「檜尾(ひのお)神社」(甲南町池田)、池田甲賀衆鎮守の杜

2020-09-15 00:17:09 | 伊賀忍者回廊巡り
台風10号通過後に訪れた「龍樹神社」の後、ブログ的には寄り道が多かった…
訪問日9/7の続きになります

土山から小さな峠を越えた辺りで  ここから10分くらいでしょうか
くすり学習館』標識

甲南まで戻り、田園風景の中に溶け込むような鳥居見つけました。
  

檜尾神社】(Wikipediaより)
手水舎のお水が空っぽだったので、どうした?
 ぐるりと周りを見渡している間に…

 出てきたんです
ドウシタドシタ??トツゼンニ、、、センサーがどこかにあるようで(ワタシ ミラレテルノカト オモッタワ)
少しだけ待つと、出てきます、安心してください!
だけど、出たぁ~~と思ってカメラを構えたら、指が写ってしまった

龍さんのすぐそばに
  由緒書き、小さくて急な石段

これはなかなか歴史のあるもので

文正元年(1466)奉納されたものだそう、もちろんここから登らせていただきました。
   石段を登ると拝殿
拝殿横には、やっぱりこれ
  忍びの里案内板

もうひとつ石段を登ると
   本殿

  右側狛犬さんと鯉の滝登りの図

  左側狛犬さんと龍の図
(伊賀では本殿まではなかなか見ることが出来ないのですが、甲賀は粋!ですね)

隣には「檜尾寺」「文殊院」などがあります、
  
今年最後かもしれない紫陽花一輪、よくぞ残っていてくれた!って嬉しかったです。

参考:檜尾神社春の例祭
≪甲賀市甲南町池田に位置する檜尾神社(ひのおじんじゃ)で、毎年3月21日(春分の日)に
行われる、近隣の町では珍しい御田祭※(おんださい)が伝えられています。
御田祭とは春の初め、稲の生長や豊穣を祈願する神事≫です。

※≪檜尾神社の御田祭は、古文書によると明徳3年(1392)にはすでに祭が行われており、
室町時代以上の歴史があると考えられています。
猿田彦神と翁の面をした男性と田植えをする子どもたちが豊作を祈願します。≫

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「長太の大楠」(鈴鹿・なごのおおくす)、心配だった…

2020-09-14 08:52:32 | つれづれ思うまま
明日はどこへ行こうとネットサーフィンをしていて、
観光三重HPのインスタの写真を見、解説を読んで…
≪鈴鹿市南長太町に自生する、樹高約23m、樹齢1000年を越えると
言い伝えられているクスノキです。
周囲が広大な田園で囲まれている為見通しが良く、
近鉄名古屋線の車窓からも遠望できる巨木で、ひときわ高くそびえています。
嘉永年間(1848~53)の「勢国見聞集」の名木之部に
「河曲郡北堀江村 楠 当村の西の方にあり 是を大木神社と云 式内の社なり」とあり、
楠の木そのものが神社であったようである。
1963(S38)年1月11日に県の天然記念物に指定されました。
また、2012年には三重県下では初となる、「景観重要樹木」に指定されました。≫

素直に“大きな楠”を見てみたかったのと、
たまたま下の新聞記事で読んで気になった…そんなことが重なって、
昨日(2020/9/13 午後)、出かけました。(片道約1時間かな)
中日新聞2020.9.8付記事より

現地に着いて、大きな田園地帯で見通しはよく、農道はあるけれど、
駐車スペースはどうしよう?
農作業をしている方の迷惑になってもいけないし、うろうろ困っていたのだけれど、
たまたま、この木の傍にあと一台なら止められそうかなと、
やや強引に3台目として、止めさせていただきました

  

 やっぱり、豪雨と雷で傷ついてしまった  

純粋にこの大楠を見てみたい!という人、そして地元でこの大楠を誇りに思ってる方、
普通に日課としてお参りしている方々など、いろんな人の姿を目にして、
地域の財産なんだなぁ、と。(会話を聞いていて感じたことですが)
好奇心の塊のワタシごときが何を言っても、ただの野次馬だよねぇ…
 どこまで行ったら全部撮れるんだろうなぁ

  
でもね、
近くにこんな木があったら、やっぱり毎日拝みたいし、愛でたい…
  
お邪魔してすみませんでした、遠くからでもちゃんと見えます、

すごい存在感です。
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鶏鳴(けいめい)の滝、マイナスイオン浴びよう!

