第1日 2011年2月24日(木)
=別格7番出石寺へ=
5時40分に起床、6時朝食、不要な荷物は部屋に置いて、7時に、ときわ旅館を出る。
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大洲城や、眼下に停泊する屋形船を眺めながら肱川橋を渡る。大洲市役所前を通過し、
久米川沿いへ。途中、コンビニ・サークルKで弁当を仕入れる。
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平野の関谷橋を渡り、JR予讃線の西に出た。沼田川沿いを1.5㎞ほど進み、車道を
離れて遍路道に入る。
おなじみの、へんろみち保存協力会のへんろ標識のほか、ときわ旅館の藤江さんが立
てたという独自の標識があり、林道横断か所なども迷わずに進める。
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今日の大洲の予想最高気温は18℃。朝から暖かいので、コンビニでジャンパーを脱ぎ、
車道の先で厚手のシャツも脱いだ。
「キリシタン大名一条兼定仮寓の地」の説明板があり、そばに、「梶ヶ谷のヤマモモ」と
呼ぶ、ヤマモモの古木が枝を広げていた。
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樹林の切れ目から、南側の山並みが望まれる。
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炭焼きがまの横を過ぎ、幅広い林道に出ると、「ケーブル埋設」の標識が続く。舗装道路
を横断後、スプリンクラーのある椎茸栽培地の先から砂利道の林道に入った。
右手に上がる遍路道の標識を見逃し、10分余り先で標識が無くなったのに気づき戻る。
はっきりした標識なのにどうして見逃したのか、戻ってみて不思議な気がした。
遍路道が下りとなって車道に出て、いったん緩やかに下って標高490m点の車道交差
点から、稜線を上がる遍路道へ。幅広くて歩きやすい上り道が続く。
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今年初めての、ウグイスの鳴き声を聞きながら進む。ところどころに、石仏を刻んだ古い
丁石がある。
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たくさんのお地蔵さんが並ぶ一角を過ぎると、間もなく弘法大師像のところに上がった。
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石段のすぐ上が、別格霊場7番、出石寺(しゅっせきじ)の山門である。途中でも雨が
ぱらぱらしたが、ここでもぱらつく。でも、本堂に参拝中に止んで、晴れてきた。
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最奥に本堂があり↑、手前に大師堂、その前には御手びきの鹿と呼ぶ鹿の像や、牛の
像、多宝塔などが並んでいる。
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そのあたりからは、雲の切れ間から下の集落などが望まれる。
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境内の日陰には、雪が残っていた。
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石段下の納経所で御朱印をいただく。そばに護摩堂があり、山門横には、売店とうどん
店がある。
納経所の方に断り、山門のそばのベンチで昼食をしたが、標高812mの山上なので、休
んでいると寒い。
帰路は、標高560m地点まで往路を戻り、そのまま車道を下る。車はほとんど通らない
ので、どんどん下る。こちらでは、シジュウカラの初鳴きを聞いた。
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車道のカーブ点に、新しい休憩所が出来ていた。遍路に行くたびに休憩所は増えていて、
歩き遍路にとっては大変ありがたい。
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棚田を見下ろしながら下る。車道のヘヤピンカーブ点には、ショートカットする遍路道が
3か所続くが、真ん中の部分は崩壊で通行禁止になっていた。
最初の集落まで下ると、大洲の町並みが見下ろせる。
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阿蔵(あぞう)集落から真っ直ぐに下る遍路道にも、藤江さんの遍路標識が多く、間違い
なく下れた。
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JRのガードをくぐって肱川の堤防に上がると、大洲城が近づく。
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アーケードのある本町一丁目商店街を抜けて肱川橋を渡り、大洲の市街地へ。ときわ
旅館には、15時55分に戻った。
すぐに入浴でき、洗濯はお接待でしていただく。風呂から出たら腰を伸ばすと痛いので、
近くの薬局へ行き、湿布薬を買っきて貼る。
夕食は18時過ぎから。今日は34㎞ほど歩いたという、奈良市の男性と一緒にいただく。
お勤め中の方で、数日の区切り打ちを続け、今回は51番石手寺までの予定とか。
夕食後、宿の藤江さんも交えて情報交換をする。腰痛がややきつく、明日がどうなるか
気がかりだ。
【コースタイム】ときわ旅館7・01ー西大洲・サークルK7・30~37ー関谷橋7・57ー桑坂
川沿い遍路道へ8・22ー二つ目の遍路標識8・37~44ーH390m点9・30ーH560m点
10・20~25ーH550m点10・42ー別格7番出石寺(昼食)11・32~12・20ーH490m点
13・02ー出石寺9㎞標13・37ー出石寺11㎞標14・11~20ーJR予讃線際15・18~23ー
ときわ旅館15・55
(天気 晴一時曇、距離 25㎞、歩行地 大洲市、八幡浜市、歩数 46,300、遍路
地図※ 94ー3図)
※ 「遍路地図」とは、へんろみち保存協力会発行の「四国遍路ひとり歩き同行二人」
【地図編】第9版の地図をいう。
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=別格7番出石寺へ=
