昨日(19日)は、埼玉県ウオーキング協会主催の平日ウオーク、「美しい日本
の歩きたくなるみち500選」のひとつ、埼玉県東松山市の「箭弓(やきゅう)稲荷
神社から岩殿観音へのみち」(15km)に参加しました。
東松山市は、毎年11月初めに開催される、日本一のウオーキング大会「日本
スリーデーマーチ」の主会場であり、このコースも、そのときの30kmや20km
コースでおなじみのエリアです。
出発地の箭弓稲荷神社は、東武東上線東松山駅西口からすぐのところにあり、
創建は和銅5年(712)と伝えられています。
平安期に平忠常討伐に向かう源頼信が、白狐に乗った神から箭と弓を授かる
夢を見て戦に勝ったので、社殿を寄進したと言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a1/8870bc2a1eb5819e2104e9354d0a7680.jpg)
毎年、春分の日に開催されるウオーキング大会「武蔵野十里」のゴールになった
こともあり、私も何回か行っていますが、今日、改めて社殿を見上げたら、素晴
らしい彫刻が随所に施されていることを知りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/fd/031319d6ef25df4078b32eac2f6d878c.jpg)
境内には、1500株といわれる広いボタン園がありますが、見ごろは来週以降
とか。それでも社殿横のそばのボタンはきれいに咲いていました。
9時50分にスタートしました。参加者は300人くらいでしょうか。毎月開催され
ている「歩きたくなるみち」シリーズなので、平日ウオークとしては、かなりの人数
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7d/e4255bf3bb6356548fe1b80c631a014c.jpg)
関越自動車道東松山インターチェンジに近いオタメ池のほとりに、「虎御石
(とらごいし)」という大きな板石塔婆(いたいしとうば)がありました。高さ
3.75mで、この地方(比企・入間)最大のもの。応安2年(1369)に建立
されたようです。
青鳥(おおとり)城跡や、若宮八幡古墳のそばを通過しましたが、説明板など
には気づかず、詳細は分かりません。
ウグイスの鳴く雑草地の先で、都幾川(ときがわ)にかかる冠水橋「おとうか
橋」を渡り、南側の稜線に向かって急坂を上がります。芽吹き始めたばかりの
クヌギなどの若葉が、淡い彩りを見せていました。
この辺りは、スリーデーマーチの20kmコースです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b9/dc21b1b4bc71db1191cebb72fbf9b52f.jpg)
南に下った田んぼの向うに見える里山も、やわらかな若葉の彩りです。
門前町の面影の残る岩殿(いわどの)の家並みを進み、仁王門をくぐって
岩殿観音に上がりました。
岩殿観音正法寺(しょうぼうじ)は、養老2年(718)開山で、坂東三十三観音
霊場第10番札所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/11/e60f6c4354ea77e9a97b0010c21df933.jpg)
広い境内には、本堂(写真)のほか、観音堂、薬師堂、鐘楼などがあり、本堂
の前には、根元が複雑にからみ合った大イチョウが立ち、境内は豊富な緑に
覆われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ef/6c0d00f608d14ecfc09fda2fba3cbfc7.jpg)
トンネルをくぐって南側に続く物見山に上がります。ソメイヨシノは咲き終えて
いましたが、たくさんあるツツジが花を見せ始めていました。
その一角で昼食となり、埼玉県平和資料館のそばの芝生で弁当を食べました。
食後、平和資料館に入り、第2次世界大戦中の生活用具や、戦争に関する資料
などを見学しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/89/371986498c7e2ed19fd34fde3771dfd4.jpg)
一番奥から展望塔にも上がってみました。晴れて見通しの良い日は、関東平野
を囲む山々や、東京の高層ビルなども見えるようですが、この日はかすんでいて、
眼下の淡い彩りの新緑しか見えません。
車道の途中から、山林の中の細道を児沢(ちごさわ)沿いに下り、スリーデー
マーチでは豚汁サービスが楽しみな千年谷(せんねんだに)公園の奥に上がり、
それに続く松風公園の末端で解散となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f1/ab50ba99b2b522f45da48e504f64e684.jpg)
関越自動車道を越え、高田博厚の彫刻の並ぶ「彫刻の散歩道」を進んで、
13時53分に東武東上線高坂駅に着きました。
高田博厚は1900年生まれ、1931年から約30年フランスに住み、ロマン・
ロラン、ルオーなどと親交があり、1987年に死去した彫刻家です。
新緑や春の花をあちこちで楽しむことができましたが、このシリーズの歩きに
参加していつも思うのは、このような大勢のウオーキングでは、「歩きたくなる
みち」の見どころをゆっくり見ることができません。
少人数か一人で地図を頼りにマイペースで歩いた方が、コースの良さが分かる
ので、それができるよう、早くコース地図を発売してもらいたいですね。