2020-09-13 01:08:28 | つれづれ思うまま
9月とはいえ、まだまだ日中は蒸し暑い…
ウン年前に行って涼しかったことを思い出し、午後3時出発のドライブ。
三田坂バイパスを通って、国道422号線に出て、信楽町南部の神山(こうやま)の🚥へ。
目指すは、【鶏鳴の滝】(google map)

≪滝の東方にそびえる笹ヶ岳(信楽最高峰)の山頂に古い寺跡があり、
元旦の朝になると、この寺跡の閼伽池(あかいけ)から黄金の鶏が現れ新年の幸を告げる、
という伝説にちなんで名付けられています。
鶏鳴の滝以外にも大小さまざまな滝が全部で8つあり、
総称して「鶏鳴八滝」とよばれています。≫(信楽観光協会HPより)

神山の🚥を左折して、大戸川の支流の神有川(かみありがわ)を遡って
細い県道334号線を南へ、

途中案内板があるので迷わないと思います。
 
川幅が広くゆったりした流れのところもあります。
さらに林道を数分走るその間にも
 所々「滝」らしきものが見えてきます
突然、こんな子が現れます
  さすが信楽
あまりに突然でビックリですけど、ホッコリしますよね(笑)
たぬきさんの案内では、ここは『初音の滝』ですと…
但し、この道は対抗困難道なので、前後車が来ないことを確認しないと撮影は不可。
ワタシは運が良く撮影できたけど、それでも途中数台“対抗譲り合い”でしたよ
(えっ、こんな時間になんで?と思いながら)
対抗にめげずにもう少し走ると、、、駐車場らしき、、、えっ?
🚙いっぱいじゃん   落ち着け、奥にスペースがあるぞ!
(土曜日の16時ごろの話だけど、家族連れやらペアさんもいらっしゃる…)
空きスペースがあったことに安心して、じっくり「滝探検」行きましょう~~
  親水公園と『鶏鳴の滝』案内板

    
手書き風『鶏鳴八滝』案内と忘れ物
緑の中から滝が溢れ出ているような感じ…いいですよぉ

丁度案内板のある辺り
  たぬきさんと『垂尾の滝』(しだりおのたき)

  滝道…

 『白神の滝』との案内です(笑)

 滝の傍はずっと湿気てるので運動靴がいいと思います…
さぁ、いよいよこの先
  

上を見ると
  木の橋があるし「祠」も見えます
残り4つの滝があるようですが、ワタシは勇気がなくてここまで!
 
『鶏鳴の滝』の傍は、ひんやりとした空気が漂い、
水しぶきが飛んで来て、気持ちよかった!

鶏鳴の滝 you tubeで

湧き水の傍には
  こんな花もひっそり咲いてます
(名前、わかりません
鶏鳴の滝を後にして、戻りますが
 

  
深くなくて水遊びができるところもあります、
ここで何組かのファミリーが遊んでいました。
意外と、ここは穴場なのですよ、だから車が多いわけ(笑)。
ワタシが帰るときもまた1台、出会いましたから、、、
 こんな出っ張った岩もありますから気を付けてね

国道に戻って見上げた空  夏と秋が一緒ってかんじです

 「ほっとする信楽」でした。

ではまた
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青山讃頌舎(うたのいえ)、9/11から新企画展

2020-09-12 11:13:18 | つれづれ思うまま
「大村神社」辺りの景色も秋の足音とともに気になり、今年2回目の訪問。
この神社のことは「なまず」さんであまりにも有名なのでまた後日書きます。
   手水舎の主か?にゃんこさん

