あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

JRの駅からハイキングで鉄道発祥の地 横浜を歩く(神奈川)

2014-10-09 23:46:16 | JR東日本駅からハイキング
 2014年10月8日(水)

 JR東日本の「横浜えきまつりへ行こう!鉄道発祥の地横浜をハイキング」というハイ
キングに参加した。

 スタートは、JR根岸線の関内(かんない)駅南口。駅構内で受付を済ませてコース地
図をもらい、10時02分に出発した。


 すぐ東側は、横浜DeNAベイスターズの本拠地、横浜スタジアムのある横浜公園。

 横浜スタジアム外野スタンドのそばから噴水の方に回る。この円形噴水塔は、関東大震
災の復興事業として昭和3年(1928)に完成したものとか。
    

 近くには、明治元年(1868)に政府の招聘(しょうへい)で来日して日本沿岸各地
に灯台を建設し、横浜公園や日本大通りを設計した英国人土木技師R・H・ブラントンの
胸像がある。
        


 公園の東北側中心部から真っ直ぐ延びるのが、その日本大通り。


 りっぱなイチョウ並木の通りを進むと、神奈川県庁↑と相対するところに、横浜開港資
料館があった。

 その旧館↑は、昭和6年(1931)に英国総領事館として建てられ、昭和56年
(1981)から横浜開港資料館として使われている。入館して開港当時の資料や地図、
写真などを見る(入館料200円、館内は撮影禁止)。

 企画展示室では、「スイス使節団が見た幕末の日本」という興味深い企画も開催されて
いた。


 そばの開港広場を抜けて、大さん橋のつけ根で階段を上がり、山下臨港線プロムナード
へ。このプロムナードは、新港地区から山下公園にかけて残されていた旧国鉄臨港線の廃
線跡を利用した遊歩道。

 右への緩やかなカーブが、廃線跡であることを感じさせる。


 プロムナードからは、行く手にに横浜税関↑、カーブの先にみなとみらい新港地区のビ
ル群や横浜赤レンガ倉庫などが、右手の大さん橋には、外国の大型旅客船が望まれる。






 さらに進むと、高さ296.3m、70階建てのランドマークタワーも近づく。
   


 線路の残る鉄道橋を渡り、赤レンガ倉庫の南側を港に沿って右手に回り込む。大型旅客
船が間近になり、英国籍の「ダイヤモンド プリンセス」という客船と分かる。

 帰宅後にネットで調べたら、日本で建造された最大の客船で、乗客定員は2,670人、
乗組員数1,100人、総トン数115,875トン、全長290m、全幅37.5m、巡
航速度22ノットで、建造は2004年だという。


 赤レンガ倉庫の東側に停泊していた、海上保安庁の巡視船「あきつしま」↑のそばを回
ると、旧横浜港駅のプラットホームと線路が残っていた。

 横浜港駅は、明治44年(1911)に横浜税関構内の荷扱所として造られ、大正9年
(1920)7月23日に「横浜港駅」となり、東京駅から初の汽船連絡列車が乗り入れ
たという。


 赤レンガ倉庫の西端付近から、山下臨港線プロムナードの延長上の遊歩道を進み、横浜
ワールドポーターズビルの南端から、西に延びている「汽車道」に入った。

 汽車道は、昭和62年(1987)に廃止された東海道貨物支線(横浜臨港線)のうち
の、東横浜駅~横浜港駅間の約500mを遊歩道として公開したもの。

 その東端付近の花壇に、大きないかりが飾られていた。


 汽車道には線路が残り、両側には桜並木が続く気持ちよいプロムナード。
  


 途中には二つの鉄道橋が残り、最初の橋からは「よこはまみなと博物館」のクリーム色
の建物や、よこはまコスモワールドの大観覧車などが望まれる。




 二つ目の鉄道橋は「港一号橋梁」と呼ばれ、明治42年(1909)に鉄道院により架
設されたとか。


 橋を渡った右手の狭い入り江には、大型練習帆船 日本丸が係留展示されている。


 JR桜木町駅に向かう広い道路に、横浜らしいデザインのマンホールふたやタイル絵が
たくさん埋め込まれていて、これらはほかの通りでも幾つも目にした。
    

      
        

