「甲賀の里の祇園さん・大鳥神社」(甲賀町鳥居野)、牛頭天王さま鎮座

2020-09-06 00:46:11 | 伊賀忍者回廊巡り
大山田・平田の「つばや」さんの「せえくろもち(スペシャル)栞」の説明で、
「牛頭天王(ゴズテンノウ)」=「素盞(戔)嗚尊(スサノオノミコト)」=「祇園祭のルーツ」であると教えられました。

そして、何やら阿山・馬場の「陽夫多神社」とも関連ありそう…ということと、
もひとつは、三重県伊賀地域の情景・dawn」さんのブログに、感化されたこともあり、
コロナコロナト モンクバカリイッテイナイデ 悪疫退散願イ シテクルノダ

甲賀町・鳥居野【大鳥神社】へ
(送迎の関係で何となく土地勘はあった…けど)
dawnさん曰く
≪疫病除けの神様として親しまれている。
この神社の由緒には、
元慶六年(882年)平安初期に伊賀国阿拝郡河合郷篠山嶽より大原中に勧請※され、
その後現在地に移し祀られたと記されており、
伊賀市馬場にある陽夫多(やぶた)神社と関係が深いらしい。
※勧請(かんじょう):神仏の来臨を請うこと、とのこと。≫で、伺ってびっくり!
正直、この古びた田舎町でこの規模の神社があるの?
普通に道を通っただけでは、この神社は見えないよねぇ(鳥居だけなら見えるけど)、
(言葉では言い尽くせないので 以下写真でどうぞ)
  
大原川「祭禮橋」から歩いてみました、実際は神社の傍の駐車場に車を止めたのですが、
遠くを見てみると「石灯籠」の参道が続いていたので“振り出し”から歩いてみたかった…
途中大きな栗の木があって、その辺りの草刈りと格闘しているご夫婦に出会いました、
気温35度くらいでした、「この暑い中来てくれてありがとう」って言われてしまいました(笑)、
こちらこそ、お手入れご苦労様です、と。
平成5年と彫ってある灯籠なので、比較的新しいと言えば新しい参道、やっと入り口です。
   
今度は、大橋川の「大島橋」、訪れた9/5は、台風接近前できれいな青空でした…
橋を渡るとすぐ左側に
   
「源氏蛍保存区域」のせせらぎです、
 石造りの太鼓橋は「市指定文化財」とのこと。
6月初旬~中旬、改めて来てみたいですねぇ、

素朴な“ the inaka" 風景なんだけど、どんどん奥に引き込まれていくっていう感じ…
そこに突如現れる上り口3つ、
  ここを登れば…
垣間見えたのは“絵本の世界”か?
 えっ?ここはどこ?
ここで、朱塗りの門ですか?
ざっと説明版見ましょう~~
  なんと登録有形文化財の多いこと
ワタシ   してきた

つづく
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ほに近場に「滝川ダム」、そして「大山田・真泥(みどろ)池」へ

2020-09-05 15:30:12 | つれづれ思うまま
なんと市内(城下町内)から10数分で行けるところにダムがあるということの驚き
15年ほど前に一度行ったきり、忘れかけていた存在ですが、
意外と地元の人さえ知らないようなダムなので行ってみようと思い立った、
2020年5月中旬頃の思い付き…

ゆめが丘(ロート製薬🚥)から比自岐地区・摺見(するみ)に抜ける高速が出る(=高速道路ではない)
道路を走り、コリドールのT字路を左折(大山田方面へ)、少し走るとこんな標識


滝川ダム
伊賀市高山にあって、淀川水系滝川にある生活貯水池ダム。重力式コンクリートダムです。
1999年に完成しているのでちょっと荒れてきた感じはしますが、
丁度ツツジは満開(伸び放題ですけど(笑))…

一組の家族連れ、2組ほどのペアなどに会いました。
(コロナ禍真っ最中で外出自粛と言われていた頃です)
みんな(私も含めてですが)、お外に行きたかったのでしょうね!
「3密」を避けられる場所を探して走ってた頃の記録、、、
※ダムカードは「伊賀県民局」でいただけるそうです。←「現在中止」とのこと。
  (撮影日2020/5/17)

