2017年4月16日(日)
快晴で首都圏でも25℃前後になるとの予報の今日、続カタツムリ歩行の第43回例会
に参加した。集合はJR武蔵野線と北総鉄道の東松戸駅。Iさんと一緒に9時58分にス
タートした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/cc/ee7b56899c15d39d33fe188bb740718e.jpg)
駅の東北側に回って北総鉄道の高架下を少し進んで、新興住宅地の中にある中央公園へ。
広い芝生地が広がり、その中に若木のソメイヨシノの並木があるが、花の残る木は少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/62/e6b7371a6b4668411e20096c18c0b31d.jpg)
東側にあった「Arche Charite(アルシュ シャリテ)」とよぶマンションは、建物に対し
て敷地がかなり広く、緑が豊富で公園のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/97/db51272ef0e4129717bd77d6cab6caea.jpg)
グランドなどのある東松戸ゆいの花公園の横から、北総鉄道の堀割の上を越えて南に向
かう。400m余り進んで、松戸市と市川市との市境を延びる平地林沿いの細道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b8/a3d06af0b6bfddb2f0d5d0bf2037322e.jpg)
ところが、市民農園の先で道が途切れた。木の茂る斜面をやぶこぎして上がると↑、広
い畑に沿って土の道があったので進んだが、やはり畑の南端で道は途切れ、その先の林に
は入れない。畑を戻り、東側の車道に回った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/66/84e08f7dfc7d0b64ff9e59fcb200db6e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/44/5780f988928259f4e68a5b84429cf42b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/29/ce53f6d50e2e7c72d773d1321daba556.jpg)
この道の両側にはナシ畑が多く、みな花盛り。ブルーベリー畑もあり、先着のDさんな
どが持ち主と話していたので先行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b3/29a6f204220ea2a1f1b548ee28975167.jpg)
南東側のT字路で国道464号に入ると交通量が多いが、細い歩道は付いている。南西
に向かう国道沿いもナシ畑が続き、梨園の建物や看板も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/37/8a539d8b79ae2714c17231162da15bb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6f/7a1c436616ff5fa84c02cd802a12b7ef.jpg)
市川市から松戸市に戻った辺りのナシ畑では、家族総出で授粉作業をしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/fc/cd6e6c7e3d990bef688d2d07ca2c49fd.jpg)
帰宅後に地図を見直したら、進んだ国道の反対方向、大町の周辺はナシ畑ばかりで、市
川市のナシの本場のようだ。
JR武蔵野線の堀割を越えて国道に分かれ、武蔵野線の西側に平行する車道を北進する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/5a/ffaec4e1d78ab20dabe0eaa317c1cd6d.jpg)
咲き残るソメイヨシノもあるが、一帯は広々とした畑作地帯で車も少なく、駅周辺の高
層マンションなどの建物群だけが場違いな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d6/109e57dd4876e6e264e11cecf0decfb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/db/ae3f91507ba7a6c2c90a005944a22a2b.jpg)
畑の中にはブロッコリーのナノハナが咲き、倒れたキャベツから出たナノハナも咲いて
いる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/9b/d1da2c2a7afd8ebbcee235f375b5f0ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/87/8201368444757d2265fca490aa6d8ac7.jpg)
駅近くまで戻り、紙敷(かみしき)の古くからの住宅地に入る。民家の庭にグミらしい
花が、畑にはタンポポが咲く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/22/5ccc5b06db318ef600accd2ef2aad42f.jpg)
空き地となった湯浅家の門を入り、敷地を横切ってショートカットして胡録神社に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/78/d47ad3e45233dd2943cd4c236778ca82.jpg)
正面に胡録神社の拝殿があり、左手前には小さめのお堂の八坂神社も祭られていた。気
温が上がりのどが渇いたので、小休止して水分補給をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/31/c8736089af9986f5b1f35ce0fa45c434.jpg)
鳥居横にある紙敷向消防センターの建物は、ほかの消防団の建物に比べて頑丈な感じの
造り。鳥居を出てすぐの民家には、郵便局の古い赤ポストを転用した緑のポストが立って
いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/4e/b432cbbc7683801d773262eb3ae3217b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ac/952f6258032f6d6f552103f2d1f10e9b.jpg)
緑豊富なこの家には、小花の桜が咲いていた。紙敷のこの辺りは湯浅姓が多いようで、
あちこちに「湯浅」の標札が目に付く。
近くの畑に「紙敷貝塚」の標柱が立っていた。昭和35年(1960)に坂詰仲男博士
の調査により、縄文時代中期(約4,500年前)から後期晩期と続く長い間、人の住んだ
跡のある遺跡と確認されたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/eb/ffc43b89c3cb13f2351f8fa42cf7135d.jpg)
東松戸駅の南西側、駅にほど近いところにある傳法寺へ。本堂前の大きなシダレザクラ
に残る花はわずか。10日ほど前はさぞかしきれいだったろうと思われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/82/944fe7b03af6fec929b58bd8b11aff07.jpg)
西に回って交通量の多い県道58号・市川柏線に出た。北総鉄道の高架下を抜けて西に
回り込み、広龍寺に西側の山門から入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/0f/9531f87605d79c1a088e07612a583995.jpg)
よく整えられた境内に咲き残るソメイヨシノもあるが、法事の方々が立っておられたの
で拝観は止めてすぐに門を出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/2c/2f46cdab69b09b35a52049c1c58cfb57.jpg)
門前には幾つもの石塔が並び、その中央部に大きな庚申塔が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/72/20fa2f814496499b3932aa6f249c0e34.jpg)
帝釈天を主尊とする庚申塔では県内最古のもので、嘉永5年(1852)の銘があり、
塔身高191.5㎝、中央に帝釈天像、その足下に2童子、泥石には瑞雲と3猿、2鶏が
刻まれていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0f/a51dc5a20fb5f75318584ca0ad06709b.jpg)
さらに少し西北に回り込み、ゴールの春日神社には11時53分に着いた。拝殿横には
芽吹き始めたイチョウの古木が、石鳥居のそばにはまだ枯れ枝のケヤキの高木が立ってい
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e3/b271f4dbcd3a9d03eb93cc36f452a4c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d3/50158ed361b7edc47647e74aaaf194e0.jpg)
拝殿の左手で昼食を済ませ、記念撮影とミーティングをして、12時50分に散会した。
散会後は、ミーティングで男性のIさんが説明された訪ねた寺社などの中で、行かなか
った場所を回ることにした。午前同行のIさんも回るというので一緒に神社を出た。
神社の階段を下りて東へ、最初の十字路を左折して北西すぐ近くにある真隆寺に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/37/a54e00d70be22b7eef1c60ec3ecec71a.jpg)
午前中に回った2つの寺と同様、ここも日蓮宗の寺院。新しい山門を入ると正面に本堂
がどっしりと構え、右手には六角堂がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/26/24781c1128ebab01dd39982d510aa395.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/db/b0234d927a418bddc81677de755d1e19.jpg)
本堂や庫裡(くり)の前の庭木はきれいに手入れさ、境内のソメイヨシノは葉桜に変わ
っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/30/bfc0240784897cb5b8f384d27bd28c69.jpg)
次の三差路を左折して西へ、一帯は紙敷集落の古くからの農家の広い屋敷が続き、重厚
な門を構えた長屋門の家もある。
その先の豊富な木々に囲まれた旧斎藤邸には、かやぶき屋根の古民家が残るが、門は閉
ざされ、両側の生け垣の上からのぞいても、かやぶき民家の全体像は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c5/e9de5754f265dc353278ebd90f3be927.jpg)
庭を含めて公開を期待したい。
近くに野菜販売の無人小屋があり、ダイコンやキャベツ、ジャガイモなどのほか、タラ
の芽もあり、Iさんは求めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/69/c34ce4996a909fac52cb453f80f5620e.jpg)
そばの民家のムラサキモクレンは、たくさんの花を見せている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c6/2054745b67277e9634620817534e7968.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d3/357320c44ef0459ef086714b7e5aa803.jpg)
少し先に、かやぶき屋根にトタンを被せた家もあり、玄関先にフジの古木が花芽をふく
らませていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b0/be994ee5a73252b553c75cea139d4ec8.jpg)
先ほどのタラの芽を育てたらしい畑を過ぎると、家並みが途絶えて畑が増える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/72/18cf5892bde4a025a177ad1ca9776211.jpg)
