あるきメデス

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航空公園駅前で国産旅客機YS-11を公開(埼玉・所沢)

2011-05-03 19:11:37 | 所沢だより
 憲法記念日の今日、5月3日(火)、航空発祥の地所沢の、西武新宿線航空公園駅東口広場で、
戦後の国産旅客機、YS-11機の機内が公開されました。



 先月、2011年4月、ここ所沢に日本最初の飛行場ができてから、ちょうど100年になりました。
それを記念しての特別公開のようです。


 日本最初の飛行場は、この航空公園駅の東側にある、県立所沢航空記念公園のあるところです。

 YS-11は、第2次大戦後、日本の航空業界が総力をあげて開発した近距離用ターボプロップ
中型旅客機で、昭和37年(1962)8月に初飛行して、計182機が製造されました。


 このJA8732機は、昭和44年(1969)に製造された第101号機で、エアーニッポンから埼玉
県に寄贈され、現在は、所沢航空記念公園内にある所沢航空発祥記念館で管理しています。


 最後のフライトは、平成9年(1997)4月13日の大島→東京便で、総飛行時間52,991時間、
総飛行回数58,253回で引退したとのことでした。


 大きさは、全幅32m、全長26.3m、高さ8.98mで、最大時速555㎞/h、巡航速度450㎞/h、
航続距離1,200㎞です。


 機内の公開は、10数人くらいのグループ単位で行われました。前のグループの人が降りてくる
まで、並んで待ちました。


 いよいよこれから機内に入ります。


 座席数は4列64席です。前部の乗降口から後部を見たところ。


 後部から見る、乗降口方面。


 右側座席の窓


 乗降口の前にある操縦席。乗員はパイロット2名です。




 非常口を開けたところ。


 座席の後部に客室乗務員室があり、定員は2名でした。



 参観を終えて降りて来た親子づれ。




 YS-11が現役の頃、私も出張で利用したことがあったような気がしますが、行き先はどこだっ
たか記憶は定かでありません。皆さんは、どこに行かれたときに利用されましたか…。

 ちなみに、今年これからの公開日は、以下の通りです。

 5月21日(土)

10月29日(土)=所沢市民フェスティバル
10月30日(日)=所沢市民フェスティバル

11月14日(月)=埼玉県民の日


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