  (撮影日2020/9/4)
季節の花や樹木がないとほとんど変わり映えしませんね(残念ですが)
  (同日、やまはぎ?)
唯一、通り道に秋の気配です(笑)。

さて、滝川ダムからコリドールを走って、途中交差点で左折、山際を走って「鶴寿園」方向へ
「鶴寿園」の前に駐車場があってその横の道を入ると「真泥ダム堰堤」に出ます。(若干泥道
真泥池
 
水田だった頃、
   (以上撮影日2020/5/17)

   (撮影日2020/9/4)
刈り取り始まる頃…

明日(9/5)は、ちょっと甲賀まで
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小さな公園の石碑から「鳥坂神社」(大山田・甲野)へ

2020-09-04 11:13:29 | つれづれ思うまま
前日(2020/8/31)に、出後の田んぼのど真ん中辺りで見てしまった「鳥坂神社」石碑。

周りどこを見渡しても神社らしきものは見えないので、家に辿り着いたら調べようっと…

「辻堂古墳」からの帰り道、平田の旧街道を通ってました。
ここは、昔から7月最終土曜日に「植木神社」の祭礼があって、だんじりが通ることは知っていたので、
「だんじり蔵」を探しつつゆっくり走ります。

ただ今年は、言いたくないけど「コロナ禍」でここの祭り(祇園祭)も中止になってます、
どこもかしこも中止!中止!!って ったく、
怒りの矛先を持っていく先がないので「神社巡り」になっているのかもしれないなぁ…
神様お願いしますよぉ~~

 
平田西町(左)、同東町(右・植木神社横)の蔵、もう一台はどこにあるのか…見つけられなかった
うぅ~ん、中のだんじり見たいよぉ、(知人の上記FBで我慢しておこうっと)

愚痴ってても前進はしないので、気を取り直し、日を改め 9/2 に行きました。
台風9号・10号の影響か、お天気はあまりよろしくないけど、
雨が止んだ!その時を待っていた、、、

場所は、大山田・甲野
≪※(いわネットより)甲野は、山田盆地の北東部の丘陵地に位置する。(鳳凰寺の北西隣り)
地内に、延喜式内社の鳥坂神社がある。室町期には、北伊賀の八大寺の一つの安養寺があった。
寺領は八百石で、寺内には二十もの坊があったと伝えられている。
天正伊賀の乱の際、織田軍により焼かれてしまった。後に再建され現在に至るが、当時の面影はない。
(甲野地区は)昔、かぶとでも作ったのではないかと言われているが、定かではない。≫とのこと。

駐車場はないけれど、農道に余裕があるので、駐車はできました。
  
甲野の田んぼ、赤川に架かる宮前橋、赤い欄干が田園地帯に生えます!
 鳥居前

鳥坂神社
   
稲を背景に龍さん、鳥居をくぐると狛犬さんが出迎えてくれて、
雨後の適度な湿気、それがむしろ落ち着いた雰囲気を醸し出しているようで
厳かな気持ちになります、ここはエエとこやん!

   狛犬さん
噂では伊賀の乱兵火で「狛犬」だけが残ったとも聞きますが…(定かではない)

 ご祭神さまたち

少し高くなっているところ、上がれそうだったので行ってみると…
    本殿が見えます
古いけど手入れが行き届き、安心して行ける場所でした

 
も一度、神社の森を振り返り、甲野の田んぼを見て、さぁ帰ろう~~

 
少し車を走らせると、伊賀牛さんに遭遇
以前、ここら辺の風景を見た時は、牧場の対面の道から見てたのです…
 (撮影日:2020/5/18)
奥に見える池の堤 ↓
何やら大きな池があるなぁと思っていた、その池は「山王池」というらしく
大山田B&G海洋センターのカヌー艇庫があるそうです、行ってみよう!
 
ここではカヌーの練習ができるんですね(木津川下ってみたいねぇ…)

さぁ、真泥経由の帰り道…
ではまた
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迷子どりとうちのハナ

2020-09-04 00:36:10 | つれづれ思うまま
 にらめっこしてますが、
この子は弱ってそう…(でも、触っちゃダメなんだよねぇ)
うちの子がちょっかい出しそうなんで、見守ってました

 どうする、おまえ、、、





寝落ちしてしまったので…その後、ほうこくしてなかったですね…



元気のないとりさんは、ずっとうちのハナさんににらまれたままでしたが、
意を決したように飛び立とうとするも、やはりパタパタ…と飛ぶのが精一杯。

お仕事帰りのご近所さんと家人とワタシとハナが見守る中、
 お向かいさんへ
すると、ハナもすごい勢いで追いかける、ハナをまた勢いよく追いかける家人、、、
三つ巴様相を呈してきましたが

