あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カタツムリ歩行 和光市

2006-04-18 19:55:01 | カタツムリ歩行
 4月16日(日)は、1日雨の予報でしたが、朝起きたら曇り空でした。
これ幸いと、短い距離をあちこちに興味を持って歩く、「カタツムリ歩行」の例会
に参加しました。

 集合は、東武東上線和光市(わこうし)駅です。和光市駅は、東武東上線にも
乗り入れている東京メトロ有楽町線の始発駅でもあります。

 和光市は、埼玉県の東南部にあり、南に東京都板橋区と接しています。

 駅の南口広場に、この地ゆかりの童謡詩人・清水かつらの歌碑がありました。
清水かつらは、大正12年(1923)、関東大震災で被災し、母の実家の新倉
(にいくら)村(現、和光市)に身を寄せ、以後、昭和26年(1951)死去するまで
この地に住みました。かつらの名を知らなくても、この歌碑の童謡はご存じのこと
と思います。

 東京外環自動車道を越えて、下新倉の住宅地を回ります。近年、畑だった
ところが住宅地に開発されたようで、もらった地図と現状が大幅に変わって
おり、現地確認に手間取るところもありました。

 でも、古い民家の裏手の斜面には、シャガやムラサキケマンなどが咲いて
います。アシタバも大きな葉を広げていました。別の民家の屋敷林では、
ウワミズザクラが白い花を開き始めていました。

 交通量の多い笹目通りを陸橋で越え、白子小学校裏を経て東武東上線の南
側へ。滝坂を下って川越街道白子宿に近い白子コミュニティセンターに行き
ました。ここは以前来たことがあり、清水かつらと児童文学者・大石真の展示
があったので再訪しました。ところが日曜の今日は休館で入れません。

 隣接する熊野神社は、台地を背にした緑豊かな境内です。まもなく見ごろと
なるであろうツツジの築山もあり、大きなイチョウも立っていて、周辺の住宅
地とは違って、昔ながらのたたずまいを残していました。

 近くの白子川にかかる白子橋の欄干には、清水かつらの童謡「くつが鳴る」の
歌詞が埋め込まれています。

 再び東上線の北側に戻って線路際を進むと、熊野神社同様、緑の多い神護寺
があります。入口にある門柱のようなものの上に、少しエキゾチックな飾りが
ありました。写真を撮りましたが、少しアンダーだったので紹介だけにします。

 住宅地を北に進み、笹目通りを越えてゴールの下新倉の氷川神社に12時15
分に着きました。境内林はあまりありませんが、社殿はなかなかりっぱです。

 昼食後、山浦敬子さんのオカリナ演奏にあわせ、みんなで、清水かつらの
童謡、「みどりのそよ風」「叱られて」「靴が鳴る」「雀の学校」を歌って童心に
帰り、解散となりました。

 天気が回復して青空が広がってきました。和光市駅への帰路、神社近くの
民家の庭先では、しだれ桜が満開の花を見せていました。



 

 
 

 


 


 

 

 

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