この手の読物を昔の言い様では「ハードボイルド」というのでしょう。「新宿鮫」もシリーズ10を数えました。
20~30年ほど前、大藪春彦氏や北方謙三氏の作品を結構読んでいたころもあったのですが、最近はこういうジャンルの本は全くといっていいほど読まないですね。
その中でも、大沢在昌氏のこの作品群だけはずっとフォローしています。前作「狼花」から約5年を経ての登場。ただ、もうそろそろ卒業かもしれません。
どんなシリーズ物にもいえることですが、「水戸黄門」や「浅見光彦」のように「超マンネリによる安心充足感」を求めない限りは、初期の作品で感じた型破りのインパクトや強烈なパワーを越え続けるのは難しいようですね。主人公のキャラクターが魅力的であればあるほど、尚更です。
エンターテインメント小説なので過度な引用はやめておきますが、ワンフレーズだけ。
(p312より引用) あんたが誰かの命より、あたしを優先したら、がっかりだよ。だって、あんたは新宿鮫なんだぜ
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