「常福寺」(古郡) 大師道を行く 後編

2021-01-31 23:17:53 | 神社仏閣など
常福寺(観光三重より)

≪背面の不動山には、
本四国八十八ヶ所大師霊場(お遍路)・西国三十三ヶ所観音霊場を移した石仏254体(219体とも)が各所に安置されており、
それらを歩いて巡拝することのできる「大師道」があり
道程は、一周約1.7km。ゆっくり歩いて一巡りおよそ50分。
平成10年に、農村総合整備事業の一環として大師道が整備され、
より安全に快適に巡拝できるようになりました。≫
参考:「かんべてくてくマップ

冬の青空の元、ちょっと低山登りにスタートしますが「仏様」がいっぱいあるらしい、
「仏様」のことはあまり知らなくて申し訳ないのですが、
どちらかというとウォーキング気分なので、スミマセン。

  車を止めたところから
向こうは「木津川」、最接近!

  
登り易く階段風のところから木津川や県道422号線を望む、
振り向いて、この景色
今度から、この県道を通るとき、ここに目が行ってしまいそう!
(カーブだから、よそ見厳禁!)気を付けないと…

 岩の間に仏様
こういう感じの岩の間の「仏様」がたくさんいらっしゃるのですが、
上るにつれ「岩」ではなく、草木の間に「仏様」、でした。
迷うことなく歩いて行けますが、ほとんどに階段があり、
登ってる!って感じです…(優しい階段なのでとても有難い)

途中、
 「大師山1号古墳」、
他にも4号古墳もあり…

  磐石「御飯石」
「福石」ともいう?

突然、視界が開けます
  
「東屋」もあって、遠くの山々が見渡せますが、
(木々がすくすく成長しているので…というかんじかな

その近くには、「賽の河原」…
  そういう意味がありましたか…
親より先に立つことは、鬼も許さぬか!?…

  
写真など撮りつつなので小一時間は歩いたかもしれませんが、
程よい疲れです、大丈夫です。
いい散策路でした。(もとい、巡拝路)

境内に戻り、やっぱり見上げたくなる「空」です。


 最後、
締めくくりの「ご朱印」(ご褒美みたいなもので(笑))、
染筆です、嬉しいです。

「常福寺」には、国の重要文化財(元国宝)の【本尊五大明王】があって、
年に3回、ご開帳していただけるそうです、次回は4月3日とのこと。
※≪五大明王とは、五大尊・五大力・五忿怒とも称し、
不動明王を中心として四方に位置する
降三世明王(東)・軍荼利明王(南)・大威徳明王(西)・金剛夜叉明王(北)の総称であります。≫(当寺HPより)

いつかは、お目にかかりたいと思います。

ではまた
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「常福寺」(古郡)の大師道を行く 前編

2021-01-31 12:20:24 | 神社仏閣など
(記録は少し遡ります…)

今日は(1/20)上天気 どこを見ても青空ばかり。
最近、神戸(かんべ)方面へ行くことが多く、
国道422号線を南へ走るたび、木津川に寄り添ったところで
大きな案内が見えるので気になっていました。

今日こそ、気になる「常福寺」へ。
但し、すこぶるいい天気なので最大の目的はこのお寺の裏山の「大師道」を歩くこと。
しかも冬の山道だから(ワタシにとって)すごく安全だと直感したので…(笑)。
(誤解のないように、ただただ6本足以上とヘビ系が苦手なだけ

資料によりますと、(諸説いろいろありますが概ねこんな感じ…)
古郡伊賀盆地のほぼ中央に位置し、
周辺には、遺跡(城之越)や古墳などが散在し、
壬申の乱」に登場する『伊賀駅家(イガウマヤ)』が置かれていたと。
 ※駅家(ウマヤ)=早馬がおかれた所・中継点。

*長谷寺の開祖・徳道上人が養老6年(722年)に開いた寺で、
その数年後に聖武天皇の勅願寺となっており、かなりの古刹(コサツ)だそうです。

では、案内標識より少し手前の道(旧神戸小学校近く)を斜め左に入り、
少し広くなっている場所に駐車、そのまま道なりに歩きます。
   楽しみな「梅」。(1/20現在)

江寄山 常福寺】(こうきざん じょうふくじ)
梅や桜、椿など手入れの行き届いた道を進むと
  石段を上り、龍さんにお目にかかり
境内に入らせていただくと、立派な本堂や庭、
    
山門、本堂、鐘楼堂、神戸(かんべ)方面から向こうの山並みなど

  蟇股や虹梁の龍などなど
文化財に指定されている芸術作品が多いのです、必見
(藤堂藩彫刻師・田中岷江(たなかみんこう)作)

『常福寺の由来』や『大師道の案内』など
  
 
本堂から左に目をやりますと、というかすぐに目に入る巨木、
(どこかで見た記憶が…説明を読むと「滝仙寺」にもあるとのこと、
思い出しました、「忍者回廊巡り」で伺ったところですね)
   
歴史を見守る広葉杉(コウヨウザン)です。

せっかくなので、本堂の屋根と青空も一緒に
 

では、本日の目的地へ進むことにしますが、長くなりそうなので…
後編へ
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