玉砂利を踏んで進み、池の間の朱塗りの橋を渡ります。

色鮮やかな山門を入り、武蔵一宮の氷川神社神域へ。

博物館に向かう前に、正面の本殿に参拝しました。

山門と本殿の間の建物。舞楽を奉納する神楽殿でしょうか。

左手に出て、大宮公園の中ほどを北に、博物館に向かいました。

桜の頃は花見客で賑わう、ソメイヨシノがいっぱいのところも、今日は通過する人もわずか
です。

博物館の入口付近に立つ、特別展ののぼり。

今日は、南側のこの入口から入館しました。

今まで入っていた、北側の入口の表示です。

構内にある、復元した縄文時代住居。

さて、「皇女和宮と中山道展」は、幕末の緊張した幕府との融和を図るために、仁孝天皇の
第8皇女の和宮が、第14代将軍徳川家茂(いえもち)の御台所(みだいどころ=妻)となるた
めに中山道を下ってから、今年が150年になるのを記念して開催されたものです。

古代東山道以来、中山道は、官道として日本の歴史に大きな役割を果たし、江戸時代には、
日光例幣使(れいへいし)、朝鮮通信使、琉球使節なども通行しました。
また、京の宮家の姫君たちも将軍に嫁するために通行するなど、京と江戸を結ぶロイヤル・
ロードともいうべき街道でもありました。
この展覧会では、こういった歴史、交通政策や庶民の旅などを含め、歴史的・文化的役割を
見直そうと企画されたとのことで、幅広く興味ある展示の数々を見ることができました。
特別展を観覧後、埼玉の歴史を知る常設展も一巡、遅い昼食をして館を出ました。
博物館の南側のボート池は、1月から水質浄化のために、かい堀して水を抜いたようですが、
「泥の乾きが遅いので、まだしばらく続ける」との看板が出ていました。


サクラの並ぶ一角に戻り、氷川神社との間にあった日本庭園に入ってみました。

新緑はいっぱいですが、ツツジは数株だけで、彩りはわずかです。

その中で色鮮やかだったのはこれ、レンゲツツジでしょうか?

でも、珍しい花も咲いていました。

ハンカチの木でした。

氷川神社の横に戻り、往路に渡った橋を眺めながら参道に向かい、大宮駅から帰路につきました。

ちなみに、この特別展は、5月8日(日)で終了です。
(天気 小雨、距離 5㎞、地図(1/2.5万) 浦和、歩行地 さいたま市大宮区)

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