神社のお隣にあるのがこの施設です。
    
緩い坂を登っていくと
 企画展の案内

   中庭

ミュージアム「青山讃頌舎(うたのいえ)」(伊賀市HPより)ってこんなところです。

ほんにたまたまこの企画展が今日(2020/9/11)からでした、ラッキー
美の視点ー穐月明の収集古物を紐解くー企画展
検温があって、入場券は3種類の絵から選ばせていただき、
この企画展の写真撮影はOKだったような…
   文殊菩薩様、やさしいしかわいい

企画展を後にして、隣の茶室「聴樹庵」へ
    待合、井戸、庭園、茶室外観

    茶室と庭の木々
紅葉の季節が待ち遠しいような…

さて、帰り道
  坂を下ると林から神社鳥居

 左上が選べる「観覧券」(3種から)
この企画展は、12/20まで













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「龍樹神社」、杉の木 むくの木 鎮守の樹

2020-09-11 22:45:32 | 神社仏閣など
とりあえず、ワタシは西側から訪問させていただきましたが、実はこれが「表参道」だった(笑)。
言い訳じみたことを書いてますが、写真を撮った時は後から大きなトラックが来たので、
慌ててて、じっくり石碑を読まずにそのまま参道に突っ込んでいった
帰って写真をよぉ~く見てみると「表」じゃった…

では、続編
「本殿」など見せていただきふと左側を見ると、
 
これまた多くの灯籠が並んでいるのが垣間見えました(まさか、これも参道?)
なんか狐につままれた気分ですが、鳥居に向かって歩くことにしました。
とある解説では、
≪室町時代には神の矛杉(ほこすぎ)が境内を鬱蒼と覆っていたので、
応永21年(1414年)領主岩室家俊により、それまでの瀧大明神という神社名に
「樹」の一字を入れて改名した≫ほど立派な杉があるのです。
こちらの参道には「山の神」鎮座しております。
 

   
鳥居外へ出ます、茶畑が続き、広い駐車場もありました、
あれま、ここまで来れば堂々と止められるのね…知らなかったわ。
同じ参道を戻り、森林セラピーを全身に受けながら、元の鳥居まで戻りますが、
  
途中「倭姫命斎王御禊所」があり、少し離れたところに「垂水斎王頓宮跡」があります。
≪斎王の頓宮。斎王とは伊勢神宮の天照大神に仕えるための未婚の女性で
天皇家から選ばれる。頓宮とは京都から伊勢に向かう途中の仮の宮のこと。
仮の宮なので遺跡や痕跡は残らず、文献などでおおよその位置が知られているだけだが、
ここは発掘調査でその痕跡が認められたとのこと。≫(googleコメントより)

振り出しに戻ってきたところで、ひとつ見過ごしてた大きな木がありました
見上げてビックリ! トンネルのようでした…
 これは何の木?

   
ご立派「むくの木」

“龍樹神社ぐるっとひとめぐり”
森林浴ができて心落ち着くいい場所でした、ぜひどうぞ~~
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土山「龍樹(たぎ)神社」、天狗杉に守られて

2020-09-11 10:06:41 | 神社仏閣など
ここんところ甲賀集中!

台風10号の影響か、風はそこそこ強かったのですが、
今日も行ける🚙と、出かけてしまった 9/7です。
落ち着きがないというか出たがりというか何というか…今回の行程は 

甲賀市土山方面も何度か訪れたことはありますが、神社は初めて…
「鳥居」は2カ所にあります。
帰ってから地図を見て思ったのは、
要するに国道1号線から来ると  標識はある
伊賀から行くと、ここで曲がるのかなぁ… 標識はない!けど