花咲くクヌギ並木の続く土道を過ぎ、次のY字路を右に入り、以前は田んぼだったらし
い雑草地の間を流れる潅漑用用水路沿いに出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/34/b6cf6b97f595fa1520d9802ef30976be.jpg)
花を残した若木の桜並木が続き、上流側の橋を渡って対岸の交通量の多い道路を越えて、
段丘下に回った。少し東進すれば、段丘上に次の目的地の河原塚中があるはずだが見当た
らない。
Iさんがスマホで位置を確認したら、どうやら目的地より先の別の流れ沿いに出たらし
い。入るべきY字路を見逃し、少し先まできてしまったようだ。近くに見えた寺院からも
場所を確認し、河原塚中の建物も見えた。
学校に向かうため、流れを渡り返して東方へ。周辺の堤防にはナノハナが咲き競い、流
れにはカルガモの親子が泳いでいた。
縄文時代早期末~中期(約7,000年~4,500年前)の遺跡という「下ノ宮遺跡」
の標柱の立つ囲まれた整理地の横を過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9f/98329e69b4dedb41b8460f8cc07de9c6.jpg)
平地林を背にした畑の、シダレザクラや若芽の木々を見ながら進んで調整池の横を通過
し、台地上の河原塚中に東側の校門から入る。
校舎の北側に、下部をコンクリートタイルで補強した円墳のようなのが残されており、
これが最後の目的地、河原塚4号古墳だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ac/2fbe4bfd134303d5981efe7d1512332e.jpg)
古墳時代後期初当の円墳で、直径約20m、高さは約2.5m、周溝内からは土師器
(はじき)、壺(つぼ)や甕(かめ)どが発見されたという。見た目の高さは10m前後
はありそうで、高さの数値は違うように思われる。そばのシダレザクラはほとんど散って
いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/71/c42853878bc463c3c82b25615db8ff11.jpg)
下の道路に戻り、ソメイヨシノの咲き残る民家前からY字路を右に入って、JR武蔵野
線に平行する県道51号を南下し、14時27分に東松戸駅に戻る。14時34分発府中
本町行き武蔵野線上り電車で帰路についた。
(天気 快晴、距離 5+3.5㎞、地図(1/2.5万) 松戸、歩行地 松戸市、
市川市、歩数 16,700)
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快晴で首都圏でも25℃前後になるとの予報の今日、続カタツムリ歩行の第43回例会
に参加した。集合はJR武蔵野線と北総鉄道の東松戸駅。Iさんと一緒に9時58分にス
タートした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/cc/ee7b56899c15d39d33fe188bb740718e.jpg)
駅の東北側に回って北総鉄道の高架下を少し進んで、新興住宅地の中にある中央公園へ。
広い芝生地が広がり、その中に若木のソメイヨシノの並木があるが、花の残る木は少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/62/e6b7371a6b4668411e20096c18c0b31d.jpg)
東側にあった「Arche Charite(アルシュ シャリテ)」とよぶマンションは、建物に対し
て敷地がかなり広く、緑が豊富で公園のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/97/db51272ef0e4129717bd77d6cab6caea.jpg)
グランドなどのある東松戸ゆいの花公園の横から、北総鉄道の堀割の上を越えて南に向
かう。400m余り進んで、松戸市と市川市との市境を延びる平地林沿いの細道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b8/a3d06af0b6bfddb2f0d5d0bf2037322e.jpg)
ところが、市民農園の先で道が途切れた。木の茂る斜面をやぶこぎして上がると↑、広
い畑に沿って土の道があったので進んだが、やはり畑の南端で道は途切れ、その先の林に
は入れない。畑を戻り、東側の車道に回った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/66/84e08f7dfc7d0b64ff9e59fcb200db6e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/44/5780f988928259f4e68a5b84429cf42b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/29/ce53f6d50e2e7c72d773d1321daba556.jpg)
この道の両側にはナシ畑が多く、みな花盛り。ブルーベリー畑もあり、先着のDさんな
どが持ち主と話していたので先行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/b3/29a6f204220ea2a1f1b548ee28975167.jpg)
南東側のT字路で国道464号に入ると交通量が多いが、細い歩道は付いている。南西
に向かう国道沿いもナシ畑が続き、梨園の建物や看板も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/37/8a539d8b79ae2714c17231162da15bb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6f/7a1c436616ff5fa84c02cd802a12b7ef.jpg)
市川市から松戸市に戻った辺りのナシ畑では、家族総出で授粉作業をしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/fc/cd6e6c7e3d990bef688d2d07ca2c49fd.jpg)
