第17日 2011年3月12日(土)
=84番屋島寺~87番長尾寺=
6時起床、6時30分から朝食をして、7時25分に東横イン中新町を出発した。
高松市街を東に進み、国道11号に入る。以前より車が少ないと思ったが、今日は土曜日だと
分かり納得する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5f/c3c46ef6f2cbf760c46e6ad303e266af.jpg)
国道で渡る三つ目の川、春日川の橋からは、屋島が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f9/85e44feda0c66024969c50f5112e136b.jpg)
琴電の潟元(かたもと)駅のそばから、目の前に見える屋島に向かう。上り道にかかると、市民
ウオーカーが次々に上り下りしてきて、挨拶を交わす。高度が上がり、樹間から高松市街の展望
が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6f/53c53381d9fe481d66928bd3c149cf69.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c5/e45ce4f673ac7adb6d221b0a4d94b8e0.jpg)
加持水(かじすい)や不喰梨(くわずのなし)↑など、弘法大師ゆかりの旧跡を通過し、標高284m
の屋島山上にある84番屋島寺(やしまじ)に上がった。
二つの山門をくぐり、正面の本堂と右手の大師堂に参拝する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7f/c706c3c5e29c316e29a62bb5b629f665.jpg)
山門には戻らず東側に出て、展望台から、この先向かう八栗山や、源平合戦の地、壇ノ浦を見
下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/a1/1dbea3447e1c696a0541eae1b6f7a759.jpg)
下る遍路道は急降下なので、ストックを用いて注意して下る。10時27分頃、息子から携帯電話
にメールがあり、大地震で都内にて足止めになった3人とも、帰宅できたと分かり、ひと安心した。
源平合戦時の平家の武将、佐藤継信(つぐのぶ)の墓↓の辺りで、2人の男性遍路と会い、今夜
は同宿と分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/fb/895a1fedeb669f51645ab4e84c1affbb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/31/1e94cf5fb5b0a34f971b11e89c05945b.jpg)
安徳天皇社や菊王丸の墓など、やはり源平合戦ゆかりの地が続く。香東川を渡り、そばのスー
パーマルナカで、昼食を仕入れた。
近くの番外霊場州崎寺(すざきじ)は、大同年間(806~)に弘法大師により創建されたとのこと。
境内の壁面に、壇ノ浦の合戦などの説明板があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b2/c991ebfff772a6350cd8c14b78a9eb66.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6c/ed4acbfa335caa59d588cdc6db4dac12.jpg)
牟礼北小の裏手や、長屋門のあるうどん店の前を通過し、85番八栗寺(やくりじ)までひと上り
する。境内の直前に、新しい「お迎え大師」の石像が出来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f4/451e2d94436db7af4ab080dbf59f2b2e.jpg)
そのあたりからは、眼下の大展望が得られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/99/4973ff3e811b30bf7f78a9f2d2b239b2.jpg)
境内の一角に歓喜天が祭られ、神仏混合の遺構か石鳥居もある。今日は幸いに、右腰と左もも
のつけ根の痛みはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4d/ee05ff80aab5ef5bdc6dd59f16f43574.jpg)
参拝、納経後、境内奥の方のベンチで昼食。同宿となる2人は先発した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/45/68c8dab62195eb464b3e3b81ef1f00b5.jpg)
下り道となる県道145号は、21%という車道としてはかなりの急勾配。ストックは使わなかった
が、必要なくらいだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a4/16b2e0a667b08443ce690fd95b487f3f.jpg)
下り終えた二つ池親水公園から先は、遍路地図にない志度湾寄りのルートに遍路標識があり、
地図のルートより一つ先の、琴電塩屋駅の横に出た。
志度湾沿いの旧道を進み、ナノハナ畑の横を過ぎ、志度の町並みに入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/5a/0b5dbb29784f7fa29726d28caf541d34.jpg)