  こっちが「表参道」 
広い野洲川に架かる「岩室橋」を渡り終わって、
少し走り、右折(せよと言われた)して茶畑の中を走ると現れた鳥居です。
よく考えると、神様に表も裏もないわけで、
Google navi の命令通りに行ったら、ここに着きました!というわけです、はい。
こちらから入ると駐車場らしきものはないけれど、
空いている所はあるので駐車可能(来訪者は誰もいなという前提の話)。

すぐ近くを大きな川(野洲川)が流れているということにビックリ
野洲川台風10号後の流れ」(you tube)
左側に見える高架橋は「新名神」です。
普段はもっと静かな流れなんでしょうね。
ここらは「釣り場」のようで、さすがに台風通過後は誰もいない
 

龍樹(たぎ)神社】(甲賀市土山町前野)
(以下頼るべき神社オリジナルHPがないので、訪れた方たちの口コミなどを参考にしています。)
整然と並んだ灯籠のある道を進もう、、、というその手前に
  ユキワリイチゲ
説明板にあるように
≪ユキワリイチゲは絶滅危惧増大種になっており、
天狗杉の周囲にその繁殖地が広がり、
そのために植物生育地保護区として厳重に立ち入りが制限され、
採取・損傷も禁止されており、違反した場合には罰則が科せられます≫とのこと。
今は咲く季節ではないけど、その季節であったにせよ、
静かに見守りましょう~~

    ご神木の「天狗杉」※
≪環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 10m、樹高/38m。樹齢は6~700年。≫巨樹と花のページより
古(いにしえ)から見守ってくれてる「天狗杉」さんです。
迫力満点、悪いことはできません、心の中を見透かされてる気もするし、
両腕持ち上げて、天を拝んでいるようにも見えるし…

  参道と野洲川
天狗杉の林を見ると“ 凛”とします。

  
石段を登り、境内に入ります。説明版ありますがちょっと光って読みにくいかな…
「拝殿」表裏、天満宮の「牛」さん、
  
境内から見る「拝殿」と、その裏からみる「拝殿」では、
光の加減で違った建物のように見えますが、実は「表と裏」表裏一体、光と影のような…
  狛犬さん、
なかなか芸術的で勇ましくみえる…

   
龍さんの傍に牛さんがいて、、、
なんだか見慣れた光景で嬉しくなりました、上野の天神さんの「撫で牛」みたいで…
 開放的で「本殿」に登ります

  左に「天満宮」

  右に「龍樹神社」

 二社揃い踏み

この神社では、毎年5月3日に『ケンケト祭り』が開催されるようです。
  神輿蔵の中の神輿

お祭りの様子は下記動画でゆっくりご覧ください。
ケンケト祭り(土山)
他に「竜王町」にも同じような祭りがあるようですが、
ところ変われば「祭」もいろいろ、ということで 今回はここまで…

つづく
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川上ダム、成長してるよ

2020-09-10 00:40:02 | ダム(おもに川上ダム)
昨日(9/8)、たまたま所用で 矢持(やもち) まで行きました。
行きは、ゆめが丘から摺見へ抜け、摺見から青山工業団地手前右折でコリドールで矢持まで、
ほぼ30分強で行けます。(意外と近い…)
帰りは、川上川沿いに「川上ダム」経由で。

ダム工事進捗状況
 ⇒ 6/28

 ⇒ 9/ 8
定点カメラではないので (ワタシの感!次第) 分かりづらいですが、
現地「川上ダム観眺台」で見ると
明らかに高くなってる、と実感。
 遠くに昔の「橋」が、、、
(幾多の犠牲も伴ってるはず、ぜひ完成させていただきたい)

1か月に一度くらい見ると成長具合が目に見えてわかるかも、です。
夕方だったんですけど、意外と訪問客は多かったです、
何気にみなさん気になるようで(笑)、、、

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昔話でゴメン…ちょっと休憩(笑)

