せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

もくぴーすの輪は広がって。。。

2016年11月07日 | 森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト


「よこはマルシェ!出展」会場にお越しいただいた皆様、
誠にありがとうございました!

今回、用意した企画品、それぞれのマーケティングとリサーチ
手応えを頂きました。

様々な発見があり、本当にびっくり。

例えば、、、もくぴーすノート。


木の表裏表紙。
私たちは、スギの手触り感、ぬくもりを伝えたいと
試作したのですが、

色弱者の方が、目を近づけて書くのに、
支えになって良いとお買い上げくださいました。

通常のノートだと柔らかくて曲がってしまい
文字が書きにくいのだそう。

つまり、下敷き代わりになるということですね!
お〜、本来の板の役割があったか!と、こちらが学びました。

それから、レーザーカットの穴あけも、
どちらが表紙か上か下かを見極めるのに役立ち、

そうだったのか!
無意識のデザインに、意味があったのです。
来場の方に、多くのことを学んだ一例です。

エシカルデザインは、
今後ユニバーサルデザインの方向性も取り入れたいと
心に誓ったのでした。

木を長く使いたいから、ノートを使い終わったら
中身は変えられるの?
との質問には、

変えられるけれど、
できれば新しくしてほしいなぁ
とも、思ってしまい、

スギを循環させるものと
大事に使うものとの両立も考えさせられました。

写真の新作もくぴーすデザイン「もくマリン」も
焼印タイプと穴あけタイプをご用意したのですが、
穴あけタイプが、人気でした。

焼印タイプは木肌の色で変わるので、それはそれで面白いのですけれど
やはりカットがある方が、手間がかかっているように見受けられるのでしょうか。。。

もくぴーすの方向性も考えさせられました。

まだまだ学びは沢山ありました。
素敵なご縁と天の励ましに、まずは感謝です!