あるきメデス

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西武鉄道の特急車両 「Laview」が2019年度グッドデザイン金賞に

2019-11-23 16:55:58 | 鉄道
 2019年11月23日(土)

 今年3月から西武池袋線の新しい特急車両としてデビューした「Labiew」(ラビュー)
が、2019年度の「グッドデザイン金賞」を受賞しました。

 「グッドデザイン金賞」は、今年度選出されたグッドデザイン賞受賞1,420件のうち、
グッドデザインベスト100」に選出された中から、特に優れたデザインと認められた作
品だけに贈られる賞のようです。

 受賞した新しい特急車両「Labiew」は、「いままで見たことがない新しい車輌」を目指
し、西武鉄道の次世代のフラッグシップトレインとして製作されたもの。

 都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急、みんながくつろげるリビングのよう
な特急、新しい価値を創造し移動手段ではなく目的地となる特急のデザインコンセプトを
もとにデザインしたとのこと。

 審査委員の評価としては、以下のように述べられていたようです。

『アヴァンギャルドな球形の先頭車両、風景がファジーに映り込み存在感を和らげる車体
塗装色、驚くほど大きな客室窓、窓からはリビングルームを彷彿させる心地よい暖色イエ
ローのシートがよく見える、乗車前から乗客の心を昂ぶらせる仕掛けが満載だ。

 広大な窓から見える車窓風景はあたかも外界と室内空間がシームレスで繋がっているか
の感覚を起こさせ、普段見慣れた景色を新しいものへと変えるだろう。「100年の風景
をつくる」という高い志のもと、デザインの力で革新的創造にチャレンジした姿勢とその
表現力は賞賛に値する。』

 この新しい特急車両「Laview」は、池袋線と秩父線で今年3月のダイヤ改正から運行を
開始し、車輌の増備も順次進んでおり、10月21日(月)以降は、平日下り15本、上
り17本に、休日下り16本、上り15本と、それまでの倍近くに増えています。

 この増備により、池袋線と秩父線の特急の約半分が「Laview」により運行されるように
なりました。

 なお、「Laview」は1編成8両で日立製作所の製造、全部で7編成56両が今年度中に
製造を終える予定になっています。

 11月5日(火)に、西武池袋線の小手指(こてさし)車両基地をのぞいてみたら、特
急車輌4編成を見ることができました。


 1番北側、洗車設備のところには「Laview」(001系)が。



 その右手には、11月1日(金)~12月31日(火)までの期間限定で、川越エリア
への誘客を目的にした「カナヘイの小動物」キャンペーン用のデザインを施した、従来か
らの特急車両ニューレッドアロー号10000系車輌が。


 南側の池袋線の本線寄りには、初代レッドアロー号の塗色を施したニューレッドアロー
号が待機していました。


 日にちが変わり、11月17日(日)8時51分頃、西所沢駅を通過直前の「Laview」
車輌による上り特急ちちぶ72号です。
 


 なお、「グッドデザイン金賞」受賞を伝える西武鉄道のニュースリリースはこちら


 また、今年の「グッドデザイン金賞」の概要についてはこちらをご覧下さい。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (ヒロポン)
2019-12-05 22:46:55
ランキングから来ました。

西武鉄道の特急も
ものすごい進化を遂げたのでは

一気に行きましたね!!
返信する
イメージ一新 (saikoroat)
2019-12-06 14:57:26
これまでの特急車両、ニューレッドアロー号とはがらりと変貌を遂げたデザインで、
乗って車内も撮りたいと思いながら、まだ線路際から時折通過するのを眺めているだけです。
返信する

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