昨日は展示会をハシゴした。設計で採用している外壁メーカーの新商品の案内を受け、実際にその色と構造を確認に行く。営業担当に事務所に来てもらって話をするのが通常だが、いつも営業から来てもらうという、ちょっと設計事務所の特権みたいなものだけで仕事をするのではなく、こうしてこちらも足を運ぶことで対等な立場で接していたいという気持ちと、実際に開発の担当者から技術的なことや商品の詳しい説明が確認出来るので、設計への検討がとても実質に即すと思っている。
今回はまだ商品化されていないという新色が良かったので是非商品化をと話す。
もう一つは、知人から案内をもらった設備機器の大展示会だ。知人が開発に関わっているという福祉機器の展示では、メーカーの担当と名刺交換でこちらが福祉住環境コーディネーターと分かると詳しく、介護や病院のことなど事例も踏まえて会話が弾んだ。
また、現場で採用を検討中のエポキシ樹脂の洗面化粧台の天板材料があるのだが、今回洗面器と一体整形出来るようになったという。(まだカタログには出ていない新商品)
これまで一般的な人造大理石では洗面台との間にシーリングが必須であったが、目地なしというのは、見た目の美しさだけでなく、手入れのしやすさもあり、クライアントには喜ばれるだろうなと思いながら、後は価格が実際にいくらになるかをチェックしながらの採用になるだろうなと会場を後にする。