平賀源内旧邸、86番奥の院の地蔵寺、前回にはなかった平賀源内記念館前などを通り、86番
志度寺(しどじ)に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/55/d85fc69e0ff54da8c6e5eff6dcd6b801.jpg)
大わらじが奉納された山門を入ると、左手に五重塔が立ち、広い境内には植栽が多い。
納経を終え、15時17分に寺を出た。あと7㎞余りあり、私の足では次の長尾寺に17時までには
無理かと思い、足の疲れもあり、緩やかなペースで進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/66/7ce5d3a4063007818877c0e6a4a187c7.jpg)
だが番外霊場玉泉寺で時刻を見たら、間に合いそうなのでピッチを上げ、16時55五分に87番
長尾寺に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/53/f65c3a1da907d932f649d4a714b95bdd.jpg)
急ぎ納経所にて御朱印をいただき、その後にお参りをした。広い境内の隅に、枝を大きく広げた
大クスが立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/f2/960313b6486b360dbf9ad720d3884643.jpg)
今日の宿、民宿ながお路(じ)は、門前を出て、すぐ右手にある。17時12分に到着した。
2階の一番奥の部屋に入り、洗濯はせずに入浴する。今日は暖かで、屋島寺への上りで厚手の
シャツは脱いだが、そのままで宿まで来られた。
夕食は、道を隔てた南側の別棟で。同宿の歩き遍路は3人で、県内川越市の男性と、ご夫婦で
歩いているお二人だった。
夕食後、おかみさんに別格20番大瀧寺への最適ルートを教えてもらい、予定を変えて明日は88
番大窪寺経由として、明後日に別格20番に向かうこととする。
部屋に戻り自宅に電話し、大震災の被害が皆無だったと聞き、安心し、予定通り14日まで遍路
を続けることで了解を得た。
【コースタイム】東横イン高松中新町7・25ー春日川の橋8・23ー遍照院上9・00~05ー84番屋島寺
9・35~10・00ー安徳天皇社10・44ーマルナカ11・02~11ー須崎寺11・14~18ー85番八栗寺(昼食)
12・08~13・12ー二ッ池親水公園13・41ー琴電塩屋駅14・07ー86番志度寺14・53~15・17ー幸田
BS15・48ー玉泉寺16・15ー87番長尾寺16・55~17・11ー民宿ながお路17・12
(天気 晴、距離 29㎞、歩行地 高松市、さぬき市、歩数 46,200、遍路地図 80ー1、82ー1,
82ー2)
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=84番屋島寺~87番長尾寺=
6時起床、6時30分から朝食をして、7時25分に東横イン中新町を出発した。
高松市街を東に進み、国道11号に入る。以前より車が少ないと思ったが、今日は土曜日だと
分かり納得する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5f/c3c46ef6f2cbf760c46e6ad303e266af.jpg)
国道で渡る三つ目の川、春日川の橋からは、屋島が一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f9/85e44feda0c66024969c50f5112e136b.jpg)
琴電の潟元(かたもと)駅のそばから、目の前に見える屋島に向かう。上り道にかかると、市民
ウオーカーが次々に上り下りしてきて、挨拶を交わす。高度が上がり、樹間から高松市街の展望
が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/6f/53c53381d9fe481d66928bd3c149cf69.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c5/e45ce4f673ac7adb6d221b0a4d94b8e0.jpg)
加持水(かじすい)や不喰梨(くわずのなし)↑など、弘法大師ゆかりの旧跡を通過し、標高284m
の屋島山上にある84番屋島寺(やしまじ)に上がった。
二つの山門をくぐり、正面の本堂と右手の大師堂に参拝する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7f/c706c3c5e29c316e29a62bb5b629f665.jpg)
山門には戻らず東側に出て、展望台から、この先向かう八栗山や、源平合戦の地、壇ノ浦を見
下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/a1/1dbea3447e1c696a0541eae1b6f7a759.jpg)
下る遍路道は急降下なので、ストックを用いて注意して下る。10時27分頃、息子から携帯電話
にメールがあり、大地震で都内にて足止めになった3人とも、帰宅できたと分かり、ひと安心した。
源平合戦時の平家の武将、佐藤継信(つぐのぶ)の墓↓の辺りで、2人の男性遍路と会い、今夜
は同宿と分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/fb/895a1fedeb669f51645ab4e84c1affbb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/31/1e94cf5fb5b0a34f971b11e89c05945b.jpg)
