あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第10次中山道ウオーク・日本橋にゴール

2009-11-11 22:24:38 | 中山道を歩く
 2009年11月11日(水)

 毎年実施されてきた中山道ウオーク、節目となる10回目の後半は11月
5日(木)に軽井沢をスタートし、6日間かけて昨日10日(火)、埼玉県南部
の蕨市まで到達しました。

 私はその間、都合で参加できなかったのですが、最終日の今日だけ参加
することにして、JR京浜東北線蕨駅に行きました。

 昨日までの6日間は好天だったとのことですが、今日は1日雨の予報、朝
8時半スタートの蕨駅西口も、かなりの雨でした。


 最終日の参加者は21人とか。1㎞余り西に進んで中山道に出て、間もなく
蕨歴史民俗資料館分館前を通過します。

 この通りには、中山道の宿場を描いたタイルが埋め込まれています。

 次の戸田市に入り、いつも立ち寄っている川岸公園でトイレ休憩。


 埼玉と東京の都県境になる荒川の戸田橋を渡り、東京都板橋区に入りま
す。この辺り、雨脚がかなり強くなり、靴の中もぬれてきました。

 ゴールの日本橋から3つめになる志村一里塚。いまも両側に塚がよく残さ
れています。 


 縁切榎、このエノキの皮を煎じて相手に飲ませれば、分かれられるといわ
れ、嫁入り行列は決してこの木の下を通らなかったとか。

 文久元年(1861)に皇女和宮が将軍家茂(いえもち)に降嫁したときには、
このエノキを包んで見えないようにしたといわれているようです。

 板橋区の名の起こりの板橋。もとは本当の板の橋でしたが、現在の橋は
疑木です。


 板橋の下を流れる石神井(しゃくじい)川は、雨でかなり激しく流れていま
した。


 JR埼京線板橋駅前に11時35分頃着き、1時間余りの休憩時間をとり、
各々周辺の食堂に入って昼食としました。

 ここから参加のNさんも加わり、12時40分に板橋駅を出発します。


 とげ抜き地蔵で知られる巣鴨地蔵どおり商店街に入り、お地蔵さんのある
高岩寺で小休止。


 JR山手線巣鴨駅横を通過して文京区に入り、東大構内を抜けました。


 午後は雨脚も弱まり、順調に進んで、ゴール間近の三越本店前へ。


 15時半近く、無事日本橋にゴールしました。

 今回のリーダー、Moriさんご夫妻を初め、ご参加の皆さん、お世話になり、
ありがとうございました。お疲れ様でした。

 (天気 雨、距離 21㎞、歩行地 蕨市、戸田市、板橋区、北区、文京区、
  千代田区、中央区)
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奈良市内の社寺と美術館、京都国立美術館へ

2009-11-09 23:28:47 | Weblog
 2009年10月29日(木)



 奈良市・新大宮駅に近いビジネスホテルを出て、近鉄奈良駅まで行く。
構内のコインロッカーに荷物を預け、市内循環バスで破石(われいし)町
バス停で降りた。

 バスの通る県道80号の東側、高畠町の静かなたたずまいの家並みへ。
これから仕事に向かうのだろうか。人力車と行き交う。

 さらに東に進んで、新薬師寺のそばまで進むと、鏡神社があった。大同
元年(806)、新薬師寺の鎮守として勧請(かんじょう)されたと伝わる古社。 

 この本殿は、春日大社第47代式年造替の延享3年(1746)に第三殿を、
ここ鏡神社に譲渡されたものだという。

 隣接して新薬師寺があり、山門をくぐると正面に奈良時代建立で国宝の
本堂が立つ。

 堂内には、平安前期の作で国宝の薬師如来座像を囲んで、わが国最古
最大という国宝の十二神将像が、力強いお姿で並んでいた。

 新薬師寺は、聖武天皇の眼病平癒祈願のため、天平19年(747)、勅
願により光明皇后によって建立されたとのこと。

 新薬師寺の「新」は、「あたらしい」ではなく「あらたかな」薬師寺という意
味だという。

 緑の豊富な境内には、大きなクロガネモチが赤い実を付け、桜の紅葉も見
ごろ。下にはハギも花を残していた。モミジの紅葉はもう少し先になりそう。  

 鎌倉時代の弘安2年(1279)の棟札のある鐘楼は国重要文化財。中の
梵鐘は天平時代の貴重なものでやはり国重文、日本霊異記ある道場法師
鬼退治の釣鐘として名高いという。 