2020-09-09 10:15:34 | つれづれ思うまま
昔(2013年ころ)、こんなことを書いていました。
上野市駅前の「新天地」の中の【映劇】の話、、、

上野市だった時代、いくつの映画館があったでしょう??
US劇場、相生館、映劇(新天地)、忍町にもあったか、、、
最近閉店してしまった小田オークワのジストシネマが唯一残ってたけど、
オークワ自体もなくなり、ぎゅうとらになってますねぇ。

2020年9月現在 未だ、伊賀に映画館はありません

いいんかなぁ、こんな町になってしまって

そうそう、家族揃って「映画館で」映画を見たのは 千と千尋…でしたわ(笑)、昔話でした
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甲賀の総社「油日神社」(甲賀町油日)、甲賀衆の拠り所

2020-09-08 09:59:51 | 伊賀忍者回廊巡り
「重文」いっぱい!です
スミマセン、勝手に短縮してしまって…
「重文」=「国指定重要文化財」(昔は「国宝」、今は「元国宝」といわれることもある)。
「忍びの里パンフレット」資料によると、
≪甲賀衆たちが崇敬した甲賀の総社で、聖徳太子を軍神として崇めた。
廻廊は寄合いの場で、本殿は多くの侍衆たちが力を合わせて寄進したもの≫
≪境内で5年に一度、繰り広げられる華やかな『奴振(やっこふり)』に、かつての
侍衆が集まり氏神にお参りした名残を見ることができる≫と。
(5年に一度か、次回は“2021年5月1日”ですと…来年じゃん、コロナ収まってますように

行きは壬生野IC下車して甲賀町毛牧(モビラ)通って「大鳥神社」へ、
(ちょっと遠回りだけど、野川南🚥からの峠越えは信号がない(笑)ので)
帰りは「油日神社」から上柘植ICで…と自画自賛ルートです(笑)。

 南側からの進入路
↓ こちらは、
  西の入り口の灯籠と鳥居

油日神社】(当社HP)
ご神徳
≪油日大神のみ名は記紀にも見えず、又油日の名も国内に見当らない。
たゞこの地に於いてのみ千数百年の昔から、
油日大神とのみ申しあげて篤い信仰がさゝげられて来たのである。
油日大神はアブラのヒの大神さまであって、
万有始動の根元神として諸事繁栄発展の大本を司られる大神さまである。
従って古来より諸願成就の神として衆庶の尊信あつく、
油の祖神として業界の崇敬があつめられている。≫

ワタシは南側から入らせていただいたので、すぐに
  忍びの里案内板
(ここではクイズはありません)
  龍さんのお出迎え

すぐ正面に重厚な楼門(国重要文化財)
 何やら廊下のようなものが…
楼門くぐります、横にはよく誰かがいたりしますよね……
ここは  油缶(なかなか歴史がありそうな)
反対側は、͡酒樽でした。さすが、アブラのヒの大神様です

突然ですが、パンフレットなどを見ていると、もうすぐ「まつり」があるようです。
参考:「9月11日 岳(だけ)ごもり」
≪道中8合目で杣川源流の清水を採取、準備ができたら火採神事を行う(山頂より氏子地域を祓い清めてから火熾し)=神火≫
≪翌日境内に持ち帰り、13日の大宮ごもりの種火に≫するとのこと。
   「9月13日 大宮ごもり」
≪ 13日には1000枚ほどのお皿に火を灯し、灯明には氏子全員の氏名が入り、氏子はその火を絶やさぬよう24時までお守り≫します。

 
西の廻廊、東の廻廊(国重要文化財)
≪廻廊が取り付く中世の神社建築は、滋賀県内でも他にない。いずれも、
規模が大きく意匠に優れ、質も高い神社景観を今に伝える貴重なもの≫
 境内から楼門と廻廊

 
拝殿(国重要文化財)、拝殿から中門を見る

 
中門から本殿(お隠れしている)、ちょっと右から
本殿(国重要文化財)