安徳天皇社や菊王丸の墓など、やはり源平合戦ゆかりの地が続く。香東川を渡り、そばのスー
パーマルナカで、昼食を仕入れた。
近くの番外霊場州崎寺(すざきじ)は、大同年間(806~)に弘法大師により創建されたとのこと。
境内の壁面に、壇ノ浦の合戦などの説明板があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/b2/c991ebfff772a6350cd8c14b78a9eb66.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6c/ed4acbfa335caa59d588cdc6db4dac12.jpg)
牟礼北小の裏手や、長屋門のあるうどん店の前を通過し、85番八栗寺(やくりじ)までひと上り
する。境内の直前に、新しい「お迎え大師」の石像が出来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f4/451e2d94436db7af4ab080dbf59f2b2e.jpg)
そのあたりからは、眼下の大展望が得られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/99/4973ff3e811b30bf7f78a9f2d2b239b2.jpg)
境内の一角に歓喜天が祭られ、神仏混合の遺構か石鳥居もある。今日は幸いに、右腰と左もも
のつけ根の痛みはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4d/ee05ff80aab5ef5bdc6dd59f16f43574.jpg)
参拝、納経後、境内奥の方のベンチで昼食。同宿となる2人は先発した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/45/68c8dab62195eb464b3e3b81ef1f00b5.jpg)
下り道となる県道145号は、21%という車道としてはかなりの急勾配。ストックは使わなかった
が、必要なくらいだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a4/16b2e0a667b08443ce690fd95b487f3f.jpg)
下り終えた二つ池親水公園から先は、遍路地図にない志度湾寄りのルートに遍路標識があり、
地図のルートより一つ先の、琴電塩屋駅の横に出た。
志度湾沿いの旧道を進み、ナノハナ畑の横を過ぎ、志度の町並みに入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/5a/0b5dbb29784f7fa29726d28caf541d34.jpg)
平賀源内旧邸、86番奥の院の地蔵寺、前回にはなかった平賀源内記念館前などを通り、86番
志度寺(しどじ)に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/55/d85fc69e0ff54da8c6e5eff6dcd6b801.jpg)
大わらじが奉納された山門を入ると、左手に五重塔が立ち、広い境内には植栽が多い。
納経を終え、15時17分に寺を出た。あと7㎞余りあり、私の足では次の長尾寺に17時までには
無理かと思い、足の疲れもあり、緩やかなペースで進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/66/7ce5d3a4063007818877c0e6a4a187c7.jpg)
だが番外霊場玉泉寺で時刻を見たら、間に合いそうなのでピッチを上げ、16時55五分に87番
長尾寺に着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/53/f65c3a1da907d932f649d4a714b95bdd.jpg)
急ぎ納経所にて御朱印をいただき、その後にお参りをした。広い境内の隅に、枝を大きく広げた
大クスが立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/f2/960313b6486b360dbf9ad720d3884643.jpg)
今日の宿、民宿ながお路(じ)は、門前を出て、すぐ右手にある。17時12分に到着した。
2階の一番奥の部屋に入り、洗濯はせずに入浴する。今日は暖かで、屋島寺への上りで厚手の
シャツは脱いだが、そのままで宿まで来られた。
夕食は、道を隔てた南側の別棟で。同宿の歩き遍路は3人で、県内川越市の男性と、ご夫婦で
歩いているお二人だった。
夕食後、おかみさんに別格20番大瀧寺への最適ルートを教えてもらい、予定を変えて明日は88
番大窪寺経由として、明後日に別格20番に向かうこととする。
部屋に戻り自宅に電話し、大震災の被害が皆無だったと聞き、安心し、予定通り14日まで遍路
を続けることで了解を得た。
【コースタイム】東横イン高松中新町7・25ー春日川の橋8・23ー遍照院上9・00~05ー84番屋島寺
9・35~10・00ー安徳天皇社10・44ーマルナカ11・02~11ー須崎寺11・14~18ー85番八栗寺(昼食)
12・08~13・12ー二ッ池親水公園13・41ー琴電塩屋駅14・07ー86番志度寺14・53~15・17ー幸田
BS15・48ー玉泉寺16・15ー87番長尾寺16・55~17・11ー民宿ながお路17・12
(天気 晴、距離 29㎞、歩行地 高松市、さぬき市、歩数 46,200、遍路地図 80ー1、82ー1,
82ー2)
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