 桜木町駅南側のガードをくぐると、小緑地に「鉄道創業の地記念碑」が立っている。
    
 明治5年(1872)5月にこの地に初代横浜駅が開業したことを記念して、昭和43
年(1967)10月に竣工したもの。その後、当初の位置からは少し移転しているらし
い。


 近くの歩道橋で大岡川を渡り、馬車道交差点を左折して、南西に延びる通りへ。

  
 通りには「近代街路樹発祥之地」碑が立っていた。(続く)





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今日の皆既月食(埼玉・所沢)

2014-10-08 20:57:20 | Weblog
 2014年10月8日(水)

 赤崎勇・名城大教授、天野浩・名古屋大教授、中村修二・米国カリフォルニア大サンタ
バーバラ校教授の3氏のノーベル物理学賞受賞のニュースで、喜びにわいた今日ですが、
夜には各地で皆既月食が見られました。

 所沢市のわが家でも、19時過ぎはちょうど月の周辺に雲がかかって一時隠れてしまっ
たのですが、その後晴れて、見ることができました。

 19時31分


 19時36分


 19時55分頃が最大になったようですが、その時は撮るのを忘れていました。




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東海道新幹線 開業日と開業前の試乗時の写真

2014-10-05 18:20:52 | 鉄道
 2014年10月5日(日)

 今日は朝から冷たい雨が降り止まず、外出の予定もないので1日家に閉じこもり、古
い資料などを詰め込んだ段ボール箱を幾つか開いてみました。

 その中に、前回アップ分に関連する東海道新幹線開業の日に撮った写真と、同じ昭和
39年(1964)5月の、東海道新幹線の試乗の時の写真が出てきたので紹介します。

 これは、東海道新幹線開業の日、1964年10月1日に東京駅で撮ったもの。

 1番電車の出発式はもう終わっていて、午前中に撮影したものと思われます。

 以下は、開業前の5月29日、東海道新幹線の試験用モデル線路のあった神奈川県鴨
宮町(現在の小田原市鴨宮町)の国鉄鴨宮基地での試乗の機会が得られ、その鴨宮基地
周辺で撮ったもの。







 
 試乗した車内の写真はありませんが、試乗きっぷは残っていました。





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東海道新幹線開業50年記念入場券発売

2014-10-01 20:58:55 | 鉄道
 2014年10月1日(水)

 東京オリンピック開催の10日前、昭和39年(1964)10月1日に東海道新幹線
が開業してから、今日はちょうど50年の記念日です。

 JR東海では東京駅など4駅で今朝、記念の出発式が行われてようです。

 (今日の朝日新聞東京本社版夕刊の記事)

 私は午後、東京駅に行ったので、50周記念の催しなどはないだろうかと探してみたら、
八重洲中央口のJR東海のきっぷ売り場で記念入場券を発売していました。
        

 東京駅での発売枚数は3,000枚で、まだ残りがあり購入希望者の列が出来ていたので、
私もその最後部に並んで購入することにしました。




    

 列はそんなに長くはないので、10分くらいで入手できましたが、残りはもう少なそう
でした。きっぷ売り場には、こんな記念の表示幕が。
    

           

 入手した記念入場券。東京駅から新大阪駅まで、東海道新幹線の全駅、17駅の記念入
場券がセットになっています。

 17枚を見て気付いたのですが、東京駅から米原駅までは140円なのに、京都駅と新
大阪駅の入場券は120円です。どうして関西の2駅は安いのでしょうか…。

 その裏面には、開業当時の0系車両の写真が。


 
 記念入場券と一緒に、50年間に使われてきた東海道新幹線の全系統の車両を並べたフ
ァイルを、希望者に配っていたのでもらってきました。
      

 改札口などに50年記念の垂れ幕などがないだろうかと、八重洲中央口の改札を見たの
ですが、何もありません。


 丸の内口に回って在来線の改札口を入り、東海道新幹線の改札口に回ってみましたが、
こちらも何も表示は無く、普段と変わりません。




 帰ることにして新幹線改札口を離れ、山手線内回り電車で池袋駅に向かいました。




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