5時40分に起床、6時朝食、不要な荷物は部屋に置いて、7時に、ときわ旅館を出る。
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大洲城や、眼下に停泊する屋形船を眺めながら肱川橋を渡る。大洲市役所前を通過し、
久米川沿いへ。途中、コンビニ・サークルKで弁当を仕入れる。
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平野の関谷橋を渡り、JR予讃線の西に出た。沼田川沿いを1.5㎞ほど進み、車道を
離れて遍路道に入る。
おなじみの、へんろみち保存協力会のへんろ標識のほか、ときわ旅館の藤江さんが立
てたという独自の標識があり、林道横断か所なども迷わずに進める。
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今日の大洲の予想最高気温は18℃。朝から暖かいので、コンビニでジャンパーを脱ぎ、
車道の先で厚手のシャツも脱いだ。
「キリシタン大名一条兼定仮寓の地」の説明板があり、そばに、「梶ヶ谷のヤマモモ」と
呼ぶ、ヤマモモの古木が枝を広げていた。
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樹林の切れ目から、南側の山並みが望まれる。
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炭焼きがまの横を過ぎ、幅広い林道に出ると、「ケーブル埋設」の標識が続く。舗装道路
を横断後、スプリンクラーのある椎茸栽培地の先から砂利道の林道に入った。
右手に上がる遍路道の標識を見逃し、10分余り先で標識が無くなったのに気づき戻る。
はっきりした標識なのにどうして見逃したのか、戻ってみて不思議な気がした。
遍路道が下りとなって車道に出て、いったん緩やかに下って標高490m点の車道交差
点から、稜線を上がる遍路道へ。幅広くて歩きやすい上り道が続く。
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今年初めての、ウグイスの鳴き声を聞きながら進む。ところどころに、石仏を刻んだ古い
丁石がある。
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たくさんのお地蔵さんが並ぶ一角を過ぎると、間もなく弘法大師像のところに上がった。
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石段のすぐ上が、別格霊場7番、出石寺(しゅっせきじ)の山門である。途中でも雨が
ぱらぱらしたが、ここでもぱらつく。でも、本堂に参拝中に止んで、晴れてきた。
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最奥に本堂があり↑、手前に大師堂、その前には御手びきの鹿と呼ぶ鹿の像や、牛の
像、多宝塔などが並んでいる。
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そのあたりからは、雲の切れ間から下の集落などが望まれる。
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境内の日陰には、雪が残っていた。
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石段下の納経所で御朱印をいただく。そばに護摩堂があり、山門横には、売店とうどん
店がある。
納経所の方に断り、山門のそばのベンチで昼食をしたが、標高812mの山上なので、休
んでいると寒い。
帰路は、標高560m地点まで往路を戻り、そのまま車道を下る。車はほとんど通らない
ので、どんどん下る。こちらでは、シジュウカラの初鳴きを聞いた。
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車道のカーブ点に、新しい休憩所が出来ていた。遍路に行くたびに休憩所は増えていて、
歩き遍路にとっては大変ありがたい。
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棚田を見下ろしながら下る。車道のヘヤピンカーブ点には、ショートカットする遍路道が
3か所続くが、真ん中の部分は崩壊で通行禁止になっていた。
最初の集落まで下ると、大洲の町並みが見下ろせる。
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阿蔵(あぞう)集落から真っ直ぐに下る遍路道にも、藤江さんの遍路標識が多く、間違い
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JRのガードをくぐって肱川の堤防に上がると、大洲城が近づく。
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アーケードのある本町一丁目商店街を抜けて肱川橋を渡り、大洲の市街地へ。ときわ
旅館には、15時55分に戻った。
すぐに入浴でき、洗濯はお接待でしていただく。風呂から出たら腰を伸ばすと痛いので、
近くの薬局へ行き、湿布薬を買っきて貼る。
夕食は18時過ぎから。今日は34㎞ほど歩いたという、奈良市の男性と一緒にいただく。
お勤め中の方で、数日の区切り打ちを続け、今回は51番石手寺までの予定とか。
夕食後、宿の藤江さんも交えて情報交換をする。腰痛がややきつく、明日がどうなるか
気がかりだ。
【コースタイム】ときわ旅館7・01ー西大洲・サークルK7・30~37ー関谷橋7・57ー桑坂
川沿い遍路道へ8・22ー二つ目の遍路標識8・37~44ーH390m点9・30ーH560m点
10・20~25ーH550m点10・42ー別格7番出石寺(昼食)11・32~12・20ーH490m点
13・02ー出石寺9㎞標13・37ー出石寺11㎞標14・11~20ーJR予讃線際15・18~23ー
ときわ旅館15・55
(天気 晴一時曇、距離 25㎞、歩行地 大洲市、八幡浜市、歩数 46,300、遍路
地図※ 94ー3図)
※ 「遍路地図」とは、へんろみち保存協力会発行の「四国遍路ひとり歩き同行二人」
【地図編】第9版の地図をいう。
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