2008年3月31日(月)
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=35/1/9.725,135/46/14.568&scale=70000)
京都市内社寺巡りの2日目は、今回の旅の1番の目的で
ある、京都御所の拝観から始まる。
京都御所の拝観は昨年4月10日に予定していたのだが、
出かける前日の4月7日に交通事故にあって中止したため、
今年の正月初めに改めて申し込んだもの。
ちなみに、京都御所の参観には申し込みが必要で、3ヶ月
前1日から受付が始まり、サクラの頃は申し込みが多い。
9時からの拝観を申し込んだので、8時40分過ぎ、御所西
側の清所門(せいしょもん)と呼ぶ参観者入口から入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/6c/94acf4748ca0adeb7e32532241ecc35b.jpg)
参観者は案内人に従い、説明を聞きながら回る。1回の
参観時間は約1時間で、1周約1kmあるという。
以前行った修学院離宮や桂離宮に比べて人気が高いの
か、1回辺りの参観者は150人と多い。
京都御所は、築地塀に囲まれた南北約450m、東西約
250mの方形で、面積は約11万㎡あり、京都大宮御所、
仙洞御所、桂離宮、修学院離宮とともに皇室用財産として
宮内庁が管理している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/4e/61ca18cc3680c9dc5a9b975f34858ef2.jpg)
参観者休憩所を出て、まず、御車寄(おくるまよせ)(写真
上)に続く諸大夫の間(しょだいぶのま)へ。
正式な用向きで参内(さんだい)したときの控えの建物で、
3つの部屋がある。これは中間の諸侯・所司代の控えの間
に描かれた鶴の絵で、この部屋は「鶴の間」とも呼ばれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9e/c9ddc1c1490234c1f52a688761b3bea0.jpg)
南側に回ると、鮮やかな朱塗りの柱の承名門(じょめいもん)
がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/81/2389b9bb5be4f4bbee02a7453cf56693.jpg)
承名門からは、南庭を通して北に紫宸殿(ししんでん)の大
きな建物が望まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/82/cebbd3dd1b6710e31fcef031dec94dae.jpg)
紫宸殿は、安政2年(1855)の再建、代々の天皇の即位礼
など、重要な儀式を行う最も格式の高い正殿で、間近で拝観
することは出来ない。
間口37m、奥行き26.3m、棟の高さ20.5mの入母屋
(いりもや)檜皮葺(ひわだぶき)の高床式宮殿建築である。
建物の右手前に見えるのは左近の桜で、門扉で見えないが、
左側には右近の橘がある。
東に回ると、御所の東南の門、建春門(けんしゅんもん)が
見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f7/f04cd5212e9b70f50d99360391556c46.jpg)
東側から紫宸殿の背後を回って清涼殿前に行く。
清涼殿は、天皇の日常の生活の場として使用されたところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5d/28aae7658b69cfc626dc3d666285f0f2.jpg)
清涼殿の北側に続く建物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/03/a03968df422cb7990c14cf5069a675a1.jpg)
東側に戻って小御所の横を北に進むと、入母屋檜皮葺の
御学問所(おがくもんじょ)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/32/f41399d05520a03aa7f04f94ad5627b1.jpg)
学問のためだけでなく、和歌の会などにも用いられたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/6d/4e4c4df39a389fb02eb9ed57790aa6f8.jpg)
小御所や御学問所の東側には、池を巡らした御池庭(おいけ
にわ)が広がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7b/e3a664106b02c6707238e7f153222af9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/21/39edbfe6f3fab77b3ec9b3e9d2a95c37.jpg)
御池庭の北側にあって御所最大の建物が御常御殿(おつね
ごてん)。これは、御殿の扉に描かれた絵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/19/d84f19022b888a3db9cf1d7d0a695fb2.jpg)
御常御殿で折返し、御学問所との間を西に抜けると広場
になっていて、しだれ桜が見頃である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/88/0f92a361dafbd0d648e630e9ea5a2c8d.jpg)
参観者は、思い思いに桜をバックに記念撮影をしたり、花
を鑑賞したりして拝観を終えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/22/363695a557d6d93852611dc4d8abce54.jpg)