必死になって飛ぶとりさん(上2枚は、黄色のところまで飛んで行った!という写真です)

電線まで上がったことを確認して、我が家のハナさんを家に入れ、戸を閉めました。

だから、あとは見ていないのです、無事であることを祈るしかない…
どうも、お騒がせいたしました。

何せ、野鳥は触ってはいけない!ということしかわからず、こういう時の扱いを知らないので…
ある意味、関わるのを避けていたのかもしれない、ただ猫に襲わせる訳にも行かず…

これが精いっぱいの行動だったわけです。(2020/9/4 10:00追記)
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大山田中島~出後~中村界隈、目指せ「辻堂古墳」

2020-09-03 11:11:34 | つれづれ思うまま
(訪問日:2020/8/31)
大山田の中心地・平田から
 山田橋を渡りると

 ちょっと古いが「中島地区」の案内

どうして、ここからスタートしたかと白状すれば、
とある伊賀の情報誌で「大山田散策レポート」を読みました。
それでね、本来は歩いて回ろう!なんですけど、選んだ時期が今!だったので…車で行った次第。

もう少し涼しくなって服部川の河原のススキが穂を出し、
稲刈りも過ぎ、柿が実るころなら歩けるかなぁと、一人考え中(笑)。

【涼泉寺】(曹洞宗)
  涼泉寺前の田園

ここから出後(いずご)方面へ向かったつもりが、迷いました
 小さな公園?
かと思いきや…【延喜式内鳥坂神社※】の碑がありました、神社はどこ?
※鳥坂神社(甲野)は、後日改めて行きましたので、またあとで…

 
迷い込んだ【萬像寺】(曹洞宗)、境内の松の木が渋い…
ここの近くには「永井氏城」という城郭跡があるようです。
(確かに、山際の道を走っていると「案内板」を見かけます)

今度こそ、迷わず「出後」の旧街道ですが、道は綺麗に舗装ホヤホヤでした。
  
常夜燈のある街道!(という説明がありました)、「いづご橋」を渡ると国道163号線に出ます。
西へ戻ること少し、
目指せ!「辻堂古墳」は、すぐそこ、、、
   稲刈りももうすぐでしょうか

  古墳の向い側に祠があります
やっぱり覗いてしまいますね、どなたがいらっしゃるのだろう??

  蛙さんとお地蔵さん

【辻堂古墳】
 説明版
参考:大山田の古墳(詳しく書かれています)

   
ぐるり一周撮りましたが、綺麗に整備されていて見易かったです。
(もう少しワタシに古墳の知識があれば、なお面白かったんだろうなぁ

好奇心の塊が動いてるようなもんで…(笑)
いつか、こんなところへ行きたいなと思われた時の参考になれば、嬉しい限り。

基本3つの古墳(鳴塚・寺音寺・辻堂)は行きましたが、
大山田地区は「古墳銀座」と言われているそうなので、興味のある方はまだまだありそうですよ~~

大山田の旅、※「鳥坂神社」行きます…

(参考:伊賀ぶらり旅・大山田編伊賀市役所観光戦略課ページ)
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大山田歴史探索そこかしこ、合間の田園風景、そして「(鳳凰寺の)薬師寺」

2020-09-02 10:49:23 | つれづれ思うまま
皆さん
「ここは、タイヘンですよ!」
あれも見たい、これも見たいと欲を出すと、一日では終わりません。
ポイントを決めて行かないとダメです。
ワタシは欲深いおばさんなので、結局失敗します(勉強が浅すぎて) 、、、

取り急ぎは、秋の収穫シーズンになってしまったので、田んぼを追いかけるつもりが………

(振り返ると)「気になるところ行ってみた!」報告です(笑)。

以前 8/2 (奥余野公園・壬申の乱古戦場跡訪問記)にこんなことを書いてました、再掲しますが、
『(大山田の)【鳴塚古墳】の説明にそんな文言が書いてあったような…
壬申の乱の後、伊賀采女宅子は郷里の大山田へ帰り、
わが子・大友皇子の冥福を祈って鳳凰寺を建立したといわれ、
大友皇子は「植木神社」の祭神でもあるとか…
   』

