![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/1e/bd1e79226addbda88f3076141a72e044.jpg)
ここのところ、年を重ねてきて、
時代の変化を感じ、これは良かった!と思うこと。
それは、女性のプロに出会う機会が、本当に増えたこと。
我が子を取り上げてくれた産婦人科の先生は男性でしたが
奥様も女医さん。今、更年期の相談は
その奥様の方に見てもらっています。
毎回、台に乗って検査もしますしね。
これまで、乳がんの検診で、触診する医師や
マンモグラフィ(あの乳房を潰すや検査です)の技師は男性でしたが、
今年はどちらも女性でした!
年を重ねても、デリケートな部分に触れられるのは
やはり同性に越したことはありません。緊張感が違います。
こんな時代が来るとは、、、単純に嬉しい。。。
昨年は、人間の普段は出す方の穴から、
逆流してカメラを入れましたが
その時も担当が女医さん。
ほんと、恥ずかしさが半減しました。
医療の現場で、
女性の進出は進んでいるなぁと実感します。
建築の現場はというと、、、どうでしょう。
監督さんには、何人かお会いしましたが
職人さんには、まだ、ほとんどお会いできていません。
そんな中、一人の女性が
自力で再生した古民家再生の民泊があると知り、
泊まってきました!(TOPの写真は食堂)
↓玄関、昭和初期の住まいに手を入れて民泊に再生。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f3/c6b04f730fdb305d391517499505ae59.jpg)
先々週の熊本の現場の仕事の帰りに
福岡まで、足を伸ばしたのです。
豪雨の最中、SNSやブログにアップするのが
はばかられました。
しかし、ここまで初めてでも、出来るんだ!
ということが、むしろ勇気に繋がるかもしれないと
そして、私の感動した気持ちも
忘れぬうちに綴っておきたいと、
今日は、その民泊体験にお付き合いください。
↓受付のホール、アーチは、補強も兼ねて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f2/12c52ea4bc352ce0b09a6d28a41419df.jpg)
一度には紹介しきれません。
ブログを分割して書きます。
まずは、1回目の本日は、
女主人であり、女大工である
カズコさんの空間づくりの経緯から。
とにかく、凄いの一言です。
私も、まぁまぁ、無鉄砲な方ですが
彼女の人生の思い切りの良さには、
脱帽しか有りません、笑。
約13年前に、親戚、縁者、友人さえいない
全く頼る先もない、畑が広がる福岡の山あいの田舎に、
単身、引っ越されました。
手に入れられる古民家が、ここにあったというご縁で。
それまでは、教室を開く陶芸家を
東京でされていたそうです。
だから、タイルがいっぱいの空間になっています。
↓cafeの洗面所、タイルと流木でデコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/f6/65f5bf58931e7fedfabd3c34f250cc1d.jpg)
子育ても終わり、一人きりとなって。。。
タイルと建築の融合を夢見て!
もうそこかしこに、彼女の工夫が凝らしてあって
飽きません!これは、2回目で綴りますね。
もしかしたら、出来上がったものだけ見ると
建築を知らない人には、作るときの大変さと苦労は
伝わりにくいかもしれません。
雨漏りを修復するのに、
いろいろな防水方法や材料を試したり、
失敗しても、諦めない姿勢や
光や風の入れ方など。。。
見えない部分も工夫がいっぱいなのです。
だからこそ、私の感動はひとしおでした。
しかも、彼女は陶芸は経験があっても、
大工の経験は、一からだったそう。
道具を揃え、作り方を独学し、
材料は材木屋さんから譲ってもらいと、奔走されてます。
男性でも、これだけの気力体力がある方は
どのくらいおられるかしら?
資金は、夜中のトラック運転手で稼いだそうです。
昼間の大工仕事との掛け持ちで。
タフです。タフ過ぎます。
夢を実現させるためのパワーが凄いですね。
詳しい工事の様子などは、
泊まるとアルバムを見せてもらえます。
残念ながら、雑誌やメディアの取材は受けていないそう。
女性一人での運営と暮らしに、やはり不安もあるようです。
それは、私も同感です。
民泊も、女性専用です。
民泊にするまでの手続きや、様々な課題もお聞きして
何度か、もうダメかも!?というような時もあったそう。
あぁ、挫折されなくてよかった!
とにかく、どこを切り取っても、
絵葉書になりそうな素敵な空間になっています。
タイルを散りばめたお風呂など、
建築家ガウディを彷彿させるなぁと思ったら
やはり、スペインのグエル公園をご存知でした。
↓浴室の窓周り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c7/6556530eadb90200ec7b0c56dc05ca83.jpg)
ね! 素敵でしょう。
いろいろご紹介したいのは、山々ですが、
本日は、この辺で。
次回は、私が「まぁ、キュート!」と思ったところを順にご紹介します。
本日は、この辺で。
次回は、私が「まぁ、キュート!」と思ったところを順にご紹介します。