あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

英国・コッツウォルド ウェイ(南部)とその周辺4〈続き〉

2006-06-13 23:13:37 | 英国のウオーキング
2005年6月9日(木)
 =コッツウオルド・ウェイ第1日 バース~トマートン〈続き〉=


 黒牛の寝そべる牧場を過ぎ、別の流れを越えるとやや傾斜のきつい上りと
なる。


 羊が草をはむ放牧地の辺りから1車線の車道。汗をかきながら上り、車の
多い国道A46号線を横切ってCold Ashtonの集落に入った。


 2m以上もある高い石塀をめぐらしたりっぱな邸宅がある。


 石造りの古い教会の構内を北に抜け、東西に走る国道A420号に出た。


 そばにパブがあったので入り、生ビールでのどを潤す。昼間の営業は14時
45分まで。店を出たのは間もなく閉店という時刻だった。


 国道の北で、フットパスは麦畑を横切る。青々とした麦畑の先は緩い下り、
土がむき出しの畑に踏み跡がついている。
 
 何も植えてないのかと思って下って行くと、芽が出たばかりのトウモロコシ
畑。こんな畑の中にもフットパスが通っているのだということを改めて認識
する。

 再度国道A46号を斜めに横切り北に向かう。牧草地とビール麦畑の間を
進んで、少しだけ林の中を下る。日本と同じようなワラビがたくさん伸びて
いた。


 小さい流れを木の橋で渡り、刈り取り中の牧草地などを見ながら緩やかに
上がって次の集落へ。


 集落の中ほどに、Dyrham Parkというナショナルトラストがあった。道路側は
広い芝生の庭で、その奥に宮殿のようなりっぱな建物が見える。中世の領主
の館(やかた)だったのだろうか。Dyrhamはこの辺の地名のようだ。


 集落を出ると、牛が点々と寝そべる展望の良い牧草地、コースもやわらかな
草で気持ちよい。

 日が陰って暑さを和らげてくれ、風が心地よい。高速道路M4号を走る車の
音が近づき、周辺は起伏も少ない平坦地になった。

 はるか遠くまで真っ平らな展望。広大な麦畑を高圧送電線が横切っている。

 今日3度目の国道A46号に出た。地図上はここから国道を進んで高速道を
越え、今日のゴール、トマートン(Tormarton)に入るのだが、道標は東に向かっ
ている。

 車の多い国道を避け、う回する新しいコースになっているらしい。


 牧草地や、小麦畑、馬や牛の放牧地などの間を進み、片側3車線の高速道、
国道M4号を越える。国道A46号との交差部分は堀割になっているのが
見えるが、インターチェンジはない。有料道路ではないようだ。

【英国の国道】国道は、M、A、Bに分類されている。Mは日本の高速道路に
相当するMortor Wayの略、以下A、Bとなるにつれ原則的に道は狭くマイナー
となる。各道路の接続地点には必ず標識がある。

 北側がトマートンの集落。数10戸の集落の西側に回り、牧場を横切って
車道を南西に少し戻る。


 今日の宿、コンパス イン(The Compass Inn)に17時32分に着いた。この
小集落にと思われるようなりっぱなホテル。今回の宿で1番の設備だった。
食堂での夕食もおいしくいただいた。      (距離25km、45,100歩)

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