参観者休所にある売店で記念の品を幾つか求め、10時
15分に参観者の出入り口、清所門を出た。 (続く)
京都市内社寺巡りの2日目は、今回の旅の1番の目的で
ある、京都御所の拝観から始まる。
京都御所の拝観は昨年4月10日に予定していたのだが、
出かける前日の4月7日に交通事故にあって中止したため、
今年の正月初めに改めて申し込んだもの。
ちなみに、京都御所の参観には申し込みが必要で、3ヶ月
前1日から受付が始まり、サクラの頃は申し込みが多い。
9時からの拝観を申し込んだので、8時40分過ぎ、御所西
側の清所門(せいしょもん)と呼ぶ参観者入口から入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/6c/94acf4748ca0adeb7e32532241ecc35b.jpg)
参観者は案内人に従い、説明を聞きながら回る。1回の
参観時間は約1時間で、1周約1kmあるという。
以前行った修学院離宮や桂離宮に比べて人気が高いの
か、1回辺りの参観者は150人と多い。
京都御所は、築地塀に囲まれた南北約450m、東西約
250mの方形で、面積は約11万㎡あり、京都大宮御所、
仙洞御所、桂離宮、修学院離宮とともに皇室用財産として
宮内庁が管理している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/4e/61ca18cc3680c9dc5a9b975f34858ef2.jpg)
参観者休憩所を出て、まず、御車寄(おくるまよせ)(写真
上)に続く諸大夫の間(しょだいぶのま)へ。
正式な用向きで参内(さんだい)したときの控えの建物で、
3つの部屋がある。これは中間の諸侯・所司代の控えの間
に描かれた鶴の絵で、この部屋は「鶴の間」とも呼ばれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9e/c9ddc1c1490234c1f52a688761b3bea0.jpg)
南側に回ると、鮮やかな朱塗りの柱の承名門(じょめいもん)
がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/81/2389b9bb5be4f4bbee02a7453cf56693.jpg)
承名門からは、南庭を通して北に紫宸殿(ししんでん)の大
きな建物が望まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/82/cebbd3dd1b6710e31fcef031dec94dae.jpg)
紫宸殿は、安政2年(1855)の再建、代々の天皇の即位礼
など、重要な儀式を行う最も格式の高い正殿で、間近で拝観
することは出来ない。
間口37m、奥行き26.3m、棟の高さ20.5mの入母屋
(いりもや)檜皮葺(ひわだぶき)の高床式宮殿建築である。
建物の右手前に見えるのは左近の桜で、門扉で見えないが、
左側には右近の橘がある。
東に回ると、御所の東南の門、建春門(けんしゅんもん)が
見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f7/f04cd5212e9b70f50d99360391556c46.jpg)
東側から紫宸殿の背後を回って清涼殿前に行く。
清涼殿は、天皇の日常の生活の場として使用されたところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5d/28aae7658b69cfc626dc3d666285f0f2.jpg)
清涼殿の北側に続く建物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/03/a03968df422cb7990c14cf5069a675a1.jpg)
東側に戻って小御所の横を北に進むと、入母屋檜皮葺の
御学問所(おがくもんじょ)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/32/f41399d05520a03aa7f04f94ad5627b1.jpg)
学問のためだけでなく、和歌の会などにも用いられたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/6d/4e4c4df39a389fb02eb9ed57790aa6f8.jpg)
小御所や御学問所の東側には、池を巡らした御池庭(おいけ
にわ)が広がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7b/e3a664106b02c6707238e7f153222af9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/21/39edbfe6f3fab77b3ec9b3e9d2a95c37.jpg)
御池庭の北側にあって御所最大の建物が御常御殿(おつね
ごてん)。これは、御殿の扉に描かれた絵。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/19/d84f19022b888a3db9cf1d7d0a695fb2.jpg)
御常御殿で折返し、御学問所との間を西に抜けると広場
になっていて、しだれ桜が見頃である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/88/0f92a361dafbd0d648e630e9ea5a2c8d.jpg)
参観者は、思い思いに桜をバックに記念撮影をしたり、花
を鑑賞したりして拝観を終えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/22/363695a557d6d93852611dc4d8abce54.jpg)
参観者休所にある売店で記念の品を幾つか求め、10時
15分に参観者の出入り口、清所門を出た。 (続く)