2020年3月25日(水)
昨夜、所沢市内の桜の名所を紹介する市のサイトを見たら、市の西郊、堀の内にある金
仙寺(こんせんじ)のシダレザクラは満開になっているというので、見に行くことにした。
昨年までは自宅から歩いて約12㎞を往復していたのだが、最近は歩く速度が遅くなり、
疲労度も増しているので、往路の一部をバス利用することにした。
西武池袋線小手指駅南口から10時45分発の宮寺西行きバスに乗り、芸術総合高校バ
ス停で10時58分頃下車する。
バス停のすぐ南西側、常楽院薬王寺境内にもシダレザクラがあり、いつも立ち寄ってい
るので今回も寄ってから金仙寺に向かうことに。
常楽院は、当地に1,100年以上前からあるという古寺で、徳川将軍から10代にわた
って7石3斗の朱印を賜っていたという。

境内中央部にあるシダレザクラは、ほぼ満開のよう。

南側墓地の方に上がると、もう1本シダレザクラがあり、こちらも見ごろだった。

その高みからもう一度中央部のシダレザクラを眺め、寺を後にした。

早稲田大学所沢キャンパスの、広い構内を囲むように北側を走る道路を東から西へと進
み、キャンパス西側の高台にある金仙寺には11時25分頃到着した。

東側から見上げるソメイヨシノはほぼ見ごろである。

正面の階段を上がって本堂に参拝する。珍しく扉が少し開いていてご本尊のお姿を拝す
ることができたので、撮らせてもらう。


金仙寺は約1,100年前に、覚堂という僧が弘法大師の造られた身の丈約59㎝の阿
弥陀如来を本尊として現在地の西方に開山としたと伝えられているとか。
その後鎌倉北条氏の信仰を得て、建長6(1254)年に8町余り(約79,200㎡)
の土地が寄贈され、現在地へは天正18(1590)年に再建されたという。