の歩きたくなるみち500選」のひとつ、埼玉県東松山市の「箭弓(やきゅう)稲荷
神社から岩殿観音へのみち」(15km)に参加しました。
東松山市は、毎年11月初めに開催される、日本一のウオーキング大会「日本
スリーデーマーチ」の主会場であり、このコースも、そのときの30kmや20km
コースでおなじみのエリアです。
出発地の箭弓稲荷神社は、東武東上線東松山駅西口からすぐのところにあり、
創建は和銅5年(712)と伝えられています。
平安期に平忠常討伐に向かう源頼信が、白狐に乗った神から箭と弓を授かる
夢を見て戦に勝ったので、社殿を寄進したと言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a1/8870bc2a1eb5819e2104e9354d0a7680.jpg)
毎年、春分の日に開催されるウオーキング大会「武蔵野十里」のゴールになった
こともあり、私も何回か行っていますが、今日、改めて社殿を見上げたら、素晴
らしい彫刻が随所に施されていることを知りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/fd/031319d6ef25df4078b32eac2f6d878c.jpg)
境内には、1500株といわれる広いボタン園がありますが、見ごろは来週以降
とか。それでも社殿横のそばのボタンはきれいに咲いていました。
9時50分にスタートしました。参加者は300人くらいでしょうか。毎月開催され
ている「歩きたくなるみち」シリーズなので、平日ウオークとしては、かなりの人数
です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7d/e4255bf3bb6356548fe1b80c631a014c.jpg)
関越自動車道東松山インターチェンジに近いオタメ池のほとりに、「虎御石
(とらごいし)」という大きな板石塔婆(いたいしとうば)がありました。高さ
3.75mで、この地方(比企・入間)最大のもの。応安2年(1369)に建立
されたようです。
青鳥(おおとり)城跡や、若宮八幡古墳のそばを通過しましたが、説明板など
には気づかず、詳細は分かりません。
ウグイスの鳴く雑草地の先で、都幾川(ときがわ)にかかる冠水橋「おとうか
橋」を渡り、南側の稜線に向かって急坂を上がります。芽吹き始めたばかりの
クヌギなどの若葉が、淡い彩りを見せていました。
この辺りは、スリーデーマーチの20kmコースです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b9/dc21b1b4bc71db1191cebb72fbf9b52f.jpg)
南に下った田んぼの向うに見える里山も、やわらかな若葉の彩りです。
門前町の面影の残る岩殿(いわどの)の家並みを進み、仁王門をくぐって
岩殿観音に上がりました。
岩殿観音正法寺(しょうぼうじ)は、養老2年(718)開山で、坂東三十三観音
霊場第10番札所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/11/e60f6c4354ea77e9a97b0010c21df933.jpg)
広い境内には、本堂(写真)のほか、観音堂、薬師堂、鐘楼などがあり、本堂
の前には、根元が複雑にからみ合った大イチョウが立ち、境内は豊富な緑に
覆われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ef/6c0d00f608d14ecfc09fda2fba3cbfc7.jpg)
トンネルをくぐって南側に続く物見山に上がります。ソメイヨシノは咲き終えて
いましたが、たくさんあるツツジが花を見せ始めていました。
その一角で昼食となり、埼玉県平和資料館のそばの芝生で弁当を食べました。
食後、平和資料館に入り、第2次世界大戦中の生活用具や、戦争に関する資料
などを見学しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/89/371986498c7e2ed19fd34fde3771dfd4.jpg)
一番奥から展望塔にも上がってみました。晴れて見通しの良い日は、関東平野
を囲む山々や、東京の高層ビルなども見えるようですが、この日はかすんでいて、
眼下の淡い彩りの新緑しか見えません。
車道の途中から、山林の中の細道を児沢(ちごさわ)沿いに下り、スリーデー
マーチでは豚汁サービスが楽しみな千年谷(せんねんだに)公園の奥に上がり、
それに続く松風公園の末端で解散となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f1/ab50ba99b2b522f45da48e504f64e684.jpg)
関越自動車道を越え、高田博厚の彫刻の並ぶ「彫刻の散歩道」を進んで、
13時53分に東武東上線高坂駅に着きました。
高田博厚は1900年生まれ、1931年から約30年フランスに住み、ロマン・
ロラン、ルオーなどと親交があり、1987年に死去した彫刻家です。
新緑や春の花をあちこちで楽しむことができましたが、このシリーズの歩きに
参加していつも思うのは、このような大勢のウオーキングでは、「歩きたくなる
みち」の見どころをゆっくり見ることができません。
少人数か一人で地図を頼りにマイペースで歩いた方が、コースの良さが分かる
ので、それができるよう、早くコース地図を発売してもらいたいですね。
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