帰宅後に地図を見直したら、進んだ国道の反対方向、大町の周辺はナシ畑ばかりで、市
川市のナシの本場のようだ。
JR武蔵野線の堀割を越えて国道に分かれ、武蔵野線の西側に平行する車道を北進する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/5a/ffaec4e1d78ab20dabe0eaa317c1cd6d.jpg)
咲き残るソメイヨシノもあるが、一帯は広々とした畑作地帯で車も少なく、駅周辺の高
層マンションなどの建物群だけが場違いな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d6/109e57dd4876e6e264e11cecf0decfb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/db/ae3f91507ba7a6c2c90a005944a22a2b.jpg)
畑の中にはブロッコリーのナノハナが咲き、倒れたキャベツから出たナノハナも咲いて
いる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/9b/d1da2c2a7afd8ebbcee235f375b5f0ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/87/8201368444757d2265fca490aa6d8ac7.jpg)
駅近くまで戻り、紙敷(かみしき)の古くからの住宅地に入る。民家の庭にグミらしい
花が、畑にはタンポポが咲く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/22/5ccc5b06db318ef600accd2ef2aad42f.jpg)
空き地となった湯浅家の門を入り、敷地を横切ってショートカットして胡録神社に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/78/d47ad3e45233dd2943cd4c236778ca82.jpg)
正面に胡録神社の拝殿があり、左手前には小さめのお堂の八坂神社も祭られていた。気
温が上がりのどが渇いたので、小休止して水分補給をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/31/c8736089af9986f5b1f35ce0fa45c434.jpg)
鳥居横にある紙敷向消防センターの建物は、ほかの消防団の建物に比べて頑丈な感じの
造り。鳥居を出てすぐの民家には、郵便局の古い赤ポストを転用した緑のポストが立って
いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/4e/b432cbbc7683801d773262eb3ae3217b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ac/952f6258032f6d6f552103f2d1f10e9b.jpg)
緑豊富なこの家には、小花の桜が咲いていた。紙敷のこの辺りは湯浅姓が多いようで、
あちこちに「湯浅」の標札が目に付く。
近くの畑に「紙敷貝塚」の標柱が立っていた。昭和35年(1960)に坂詰仲男博士
の調査により、縄文時代中期(約4,500年前)から後期晩期と続く長い間、人の住んだ
跡のある遺跡と確認されたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2c/077855e76513234fcdb62c4e1d727d3b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/eb/ffc43b89c3cb13f2351f8fa42cf7135d.jpg)
東松戸駅の南西側、駅にほど近いところにある傳法寺へ。本堂前の大きなシダレザクラ
に残る花はわずか。10日ほど前はさぞかしきれいだったろうと思われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/82/944fe7b03af6fec929b58bd8b11aff07.jpg)
西に回って交通量の多い県道58号・市川柏線に出た。北総鉄道の高架下を抜けて西に
回り込み、広龍寺に西側の山門から入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/0f/9531f87605d79c1a088e07612a583995.jpg)
よく整えられた境内に咲き残るソメイヨシノもあるが、法事の方々が立っておられたの
で拝観は止めてすぐに門を出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/2c/2f46cdab69b09b35a52049c1c58cfb57.jpg)
門前には幾つもの石塔が並び、その中央部に大きな庚申塔が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/72/20fa2f814496499b3932aa6f249c0e34.jpg)
帝釈天を主尊とする庚申塔では県内最古のもので、嘉永5年(1852)の銘があり、
塔身高191.5㎝、中央に帝釈天像、その足下に2童子、泥石には瑞雲と3猿、2鶏が
刻まれていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0f/a51dc5a20fb5f75318584ca0ad06709b.jpg)
さらに少し西北に回り込み、ゴールの春日神社には11時53分に着いた。拝殿横には
芽吹き始めたイチョウの古木が、石鳥居のそばにはまだ枯れ枝のケヤキの高木が立ってい
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e3/b271f4dbcd3a9d03eb93cc36f452a4c0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d3/50158ed361b7edc47647e74aaaf194e0.jpg)
拝殿の左手で昼食を済ませ、記念撮影とミーティングをして、12時50分に散会した。
散会後は、ミーティングで男性のIさんが説明された訪ねた寺社などの中で、行かなか
った場所を回ることにした。午前同行のIさんも回るというので一緒に神社を出た。
