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今日は立冬です。
庭木の木頭(柚子)が黄金色に染まってきました。
太陽のありがたみを感じる冬到来です。
朝晩は冷え込みも増し、冬の足音がヒタヒタと聞こえてきます。
皆様、お変わりありませんか?
最初に、11/3のくまもと型復興住宅の合同説明会に来てくださった方
いろいろとお話ができて良かったです。
様々な案がある中から、どうぞご自身にあった設計事務所、
工務店さんの案をお選び頂けたらと存じます。
まだまだ、着工数は、被災した方の世帯には届いていません。
「生活再建ができ、やっと住まいを考える心の余裕ができてきたところ」
「子どもの進学や就職が決まるまでは、家のことは考えられなかった」
とおっしゃる方。
本当に、これからだなと思います。
来月には、UIFAの女性建築家の先輩方が、
住まい相談も検討してくださっています。
前回は、仮設住宅に赴き、スライドや模型で説明をしました。
メディア等で取り上げられなくても
くまもとの支援を陰ながら応援くださっている方も
おられるということを、ここに記しておきたいです。
説明会会場では、案の参加者が半分程に減っていました。
五木源住宅グループは、全員参加でしたが、
復興住宅は、コストが低く
儲けにならないので、手をつけないという方も
おられるようです。
正直に言えば私たちも厳しさに変わりはありません。
それでも、本物の木の住まいに暮らして頂けたらと
こうして参加を続けています。
ここから、明るい話へ、今日のテーマ
お会いした方と、オフグリッドの話ができました!
私には感動でした。
東日本大震災後の設計依頼では、耐震だけではなく、
依頼主さまとは、自家発電のことも色々と議論を重ねました。
当事務所の依頼主さまには
太陽光発電や、ガス発電を採用してもらっています。
自家発電と蓄電池。
循環型の木の住まいと組み合わせたいオフグリッドシステム。
東日本大震災後の設計で、ずっと検討してきたことの一つに、
自家発電があります。
太陽光発電を載せたいとおっしゃる方に
セットでオススメしたのが蓄電池。
しかし、日本の会社の蓄電池では寿命が短すぎて、
見送りました。
なかなか依頼主さまに提案しずらかったのですが、
海外製は進んでました!(英語が苦手の情報収集不足を反省)
まだコストの課題はありますが、
機能を考えればその金額は、住宅への導入もやぶさかではありません!
先日の県庁でのくまもと型復興住宅の合同説明会に来られた方から
私たちのブースにて、この辺りの質問が出て、
熊本地震後も意識のある方が現れたと喜んだものです。
日本と海外を行き来して活動されている
株式会社アイジャスト( 注意:某サプリではありません)
の辻さんにオフグリッドのことを教えてもらいアイデアを温めている私です。
オフグリッドとは何か、
について教えていただいたこと簡単にまとめると
簡単に言えば電気の地産地消。
蓄電池に溜めておいた電気を使う。
災害時の停電もない。
インフレで電気料金が上がることがない。
私が教えていただいたアイジャストさんのサイトはこちらです。
http://ijustinc.co.jp
私自身も依頼主さまや先駆者に学びながらの
設計活動です。出会いとご縁に感謝したします。