本堂右手のシダレザクラを見上げると満開で、その下には多くの人が訪れていた。ちょ
うど今日は快晴で、いっぱいの花は青空に映えて皆さんを見下ろしていた。





シダレザクラの東側一帯の木の下には、たくさんの小さな花が咲き競っている。



ウサギさんやタヌキ君も一緒に花見を楽しんでいるようだ。

境内東側は下の道路に向かって断崖になっているが、その際にはハナモモやミツマタな
ども咲いている。

本堂左手には、色濃い桜がやはり見ごろである。


その西側、墓地との間には紅白のハナモモが。そしてその下にはショカッサイも咲く。

例年ならシダレザクラの見頃の日曜日に桜まつりが開催されるのだが、今年は新型コロ
ナウィルスの感染拡大防止のために、ここでも中止の張り紙があった。


境内を西に抜けて、横の墓地からハナモモや色濃い桜などを眺める。



西南側に広がる斜面には、ナノハナはハナモモなどが色鮮やか。

墓地の西側は花畑で、スイセンやたくさんのパンジー、ハナモモ、トキワマンサク、ユ
キヤナギなどが咲き競う。





寺の西側入口の三差路に立つお地蔵村さんの前から、西方の比良の丘(ひらのおか)と
呼ぶ高みに向かう。


少し上がると路傍に数本並ぶウンリュウヤナギが、くねくねした枝の中によく見ないと
分からぬ花を見せていた。


上がるにつれてナノハナやハナモモ、ボケ、ソメイヨシノなどがあちこちでたくさん咲
き競う。


今日は快晴なので、西方遙かには奥多摩や奥武蔵の山並みがくっきりと望まれた。

東側、ハナモモの群落の上に見えるのは、所沢中心街に立ち並ぶ高層マンション群。


南側斜面は狭山湖の北側に広がる芽吹き直前の広葉樹林で、ところどころに桜も。

たくさんのハナモモやボケなどを見ながら、少し低い方へと下って折り返す。



たくさんの枝を揃えているのは、そろそろ花も終わりのサンシュユのよう。

さらに咲き競うハナモモやサクラ、レンギョウ、ナノハナなどを見上げたり見下ろした
りして一回りした。





金泉寺の近くまで戻って背後に回り、黄色いカタクリの群落を柵越しに眺める。



西側入口付近に戻り、もう一度花畑や境内を抜けて、12時40分に金仙寺を後にした。

雲ひとつない快晴で、ちょうど見ごろの花がいっぱいのタイミングも良い日に来られ、
新型コロナウィルスのことをひとときながら忘れさせてくれる満足の花見日和だった。
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昨夜、所沢市内の桜の名所を紹介する市のサイトを見たら、市の西郊、堀の内にある金
仙寺(こんせんじ)のシダレザクラは満開になっているというので、見に行くことにした。
昨年までは自宅から歩いて約12㎞を往復していたのだが、最近は歩く速度が遅くなり、
疲労度も増しているので、往路の一部をバス利用することにした。
西武池袋線小手指駅南口から10時45分発の宮寺西行きバスに乗り、芸術総合高校バ
ス停で10時58分頃下車する。
バス停のすぐ南西側、常楽院薬王寺境内にもシダレザクラがあり、いつも立ち寄ってい
るので今回も寄ってから金仙寺に向かうことに。
常楽院は、当地に1,100年以上前からあるという古寺で、徳川将軍から10代にわた
って7石3斗の朱印を賜っていたという。

境内中央部にあるシダレザクラは、ほぼ満開のよう。

南側墓地の方に上がると、もう1本シダレザクラがあり、こちらも見ごろだった。

その高みからもう一度中央部のシダレザクラを眺め、寺を後にした。

早稲田大学所沢キャンパスの、広い構内を囲むように北側を走る道路を東から西へと進
み、キャンパス西側の高台にある金仙寺には11時25分頃到着した。

東側から見上げるソメイヨシノはほぼ見ごろである。

正面の階段を上がって本堂に参拝する。珍しく扉が少し開いていてご本尊のお姿を拝す
ることができたので、撮らせてもらう。


金仙寺は約1,100年前に、覚堂という僧が弘法大師の造られた身の丈約59㎝の阿
弥陀如来を本尊として現在地の西方に開山としたと伝えられているとか。
その後鎌倉北条氏の信仰を得て、建長6(1254)年に8町余り(約79,200㎡)
の土地が寄贈され、現在地へは天正18(1590)年に再建されたという。

本堂右手のシダレザクラを見上げると満開で、その下には多くの人が訪れていた。ちょ
うど今日は快晴で、いっぱいの花は青空に映えて皆さんを見下ろしていた。





シダレザクラの東側一帯の木の下には、たくさんの小さな花が咲き競っている。




ウサギさんやタヌキ君も一緒に花見を楽しんでいるようだ。


境内東側は下の道路に向かって断崖になっているが、その際にはハナモモやミツマタな
ども咲いている。


本堂左手には、色濃い桜がやはり見ごろである。


その西側、墓地との間には紅白のハナモモが。そしてその下にはショカッサイも咲く。

例年ならシダレザクラの見頃の日曜日に桜まつりが開催されるのだが、今年は新型コロ
ナウィルスの感染拡大防止のために、ここでも中止の張り紙があった。


境内を西に抜けて、横の墓地からハナモモや色濃い桜などを眺める。




西南側に広がる斜面には、ナノハナはハナモモなどが色鮮やか。

墓地の西側は花畑で、スイセンやたくさんのパンジー、ハナモモ、トキワマンサク、ユ
キヤナギなどが咲き競う。





寺の西側入口の三差路に立つお地蔵村さんの前から、西方の比良の丘(ひらのおか)と
呼ぶ高みに向かう。


少し上がると路傍に数本並ぶウンリュウヤナギが、くねくねした枝の中によく見ないと
分からぬ花を見せていた。


上がるにつれてナノハナやハナモモ、ボケ、ソメイヨシノなどがあちこちでたくさん咲
き競う。


今日は快晴なので、西方遙かには奥多摩や奥武蔵の山並みがくっきりと望まれた。

東側、ハナモモの群落の上に見えるのは、所沢中心街に立ち並ぶ高層マンション群。


南側斜面は狭山湖の北側に広がる芽吹き直前の広葉樹林で、ところどころに桜も。

たくさんのハナモモやボケなどを見ながら、少し低い方へと下って折り返す。



たくさんの枝を揃えているのは、そろそろ花も終わりのサンシュユのよう。

さらに咲き競うハナモモやサクラ、レンギョウ、ナノハナなどを見上げたり見下ろした
りして一回りした。





金泉寺の近くまで戻って背後に回り、黄色いカタクリの群落を柵越しに眺める。




西側入口付近に戻り、もう一度花畑や境内を抜けて、12時40分に金仙寺を後にした。

雲ひとつない快晴で、ちょうど見ごろの花がいっぱいのタイミングも良い日に来られ、
新型コロナウィルスのことをひとときながら忘れさせてくれる満足の花見日和だった。


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