 この地蔵堂も、鎌倉時代の建立で国の重要文化財である。


 ほかに南門と東門はともに鎌倉時代のもので、国重要文化財に指定され
ている。

 新薬師寺を出て、南に向かう道すじの角、二か所に地蔵尊群があった。
これはその一つ中尾谷地蔵尊である。


 古くからの民家の間を縫う細道の途中に、はさ掛けの田んぼも見られた。


 さらに進んで、東山緑地の一角にある修景池の横を南に下る。

 緑地の中を抜ける東海自然歩道を東に進むと、白毫寺(びゃくごうじ)の下
に出た。

 ハギに挟まれた石段を上がり、山門をくぐって白毫寺境内へ。

 白毫寺の草創については諸説があるが、建武2年(1235)の縁起によれ
ば、鎌倉中期に再興・整備されたという。

 白毫とは、仏の眉間(みけん)にあり光明を放つという白い毛のことらしい。

 江戸時代初めの慶長年間(1596~)頃の再興と見られるというこの本堂で、
勢至・観音菩薩像、聖徳太子二歳像などを拝観した。


 境内南側には、樹齢約400年で県の天然記念物である、この五色ツバキ
など、ツバキの古木が多い。


 本堂背後にある宝蔵。

 中には、本尊の阿弥陀如来座像や、閻魔大王座像、地蔵菩薩立像などの
重要文化財数点が並んでいた。

 白毫寺は高台にあるので、境内の一角からは北方の奈良公園方面↓や、
西方の展望が広がるが、この日は霞んでいて生駒山などの遠望は利かな
かった。


 広い境内は豊富な木々に囲まれ、東側斜面を回る石仏の路(みち)には、
十王地蔵など古い石仏が十数体並んでいる。

 子福(こふく)桜と呼ぶ寒桜の白い花が数輪、花を開いていた。
 
  白毫寺の拝観を終え、「歴史の道」の道標に従い、西に下る細い路地沿
いに並ぶ家並みの間を少し進み、右折して北に向かう。

 西勝寺のそばに宅春日神社という社があった。社殿は明和4年(1767)
以来、約240年間、20年ごとに造営を重ね、3年前の平成18年に13回
目の造営をしたことが記されていた。


 往路に入ってもとの道を戻る。たわわに実る柿の木。


 民家の傍らのカツラだろうか、よい彩りを見せている。


 新薬師寺の近くにある、入江泰吉記念 奈良市写真美術館に入る。

 館内では12月23日(水・祝)まで、「入江泰吉 万葉恋文」と題する写真展
を開催中。奈良に生まれ育った入江泰吉(たいきち)が捉えた、日本最古の
歌集・万葉集にうたわれた地元大和を中心にした山河や、草木花、景観など
の素晴らしい写真の数々をゆっくりと鑑賞した。

 県道80号に戻り、破石バス停近くにあった「觀」というそば店で昼食を済ま
せ、JR奈良駅に行く。

 13時39分発快速みやこ路で京都まで行き、京都国立博物館にて11月
23日(日・祝)まで開催中の「日蓮と法華の名宝」展を鑑賞する。

 前日の奈良国立博物館での「正倉院展」は大変な込みようだったが、こちら
は観客が少なく、京都十六本山を中心とした日蓮ゆかりの絵画や文書など、
宝物の数々を間近に観覧することが出来た。

 3日間、かけ足での社寺や展覧会巡りを終え、JR京都駅17時29分発の
ひかり526号で東京駅に向かった。
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明日、明後日は伊豆へ

2009-11-06 21:14:12 | Weblog
 明日、11月7日(土)朝から出かけて、8日(日)に伊豆・天城山の万二
岳と万三郎岳に上ります。

 そのため2日間、パソコンからの投稿は休みます。可能なら現地か途中から
モブログで投稿しますが、詳細レポートは来週以降になります。

 また、来週からのご訪問をお待ちしております
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正倉院展と奈良女子大へ(奈良市)

2009-11-05 23:01:38 | Weblog
 2009年10月28日(水)

 つるつると滑らかな雄琴温泉の朝風呂に浸かり、おごと温泉8時50分発
JR湖西線電車で京都に行く。

 京都からは奈良線の快速みやこ路号に乗り、奈良駅に10時33分に着
いた。



 荷物を預けるために近鉄奈良駅地下街に行くと、平安遷都1300年を来
年に控えて宣伝中の、奈良のマスコットキャラクター「せん都くん」が遷都
1300年のパスポートを販売していた。