鳳凰寺】と書いて、「ぼうじ」 と読みます。
気になってました…(ある意味、政治の道具でもあった悲しい女性のハナシ)
地元の方の説明では、鳳凰寺そのものは今は存在していないけれど、その昔
≪約1200年前、白鳳時代に鳳凰寺と称する大刹(たいさつ=大きなお寺)があった≫と。
そして、「日本書紀」に記されているのが上記の「宅子(やかこ)」さんのお話。
そこで【薬師寺】(所在地区名:鳳凰寺、ここがややこしいところ…)へ行きます。
   龍さんが居てくれました、嬉しい

   
≪当寺の伽藍が相当の規模であったことが礎石の配置によって想像される。
鳳凰寺はその後、天正伊賀の乱の兵火に焼き尽くされたが、慶長3年(1598年)、
清存法師が再興し、轟山薬師寺と改号、鳳凰寺は郷土名として今に残っている≫とのことでした。

薬師寺(鳳凰寺廃寺跡)
薬師寺の中に鳳凰寺の遺構がある…そして鳳凰寺は地区名でもある…謎が解けた気がする
   回転式「般若心経」
これがあれば、ワタシ タドタドシクテモ 唱エラレルカモ…
 薬師寺前に「とどろき館」

  鳳凰寺の里の田園風景

大山田地区は服部川沿い=伊賀街道=ほぼ現国道163号線に各集落が成り立っているところで、
それぞれに歴史の証拠たるものが残っている…ということを再確認しました。
翌日、出直しドライブです、本当は歩いて回りたいところですが、それは別の機会にとっておきます(笑)。

次は、三つ目の偉大なる古墳「辻堂古墳」(中村地区)へ~~
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NHK「英雄たちの選択・天正伊賀の乱」

2020-09-02 10:48:59 | つれづれ思うまま
気になりますね、伊賀の人間としては、、、打倒信長!戦国忍者の戦い、、、

忍者回廊巡り(まだ完結はしていないけれど)で、そこかしこへ行きました、
どこかしこも焼かれてました、残された遺構や説明書きなど見るたびに、何をしてくれたんや!という
怒りが込み上げてきたものです、その真相がわかるのかしらん
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伊賀の大山田、「寺音寺古墳」辺りの田んぼと「大日殿極楽寺」へ

2020-09-01 11:09:37 | つれづれ思うまま
寺音寺古墳(じおんじこふん)】辺りは、先ず菜の花の季節に~~
   
この風景を見て、菜種油の後はどうなるんだろう??と…気になってました(笑)。

夏も終わりのはずなのに、ちょっとは涼しくなるかと毎日期待しているのに
日中、気温は36度前後の日ばかり、、、(「のに」ばかり使ってると「愚痴」になります
いい加減この暑さに疲れてきちゃって、家にいるより車に乗って、
せめて自然ではないけど「涼」を取りたいと…出かけますが、
車から離れた途端の温度差にやられてます

めげるなワタシ!と気合を入れて、少しでも「秋」を感じたいなと、お出かけしてる今日この頃。
(ウォーキングはまだ無理!)

でも、やっぱりいいですよ、日照時間ととともに「秋」はすぐそこに来ています…
  

  寺音寺古墳と飛行機雲

そういえば、まだ肌寒い頃、知人に“興味をそそられるお寺!?”があるんやで…と教えられ仲間と行きました。
今、改めてもう一度行ってみようかな…と思い立つ、やっぱり行き当たりばったり(笑)。
うろ覚えなので、googleナビを使い、何とか行けましたよ~~

大日殿極楽寺】曹洞宗のお寺で、「甲野の大日さん」と親しく呼ばれているそうな…
本堂、四天王立像、梵鐘、大日如来像は旧大山田村文化財指定。
地元の人によると、牛馬の安穏祈願所として有名だそうです。

さて、
   

  
朱塗りの山門をくぐりますと、本堂の屋根には「千木」が…
ここは、とても珍しい「神仏合体型」お寺なんですねぇ。
何か不思議な感じがして、心惹かれるところです。
   
まさに合体! 草鞋は何故かな?
これで、夕刻16時30分の空です、綺麗でしょ…

  青もみじの池
秋にもきっと伺いますよ

 山門から甲野の田んぼ

2日連続大山田に通いましたので、その1日目でした(笑)。

では、また明日








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