神社の階段を下りて東へ、最初の十字路を左折して北西すぐ近くにある真隆寺に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/37/a54e00d70be22b7eef1c60ec3ecec71a.jpg)
午前中に回った2つの寺と同様、ここも日蓮宗の寺院。新しい山門を入ると正面に本堂
がどっしりと構え、右手には六角堂がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/26/24781c1128ebab01dd39982d510aa395.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/db/b0234d927a418bddc81677de755d1e19.jpg)
本堂や庫裡(くり)の前の庭木はきれいに手入れさ、境内のソメイヨシノは葉桜に変わ
っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/30/bfc0240784897cb5b8f384d27bd28c69.jpg)
次の三差路を左折して西へ、一帯は紙敷集落の古くからの農家の広い屋敷が続き、重厚
な門を構えた長屋門の家もある。
その先の豊富な木々に囲まれた旧斎藤邸には、かやぶき屋根の古民家が残るが、門は閉
ざされ、両側の生け垣の上からのぞいても、かやぶき民家の全体像は見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c5/e9de5754f265dc353278ebd90f3be927.jpg)
庭を含めて公開を期待したい。
近くに野菜販売の無人小屋があり、ダイコンやキャベツ、ジャガイモなどのほか、タラ
の芽もあり、Iさんは求めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/69/c34ce4996a909fac52cb453f80f5620e.jpg)
そばの民家のムラサキモクレンは、たくさんの花を見せている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c6/2054745b67277e9634620817534e7968.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d3/357320c44ef0459ef086714b7e5aa803.jpg)
少し先に、かやぶき屋根にトタンを被せた家もあり、玄関先にフジの古木が花芽をふく
らませていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b0/be994ee5a73252b553c75cea139d4ec8.jpg)
先ほどのタラの芽を育てたらしい畑を過ぎると、家並みが途絶えて畑が増える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/72/18cf5892bde4a025a177ad1ca9776211.jpg)
花咲くクヌギ並木の続く土道を過ぎ、次のY字路を右に入り、以前は田んぼだったらし
い雑草地の間を流れる潅漑用用水路沿いに出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/34/b6cf6b97f595fa1520d9802ef30976be.jpg)
花を残した若木の桜並木が続き、上流側の橋を渡って対岸の交通量の多い道路を越えて、
段丘下に回った。少し東進すれば、段丘上に次の目的地の河原塚中があるはずだが見当た
らない。
Iさんがスマホで位置を確認したら、どうやら目的地より先の別の流れ沿いに出たらし
い。入るべきY字路を見逃し、少し先まできてしまったようだ。近くに見えた寺院からも
場所を確認し、河原塚中の建物も見えた。
学校に向かうため、流れを渡り返して東方へ。周辺の堤防にはナノハナが咲き競い、流
れにはカルガモの親子が泳いでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7f/a371e2ec153d594cdbb5b43a979970be.jpg)
縄文時代早期末~中期(約7,000年~4,500年前)の遺跡という「下ノ宮遺跡」
の標柱の立つ囲まれた整理地の横を過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/41/3cd8b6773e68d61318d185874e62a357.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9f/98329e69b4dedb41b8460f8cc07de9c6.jpg)
平地林を背にした畑の、シダレザクラや若芽の木々を見ながら進んで調整池の横を通過
し、台地上の河原塚中に東側の校門から入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ce/eda35b2d52612a8fedc49cf607a2894b.jpg)
校舎の北側に、下部をコンクリートタイルで補強した円墳のようなのが残されており、
これが最後の目的地、河原塚4号古墳だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ac/2fbe4bfd134303d5981efe7d1512332e.jpg)
古墳時代後期初当の円墳で、直径約20m、高さは約2.5m、周溝内からは土師器
(はじき)、壺(つぼ)や甕(かめ)どが発見されたという。見た目の高さは10m前後
はありそうで、高さの数値は違うように思われる。そばのシダレザクラはほとんど散って
いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/71/c42853878bc463c3c82b25615db8ff11.jpg)
下の道路に戻り、ソメイヨシノの咲き残る民家前からY字路を右に入って、JR武蔵野
線に平行する県道51号を南下し、14時27分に東松戸駅に戻る。14時34分発府中
本町行き武蔵野線上り電車で帰路についた。
(天気 快晴、距離 5+3.5㎞、地図(1/2.5万) 松戸、歩行地 松戸市、
市川市、歩数 16,700)
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