 県庁通りというのだろうか、県庁前付近の街路樹は、よい彩りになっている。


 今日1番の目的は、奈良国立博物館で11月12日(木)まで開催中の「第61
回正倉院展」、30分ほど並んで入館した。

 入った付近は大変な観覧者で、展示物をのぞくのは大変。先に進むと少し
ずつ見られるようになった。

 今年は、天皇即位20年記念ということで、正倉院宝物を代表する名品が
数多く出陳されているという。

 聖武天皇、光明皇后ゆかりの宝物をはじめ、天平を偲ぶ遊戯具、武器、
楽舞関係の宝物、仏具、文書などの数々を観覧し、1200年前の技術や
美意識の高さに接し、文書に記された年号に歴史の重みを感じた。

 常設会場に並ぶ仏像群もひととおり見た後、食堂で遅い昼食を済ませる。

 
 鹿の遊ぶ奈良公園を少し戻り、奈良県庁↓の横を北に入った。


 奈良県文化会館や検察庁前を通過して、今日2つめの目的地である奈良女子
大へ行き、正門を入る。


 正門右手の守衛所に断って真っ直ぐ進むと、この記念館がある。

 旧奈良女子高等師範学校の本館だったところで明治42年(1909)の竣工、
木造2階建ての建物は、守衛室とともに国重要文化財に指定されている。

 

 建物の周囲を一周して、壁面や天井の装飾などを見た。


 守衛室は本館と同じ明治42年の12月に作られたものという。


 正門を出て、もとの道を少し戻った角には、駐在所だったらしい廃屋が残っ
ていた。


 東西に走る細い通りには、古くから続く酒屋さんがある。


 かつを節を削って販売している、今は珍しい店も見られた。 


 近鉄奈良駅に向かう南北に走る細い通りには、英国スタイルの喫茶が…。


 名の知れた社寺だけでなく、裏通りを回ってみると、ほんの少しの場所でも、
古い民家や商店など、思いがけない奈良が発見できそうだ。

 これだけ回っただけで日没が近づいたので、今日の宿、新大宮駅に近い
ビジネスホテルに向かった。
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比叡山ろく・坂本の日吉大社へ(滋賀)

2009-11-04 22:44:47 | Weblog
 おととい、きのうの寒さがゆるみ、今日はおだやかな日和となりました。
きょうからは、先週の火曜から木曜にかけて訪ねた、関西の大津、奈良、
京都のレポートです。

================================

 2009年10月27日(火)

 前日の雨が去って好天となりました。東京駅8時33分発ひかり505号
で京都に向かいます。

 富士市の辺りでは、冠雪した富士山が一望です。




 京都からJR湖西線で堅田まで行き、法事を済ませたあと、近くの比叡山
坂本駅まで戻り、比叡山山ろくの大津市坂本にある日吉大社を訪ねました。


 日吉大社は、全国に約3800あるという日吉神社、日枝神社の総本宮。
総面積13万坪という境内には、山王21社と呼ばれる上7社、中7社、下
7社があり、国宝2棟、国重要文化財17棟を有する大社です。

 国重要文化財の石橋、大宮橋を渡り、まず西本宮(にしほんぐう)に向か
います。


 西本宮の山門を入りました。


 西本宮の拝殿、天正11年(1581)、本殿と同時に建立されたもので、国の
重要文化財。


 その奥にある西本宮本殿。全国でもここ日吉大社だけに見られる日吉(ひえ)
造りで、天正11年の造営です。


 回廊の左右には、木造の大きな獅子が並んでいます。この後回ったほかの
社殿にも並んでいました。


 隣に立つ摂社の宇佐宮本殿。慶長3年(1598)建立で、国重文です。


 その先には白山宮があり、近くに校倉(あぜくら)造りの建物がありました
が、説明板などはありませんでした。

 屋根がかなり傷んでいるようで、シートが掛けられていました。

 白山宮の先にある神輿庫(みこしぐら)は特別公開中で、7台の神輿が
並んでいました。。

 山王神輿と呼ばれ、神輿のルーツともいえるもの。桃山時代の製作で、重量
約2トン、日本最大にして最古のみこしはいずれも国重文です。日吉神社には、
ほかに桃山時代の神輿が7つあるとのことです。