本殿横には
 
樹齢750年といわれるコウヤマキ(県指定天然記念物)
西の廻廊から奥の本殿左に見える大きい木です、もちろん「ご神木

  
西の廻廊と楼門、梵鐘(市指定有形文化財)、左手奥には「甲賀歴史民俗資料館

最後にちょっと気になるハナシ
≪伊賀含む近在の多くの寺社仏閣は悉く天正の兵火にて焼失しているにも拘わらず、
甲賀のここでは、信長入洛直前のま新しい建物が揃って温存されていることは珍しいことである。
これは、半年ばかりの期間であったが、奈良一乗院の門跡から脱出した覚慶(後の15代将軍足利義昭)が、
神社の南2㌔に居を構えた甲賀武士・和田惟政の邸にあって信長と連携を保っていたためであろう≫と、、、
また、≪当時、甲賀武士は油日神社を甲賀の総社・自分たちの祖神と仰ぎ、
覚慶公方もまた、永禄8年(1565)のある日一日油日社に詣でている≫(神社パンフ「油日詣でPDF版」より)
麒麟がくるデハ ソコハドラマニナラナイヨネェ 長クナッチャウシ

なんだかいろんな話がごちゃ混ぜになってしまって、
自分でもどうまとめて良いものか?? はて困った

困った時は、次へ行こう・・・

2020/09/15追記
 中日新聞2020/09/15付記事
「油日神社・大宮ごもり」
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続「大鳥神社」(甲賀町鳥居野)、結束は祭礼なり

2020-09-07 09:38:35 | 伊賀忍者回廊巡り
(クラクラ) してきたのは熱中症ではなく、
 ここでこの朱塗りの「楼門」がある!ということへの驚き、
ワタシは一瞬、京都へ来たのか?と思ってしまいました (京都なんて何十年行ったことないのにね(笑))
冷静になりましょう…
  龍さんお出迎え
隣で突然モーター音がしてビックリ、勢いよくお水を出してくれる龍さんでした(笑)。

朱塗りの立派な「楼門」(国登録有形文化財)をくぐると、その色彩とは異なる建物の数々。
しかし、落ち着いたかんじで素晴らしい…そして境内は広い、
ここで7月に「大原祇園祭り」があります。
(本年はどうだったかな?)

(以下、すべて国登録有形文化財です)
  拝殿

  
(拝殿に向かって左)神饌所、(その奥に)神輿庫、(向かって右)神楽殿

 
本殿中門(祝詞殿というそうです)、(疫病退散願いをしてから)後ろを向いて拝殿から楼門を見てみた…
神様にお尻を向けてごめんなさいですが、今 通ってきた参道まで見えました
そっと本殿を
  
左狛犬さん、中央本殿(市指定重文)、右狛犬さん

「楼門」と「拝殿」のコントラストと優美さに惚れ惚れしてました…
広い境内を見渡すと、緑の木々が見えるし、石もあるし、庭園もしくは城跡か?
   

社務所でご朱印を頂いたとき、
「何かのご縁があると聞いて、伊賀から来たのですがほんといいところですよね。
城跡でもありますか? 周りには土塁があるようにも見えますが…」
「伊賀の神社から勧請されてますし、お城もあったと思いますよ」とのことでした。

外回りを歩いていると、隣には「河合寺址」
  

 鳥居野の田んぼ

ワタシが何を書いても伝わらない気がするので ぜひおススメいたします。
鳥居横の例の案内板
  
クイズの答えは載せません(笑)、是非現地で、、、

そして最後にまた、行くところが増えた気がしてワクワクしてますが…ご参考に
   
「忍びの里パンフレット」(ここを訪れる前に「だんじり会館・観光案内所」へ寄りもらってきました)
 伊賀・甲賀地図

≪村々の鎮守の杜は忍者たちの合議の場。祭礼を通じて結束を固めていた。≫
≪「みんなで集まり、話し合いで決める」≫これが「掟」だそうです。
(ソウ 何デモ 勝手ニ 決メヤントイテネ,,,)

ここまで来たら、次は甲賀の総社「油日神社」
ここも凄いよ!
ではまた



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