 東本宮拝殿は、文禄5年(1595)頃の製作とされ、やはり国重文。


 近くに、郵便はがきの原点として知られる多羅葉(たらよう)樹の古木が
立っていました。


 こちらが東本宮本殿。やはり日吉造りで文禄4年(1595)に復興された
もの。国宝に指定されています。


 東本宮前を南に進むと、寛文9年(1669)に掛け替えられたという、国重文
の二宮橋がありました。


 ちなみに、日吉大社の参拝受付は9時~16時30分、入苑料は大人300円
です。


 近くの大杉茶屋で、茶ならぬコーヒーを飲んでひと休みして、JR比叡山坂本
駅から、この日の宿の最寄り駅、おごと温泉駅に向かいました。
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第32回日本スリーデーマーチ(第3日)

2009-11-03 22:22:58 | ウオーキング
 2009年11月3日(火・祝)



 日本スリーデーマーチ最終日、昨日の雨が去って快晴となりましたが、気
温は下がって寒い朝となりました。

 それでも中央会場には、平日の昨日以上の人出で、出発してすぐに陸橋を
渡ることもあり、出発ゲート前での列待ちが続きました。

 8時10分に会場を出ました。

 昨日の帰路で寄った唐子中央公園では商工祭が開かれていて、アトラクシ
ョンでの力強い太鼓の音が響きます。


 台地を南に下って、都幾川のおとうか橋を渡ります。大水の時には水を
かぶる冠水橋なので、欄干がありません。


 高本集落から南側の高本峠に向かって、急な上り道を進みます。
 

 峠を下って里山の間を抜け、岩殿(いわどの)集落のまっすぐな参道を上がる
と、坂東三十三観音霊場10番札所の岩殿観音正法寺です。

 かやぶき屋根の鐘楼に、外国からのウオーカーご夫妻が上がっていました。


 精巧な木彫が施された観音堂。左手には、枝が何本も分かれた大イチョウ
が立っています。


 南側の物見山公園にある、埼玉県平和資料館の展望塔に上がってみました。
快晴なので、海抜147.5mの展望室からは360度の大展望。

 期待の富士山は、なんと奥多摩の目印、大岳山にかなりかくされています。

 ほかに丹沢山塊から奥多摩、奥武蔵、奥秩父、雪を被った浅間山、赤城山
など上毛三山、日光連山、筑波山など、関東平野を囲む山々が一望でした。

 平和資料館の入口付近のモミジ。


 さらに南に回って、文化祭で賑わう東京電機大の北面を通過しました。


 多くの人の昼食地、千年谷公園では、チャリテイ寄付をすると、とん汁サー
ビスがあり、芝生はウオーカーに埋もれています。

 カップにたっぷり盛ってくれたとん汁と弁当をゆっくり食べて出発、そばの
野外ステージでは、地元東松山市に伝わる麦打ち唄を実演中。


 高田博厚作品の彫刻の並ぶ通りを進み、東武東上線高坂駅を東に抜け
ました。

 小さい流れのせせらぎ公園際では冷水サービスがあり、その先に広大な
造成地が出来ていて、大きなスーパーらしい建物を建設中でした。

 国道407号バイパスに出て北に向かうと、赤城山が望まれます。


 都幾川にかかる新東松山橋からは、奥武蔵の笠山、堂平山などの山並み
一望。


 バイパスを離れ、田んぼに沿ったかかし祭りストリートを進みます。


 上野本を抜けて東松山の市街地に入り、東松山駅前を過ぎると、最終日の
掉尾を飾るパレードが始まっていました。

 先頭は毎年同じ、中央会場でもある東松山第1小の鼓笛隊の皆さん。


 その後に、埼玉県副知事、東松山市長、日本ウオーキング協会会長など、
大会幹部が続きます。


 ウオーカーや市民などで賑わう中央会場には、14時17分に着きました。
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第32回日本スリーデーマーチ(第2日)

2009-11-02 21:29:37 | ウオーキング
 2009年11月2日(月)

 昨日の暖かさとは一辺、曇天で寒くなりました。日本スリーデーマーチは
2日目です。



 今日も20㎞コースに参加、中央会場のステージでは30㎞コースのアン
カーが紹介され、私のスタートした8時02分前後に会場を出ました。 


 松山高校の角を曲がって西へ、森林公園駅前を北に向かい、市野川の北
側の羽尾の田園地帯を進みます。


 羽尾平集会所そばで、熱々の甘酒のお接待を頂きました。


 その先、市野川沿いからは、奥武蔵の名峰、笠山が見えて↓きました。


 市野川左岸を進むウオーカー。


 嵐山(らんざん)の町並みに近い、ここ鬼鎭(きじん)神社が、30㎞コース
との分岐点。拝殿の柱には、鬼を鎮めるための大きな鉄製の金棒(かな
ぼう)が奉納されています。


 東武東上線武蔵嵐山駅の西で線路をくぐり、20㎞コースのチェックポイント
になっている国史跡・菅谷館跡(すがややかたあと)に入りました。


 広葉樹は、よい彩りをみせています。


 30㎞コースの時は、いつもここで昼食地をしましたが、きょうはまだ10時
半前なので先に向かいます。でも、館跡にある県立嵐山史跡の博物館前の
芝生では、かなりの人が食事をしていました。


 すぐ先の国立女性教育会館の広葉樹も、よい彩りです。


 不動滝付近からの南側の展望。


 滝の先を台地に上がった農家の庭先、コースのカーブ点に大きなツワブキ
が花開いていました。


 その先の民家の前の畑には、たくさんのキクが花盛り。


 「原爆の図」で知られる丸木美術館前で、目の下の都幾川(ときがわ)を
眺めながら昼食をするウオーカー。


 寒さに加えて、ゴール間近には雨も落ちてきたので歩みも早まり、中央会場
の松山第1小には12時58分にゴールしました。

 いつもより早くゴールしたので、会場内に並ぶテントの周囲も、人出は
まだ少な目でした。
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第32回日本スリーデーマーチ(第1日)

2009-11-01 21:53:16 | ウオーキング
 2009年11月1日(日)



 日本最大のウオーキング大会である、埼玉県東松山市とその周辺の町村を
歩く第32回日本スリーデーマーチに参加しました。

 第1日の今日は「吉見百穴・森林公園ルート」、私は20㎞コースです。
いままでは30㎞コースだったのですが、歩みが遅くなったこともあり、今年は
20㎞としました。

 8時17分に、中央会場である東松山第1小学校をスタートします。今年は
新型インフルエンザの影響で出発式が無く、参加者は順次ゲートを出ました。 


 東松山市内を東に抜け、市野川を渡って吉見町に入り、吉見百穴のそばから
桜並木の続く市野川左岸沿いに進みます。


 ドーン、ドーンと音の激しいクレー射撃場の先辺りで、市野川の右岸へ。
橋の欄干にはコアラが。3日目に歩くこども動物公園の人気者、コアラにあや
かったのでしょうか…。


 右岸は少しで川を離れ、東京農大のグランドの間を抜け、岩鼻運動公園の
横を通過、陸上競技場の向こうの高台の家並みは、30㎞コースで川に向かっ
ての急な下りの所です。


 もう一つの川、滑川(なめがわ)の先の野田集会所が最初の給水所。お茶と
梅干しのサービスを頂きました。


 20㎞コースの中間のチェックポイントは、東松山ぼたん園。ボタンは季節
外れですが、冬桜が何本もあり、かなり花が開いていました。


 ぼたん園を北に抜け、東松山ゴルフ場沿って進んで行くと、あかつき園という
施設があり、飲物や野菜などを販売しており、休めるようになっていました。


 秋葉神社の先で田園地帯へ。まだ刈り入れ前の田んぼも残っていました。


 スリーデーマーチの地元、比企郡(ひきぐん)の名のもとになる比企氏ゆかり
の宗悟寺の先から小さい流れに沿って進みます。桜の木の下でお地蔵さんが
迎えてくれました。


 その先は、田んぼと林の間の気持ちよい遊歩道です。


 小さい峠を越えて、国営比企丘陵森林公園に入ります。昼食お勧めの場所は
このケヤキの色づく運動広場。

 
 気温が上がって暖かなので、木陰で食事をする人が多かったようです。


 豊富な広葉樹や松などの多い公園内を、南に進みました。


 森林公園の南口を出て、森林公園駅前まで、遊歩道や緑道の横の側道へ。
公園南口の駐車場付近の木々は、よい彩りでした。


 ゴールの東松山1小には、13時42分にゴールしました。今回は珍しい、
松山市のミカンサービスが会場の中央で。

 NHKテレビで間もなく始まる、「坂の上の雲」のPRのためのようです。

 中央会場を出て東松山駅に向かう通りでは、何組かのよさこい踊りの連が
ダイナミックな踊りを披露していました。


 今日は25℃近い暖かさでしたが、明日からかなり寒くなりそう。あしたも
20㎞コースに参加の予定です。
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